企画展「親子で楽しむミュージアム 美術館の動物たち」には、多くのお客様にお集まりいただきました。ありがとうございます。
展示解説の方は、子どもでも理解しやすように書いてありますので、ギャラリートークではもう一歩踏み込んでお話させていただきました。
作者のこと、描かれた時代背景、見どころ、解釈の仕方など知ればしるほど魅力あふれる動物絵画。笑い話も交えながら、皆さんと楽しい時間を過ごすことができました。
若冲の鶏。墨の濃淡、筆の緩急が躍動感を生み出しています。
狙仙の双幅の猿は、一瞬を捉えた右幅と、しみじみとした情感ある左幅の対比が作品に深みを与えています。
諸葛監の牡丹猫図。細部へのこだわりには脱帽です。
郷土の偉人、松森胤保の『両羽博物図譜』には皆さん興味深々でした。正確な描写の中に、動物への愛情が感じられます。
開催して2週間と少し経ちましたが、お客さまには分かりやすさと面白さからご好評いただいております。
動物クイズをはじめ、館内での作品のスケッチや動物の折り紙など、例年以上に子どもたちが美術館を楽しんでいる様子が見れて大変うれしく思っています。
夏休みもそろそろ終わりに近づきました。海・山・動物園・水族館と一通り楽しんだら、最後は美術館でしめませんか?小中学生は無料で入館できますので、ぜひお越し下さい(´▽`)
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