開催中の展覧会「応挙・蕪村・呉春 ―四条派の形成―」のギャラリートークの様子をご報告します。
ゴールデンウイークという事もあって、友の会会員を含む20名以上の方にお集まり頂きました。
蕪村の生涯と画の特徴、応挙の生涯と画の特徴を解説し、
呉春がそれをどうのように吸収し画風を築いたのか、作品を通して考え、感じて頂きました。
後半は、呉春を祖とする四条派の作品から、作家や時代と共に変容する表現を鑑賞しました。
明治以降の四条派系統の絵画はいわゆる「日本画」であり、洒落て装飾性に富み、程よくリアリティを感じられる画風が、現代の私たちにの心や脳にスッと入ってくるのかもしれませんね。
「応挙・蕪村・呉春 ―四条派の形成―」展は5月27日までとなっており、ゴールデンウイーク中もお楽しみ頂けます。ぜひ、足をお運び下さい。
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