本日、22日より「雛祭古典人形展」を開催します。本間美術館の雛祭古典人形展は、昭和23年(3月3日~3月14日)の第1回より、今年で66回目となる歴史ある展覧会です。
当初は旧家や蒐集家から人形をお借りして開催していましたが、回を重ねるごとに多くの方から人形を寄贈していただき、現在では400体以上の古典人形を収蔵、公開しています。
美術展覧会場では内裏雛を中心に、御所人形や衣装人形を紹介しています。こちらの人形は、鶴岡市の実業家の方から寄贈していただいた200体余りの古典人形の中から展示しています。
庭園内の清遠閣では、旧家に伝わる豪華な壇飾りや実際に観音堂に奉納された傘福、鵜渡川原人形などの土人形・郷土人形を中心に展示しています。建物の雰囲気と相まって、懐かしい気持ちで雛祭をお楽しみいただけると思います。
「雛祭古典人形展」は4月7日までです。北前船によって関西と交易のあった庄内地方に伝わる古典人形は、京都製の人形が多く、美術品として質が高いので一体一体をお楽しみいただけます。
今年の酒田は雪も少なく過ごしやすい日が多いので、ぜひ遊びにいらして下さい。
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