11月20日より、鵜渡川原人形伝承の会による「鵜渡川原人形」の展示・製作実演を当館の池の端休憩室で行っており、本日23日が最終日となります。
鵜渡川原人形は酒田を代表する郷土人形です。江戸末期、鋳物師であった大石助右衛門が作り始めたといわれる土人形で、現在は「鵜渡川原人形伝承の会」の皆さんが、大石家のご指導のもとに人形の製作と保存活動を続けています。
素朴で温かみのある鵜渡川原人形では、お雛さま・恵比寿さま・大黒さまなどの吉祥人形のほか、金太郎・桃太郎など昔話を題材にした人形を中心に、当時の世相を反映するような人形がつくられています。
ぜひこの機会に足をお運びいただき、貴重な製作風景を見学し、伝承の会の皆さんのお話をお聴き下さい。見学は無料です。
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