11月18日に文化審議会が行われ、当館の庭園「鶴舞園」を国の名勝に指定するよう文部科学省に答申されました。近く答申通り告示され、国指定名勝「本間氏別邸庭園」(鶴舞園)となります。
鶴舞園は、佐渡の赤玉石や伊予の青石など色彩豊かな庭石を随所に用いているほか、庭園に建つ別邸主屋「清遠閣」の二階からは鳥海山を借景とした庭園を俯瞰できるなど、意匠・構成が優れていることが評価されました。
その歴史は、文化10年(1813)に本間家四代・光道が、冬場に仕事が少なくなる酒田港の労働者の失業対策事業として造営したことに始まります。完成した庭園は、当時の庄内藩主・酒井忠器公が領内巡検の際の休憩所として使われました。「鶴舞園」という名も忠器公がつけたと言われています。
その後も、酒田の迎賓館として多くの貴賓・名士をお迎えしてきました。
春は白ツツジ、秋は紅葉と四季折々の風情が鳥海山を借景に楽しめる庭園に、ぜひお越しください。
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