赤倉温泉  雨だれ日記

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11月3日(土)、最上町中央公民館にて文化講演会が行われました。
炉ばたの会結成40周年記念だそうで、民俗研究家『佐藤義則が求めたもの』という題で、
山形大学大学院教育実践研究科 准教授の渡部泰山先生が講師でした。

実は私は『佐藤義則』さんについてはなんの予備知識もなく、
渡部泰山先生の講演聞きたさに出かけたのでしたが、
こんな素晴らしい方が最上出身でいらっしゃったのだと講演を聞いて初めて知りました。





佐藤義則さんは、1933年最上町本城に生まれ、
21歳の時に青年学級誌「あゆみ」創刊号を発行したのを皮切りに、
その後自費出版で「羽前最上・小国郷本城志」「小国郷わらべうた」など数多くの本を自費で出版し、
38歳の時に今年40周年を迎える「炉ばたの会」を発足。
1976年42歳の時に柳田國男を読む会に参加し、聞き書き「ききみみ」を創刊するも、
44歳で大腸ガンが見つかり、45歳の若さで永眠されました。




まだ生きておられたら、どんな功績を残されていた事でしょう。
最上がもっと今と違う最上になっていたような気がします。

私は、祖母や母から聞かされた昔のさもない日常・遊びや知恵の話がどういう訳か大好きで、
肉親からだけではなく、色んな方から聞く昔の色んな事に興味がありました。
そういう意味で、佐藤義則さんとはちょっと違う視点ですが、東根出身の国分一太郎さんという方の著書も中々興味深くとても好きなのですが、
自分が住む最上町にも人の息遣いが聞こえてくるような、赤い血が流れているのが見えるような、そんな聞き書きをされた方がいたとは!

最上町の図書室に、佐藤義則さんの書籍はあるかしら?
炉ばたの会所有のガリ版で作った古い資料、読ませてもらえないかしら?
こんぶは入力が得意なので、ワードに落としますよ〜!!
なんてアピールしたりして♪

最上の隠れた宝、佐藤義則さんのご紹介でした。


次第に熱を帯びて芝居のセリフのような口調になる、渡部泰山先生の講演を聞くのも大好きなこんぶでした♪
2012.11.09:hiyama:count(3,309):[メモ/コンテンツ]
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