「織元山口の仕事」展に出品中の作品の中から
今日はこの1点をご紹介します。
「上杉本 洛中洛外図屏風」
昨年の大河ドラマ「天地人」でブームとなった米沢上杉藩。
「上杉本 洛中洛外図屏風」は狩野永徳が描き
織田信長が上杉謙信に贈ったとされ、
代々上杉家に伝えられてきました。
現在は米沢市上杉博物館所蔵となって
国宝に指定されています。
今回展示の作品は、この屏風の米沢織による複製です。
2001年に米沢市に開催された
上杉鷹山生誕250年記念イベント
「鷹山フェスティバル」出展のために制作されました。
8色の絹糸と金糸の計9色の糸が用いられ、原寸大で織られています。
なんと、1cmの中に480本以上ものヨコ糸が入っていて、
一曲(12分の1枚)につき3万本以上の糸が使われているそうです!
ところで「洛中洛外図」とは、
京都の市街(洛中)と郊外(洛外)の中に
公家、武士、庶民の暮らしや年中行事などを描いたものをいいます。
風俗画という意味では、浮世絵のルーツでもある作品です。
複製とはいえ、浮世絵のはじまりでもある
国宝「上杉本 洛中洛外図屏風」を展示しているというのは
なんだか感慨深いですね。
ちなみに六曲一双がそろって展示されたのは
2001年の制作時以来だそうです。
この機会に大迫力の「洛中洛外図屏風」をご覧ください。
HOME > 記事一覧
トークイベント “山口英夫×菅澤光政”
4月29日(木・祝)~5月31日(月)、広重美術館で
「織元山口の仕事」展が開催されます。
(株)織元山口は米沢市にある織物メーカーです。
伝統の米織とデジタル技術を融合させた
「写真織」という新しい織物を開発し、
独創的な家具やタペストリーをつくっています。
広重美術館と織元山口さんとは
開館当時に、1Fにある
コーヒーショップばれんとミュージアムショップを
プロデュースしていただいてからのお付き合いですので、
もう15年になります。
作品展では、
「写真織」を開発されてから発展の流れや
最新の仕事などをご紹介します。
今日は、オープニングのトークイベントのお知らせです。
山口英夫(織元山口 代表取締役)
×
菅澤光政(東北芸術工科大学 講師/元天童木工)
日時/4月 29日(木・祝)16:30~
会場/広重美術館1F コーヒーショップばれん
織物と家具というアートを通して
山形でのものづくりに対する思いなど
さまざまなお話をお聞きしたいと思います!
作り手の話が聞けるまたとない機会だと思いますので
ぜひふるってご参加ください。
事前にご予約いただければ
お席を確保することもできます。
yoyaku@hiroshige-tendo.jp
なお参加は無料ですが入館料が必要になります。
(「織元山口の仕事」展と「広重の眼」展の
両方がご覧いただけてお得です!)
作品展の詳細につきましては、
今後のブログに
どんどんアップしていきたいと思いますので
どうぞお楽しみに!
「織元山口の仕事」展が開催されます。
(株)織元山口は米沢市にある織物メーカーです。
伝統の米織とデジタル技術を融合させた
「写真織」という新しい織物を開発し、
独創的な家具やタペストリーをつくっています。
広重美術館と織元山口さんとは
開館当時に、1Fにある
コーヒーショップばれんとミュージアムショップを
プロデュースしていただいてからのお付き合いですので、
もう15年になります。
作品展では、
「写真織」を開発されてから発展の流れや
最新の仕事などをご紹介します。
今日は、オープニングのトークイベントのお知らせです。
山口英夫(織元山口 代表取締役)
×
菅澤光政(東北芸術工科大学 講師/元天童木工)
日時/4月 29日(木・祝)16:30~
会場/広重美術館1F コーヒーショップばれん
織物と家具というアートを通して
山形でのものづくりに対する思いなど
さまざまなお話をお聞きしたいと思います!
作り手の話が聞けるまたとない機会だと思いますので
ぜひふるってご参加ください。
事前にご予約いただければ
お席を確保することもできます。
yoyaku@hiroshige-tendo.jp
なお参加は無料ですが入館料が必要になります。
(「織元山口の仕事」展と「広重の眼」展の
両方がご覧いただけてお得です!)
作品展の詳細につきましては、
今後のブログに
どんどんアップしていきたいと思いますので
どうぞお楽しみに!