HOME > 記事一覧

作品紹介1 ー「織元山口の仕事」展より

  • 作品紹介1 ー「織元山口の仕事」展より
「織元山口の仕事」展に出品中の作品の中から
今日はこの1点をご紹介します。

「上杉本 洛中洛外図屏風」

昨年の大河ドラマ「天地人」でブームとなった米沢上杉藩。
「上杉本 洛中洛外図屏風」は狩野永徳が描き
織田信長が上杉謙信に贈ったとされ、
代々上杉家に伝えられてきました。
現在は米沢市上杉博物館所蔵となって
国宝に指定されています。

今回展示の作品は、この屏風の米沢織による複製です。
2001年に米沢市に開催された
上杉鷹山生誕250年記念イベント
「鷹山フェスティバル」出展のために制作されました。
8色の絹糸と金糸の計9色の糸が用いられ、原寸大で織られています。
なんと、1cmの中に480本以上ものヨコ糸が入っていて、
一曲(12分の1枚)につき3万本以上の糸が使われているそうです!

ところで「洛中洛外図」とは、
京都の市街(洛中)と郊外(洛外)の中に
公家、武士、庶民の暮らしや年中行事などを描いたものをいいます。
風俗画という意味では、浮世絵のルーツでもある作品です。

複製とはいえ、浮世絵のはじまりでもある
国宝「上杉本 洛中洛外図屏風」を展示しているというのは
なんだか感慨深いですね。

ちなみに六曲一双がそろって展示されたのは
2001年の制作時以来だそうです。
この機会に大迫力の「洛中洛外図屏風」をご覧ください。
2010.05.08:hiroshige:コメント(0):[コンテンツ]

“がまぐち”をつくろう!

  • “がまぐち”をつくろう!
開催中の「織元山口の仕事」展では
体験イベントも企画しています。

織物をつくる過程では
必ずハギレが出てしまうそうで
そのハギレを再利用して
“がまぐち”をつくってしまおう!
というものです。
エコロジーです。

こんなかわいい“がまぐち”が
出来上がります。

限定10名様ですので
みなさんふるってご参加ください!

日時/5月15日(土)10:30~12:00
料金/2,000円(材料費・入館料込み)

要予約 yoyaku@hiroshige-tendo.jp
2010.05.03:hiroshige:コメント(0):[コンテンツ]

「織元山口の仕事」展がはじまりました!

  • 「織元山口の仕事」展がはじまりました!
本日「織元山口の仕事」展がはじまりました!

さまざまな椅子や
タペストリーなどが展示され、
織元山口の世界がつくり上げられています。

今日は午後から
ギャラリーツアー(作品解説)と
トークイベント(対談)があります。

天童はいま、桜が満開です。
今日はお天気があまり良くありませんが
このゴールデンウィークは
お花見がてら
「広重の眼」と「織元山口の仕事」展に
お立ち寄りください。
2010.04.29:hiroshige:コメント(0):[コンテンツ]

トークイベント “山口英夫×菅澤光政”

  • トークイベント “山口英夫×菅澤光政”
4月29日(木・祝)~5月31日(月)、広重美術館で
「織元山口の仕事」展が開催されます。

(株)織元山口は米沢市にある織物メーカーです。
伝統の米織とデジタル技術を融合させた
「写真織」という新しい織物を開発し、
独創的な家具やタペストリーをつくっています。

広重美術館と織元山口さんとは
開館当時に、1Fにある
コーヒーショップばれんとミュージアムショップを
プロデュースしていただいてからのお付き合いですので、
もう15年になります。

作品展では、
「写真織」を開発されてから発展の流れや
最新の仕事などをご紹介します。

今日は、オープニングのトークイベントのお知らせです。

山口英夫(織元山口 代表取締役)
  ×
菅澤光政(東北芸術工科大学 講師/元天童木工)

日時/4月 29日(木・祝)16:30~
会場/広重美術館1F コーヒーショップばれん

織物と家具というアートを通して
山形でのものづくりに対する思いなど
さまざまなお話をお聞きしたいと思います!
作り手の話が聞けるまたとない機会だと思いますので
ぜひふるってご参加ください。

事前にご予約いただければ
お席を確保することもできます。
yoyaku@hiroshige-tendo.jp

なお参加は無料ですが入館料が必要になります。
(「織元山口の仕事」展と「広重の眼」展の
 両方がご覧いただけてお得です!)

作品展の詳細につきましては、
今後のブログに
どんどんアップしていきたいと思いますので
どうぞお楽しみに!
2010.04.26:hiroshige:コメント(0):[コンテンツ]

春はそこまで…

  • 春はそこまで…



先日、雪解けの田んぼに集まる
白鳥の群れを見つけました。



中には、まだ灰色の産毛が残る
子どもの姿もありました。

白鳥たちが北の地へと旅立って行くと
いよいよ山形にも春がやってきます。
2010.03.20:hiroshige:コメント(0):[コンテンツ]