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新色登場!!

  • 新色登場!!
ミュージアムショップからのお知らせ。

広重美術館オリジナル手ぬぐいの中に
スタッフおすすめの地元のお菓子が包まれた商品
「菓子土産」に新色が登場しました。

これまで幾度も色替えをしてきたオリジナル手ぬぐいですが、
今回はさらにバージョンアップ!
なんと2色の染めになりました~!!!

だいだい色が可愛らしいデザインです。

ひとつ前のみず色の染めも定番でステキです。
実はこの模様は、広重のマーク「ヒロ印」を5つ組み合わせて花模様にしています。
二代広重が作品の中で花模様にして使っていたので、
そのアイデアをいただいちゃいました(笑)

ちなみにお菓子は現在
・将棋もろこし…特別に「廣重」の駒入り(天童市)
・豆糖(東根市)
の2種類で、どちらも1,150円(税込)です。
2010.10.02:hiroshige:コメント(0):[コンテンツ]

江戸のグルメ【3】江戸のご飯

  • 江戸のグルメ【3】江戸のご飯
展示替え作業も終わり、いよいよ明日から
広重美術館10月展「江戸のグルメ★★★」がはじまります。
展示内容もいろいろ工夫してみましたので、
楽しんでいただけるととうれしいです。

企画展にあわせて
コーヒーショップばれんで再現する江戸のグルメは
食事メニューも考えています。
ちなみに土日祝日のみの
各日10食限定ですのでご注意ください。

浮世絵観賞で心を満たしたあとは
ばれんでお腹も満たして
秋の一日を満喫してください!


【江戸のご飯/献立】

料理本『豆腐百珍』より
★ ふわふわ豆腐(尋常品)
 もともと卵を使った「ふわふわ卵」という料理がありましたが、
 卵が高級だった江戸時代、庶民は豆腐で量を増やして食べていたようです。
★ 玲瓏豆腐(奇品)
 豆腐を寒天でとじたもの。
 シンプルな組み合わせですが、からし醤油でおいしい一品です。
★ 味噌漬豆腐(奇品)
 豆腐も味噌も大豆が原料。チーズのようなまったりとした旨みです。

☆ 茶飯
 ほうじ茶で炊いた ごはん。
 煎茶が普及したのは江戸後期からで、それまではほうじ茶が一般的でした。
 お茶の香りが食欲をそそる一杯です。
☆ 山形名物 芋煮(特別献立)
 江戸の料理ではありませんが、山形の秋といったら やっぱりこの味。
 サトイモやネギは江戸っ子もよく食べていた食材です。
☆ 茶巾しぼり
 サツマイモが日本に入ってきたのは江戸時代になってから。
 江戸の中頃には一般にも出まわり、庶民の食卓にものぼりました。



★江戸の味【江戸のご飯】950円
 土日祝日/各日10食限定
コーヒーショップばれんの期間限定(10月1日~25日)メニュー
2010.09.30:hiroshige:コメント(0):[コンテンツ]

江戸のグルメ【2】玲瓏豆腐

  • 江戸のグルメ【2】玲瓏豆腐
玲瓏【れいろう】
⑴金属や玉が美しいさえた音をたてるさま。また、音色の澄んで響くさま。
⑵玉が透き通り曇りのないさま。
⑶うるわしく照りかがやくさま。
(『広辞苑』より)

将棋の羽生善治棋士は、対局中に
この「玲瓏」という言葉を思い浮かべるそうです。
澄んで曇りのない心で盤面に向かうといいます。

では「玲瓏豆腐」とはいかがなものか?

江戸時代の料理本に『豆腐百珍』というものがあります。
その名の通り、豆腐を使った料理100品と作り方を掲載。
尋常品(どの家庭でも作る)、
通品(基本の料理)、
佳品(風味良し、見た目良し)、
奇品(ひときわ変わったもの)、
妙品(珍しさもあって味も良い)、
絶品(豆腐本来の味を生かす)の
6等級に分けて紹介しています。

この「玲瓏豆腐」はそのうちの奇品で、
【こおりどうふ】と読みます。
豆腐を寒天でとじたもので、
シンプルな組み合わせですが、意外においしい一品です。
からし醤油や酢醤油をかけるとおかずに、
黒みつをかけると甘味としていただけます。

広重美術館10月展「江戸のグルメ★★★」では
この「玲瓏豆腐」も再現!
今回は「からし醤油」と「黒みつ」の2つの味をおためしください。

『豆腐百珍』より、同じく奇品の
「味噌漬豆腐」もセットになっています。


★江戸の味【玲瓏豆腐】450円
 味噌漬豆腐・お茶付き
コーヒーショップばれんの期間限定(10月1日~25日)メニュー
2010.09.28:hiroshige:コメント(0):[コンテンツ]

江戸のグルメ【1】冷や水

  • 江戸のグルメ【1】冷や水
食欲の秋、芸術の秋にピッタリ!
広重美術館の10月の企画展は
「江戸のグルメ★★★」(10月1日~25日)
浮世絵を通して江戸時代の食文化を紹介する展示です。

この企画展にあわせて
美術館1Fの「コーヒーショップばれん」では
期間限定で江戸の味を再現します!

今日紹介するのは【冷や水】。
砂糖水に白玉団子が入ったものです。
浮世絵にもこうして描かれています。



砂糖水に白玉なんておいしいの?
…って思ってしまいますよね。
でも冷たい水も砂糖も貴重だった江戸時代には
特別なスウィーツだったんでしょうね。
夏になると、冷や水売りが
「ひゃっこい、ひゃっこい」というかけ声とともに
まちを売り歩いたそうです。

今回はこの【冷や水】を再現、販売します!
いろんな甘いものに慣れてしまっている現代人でも
おいしく食べられるようにアレンジを加えました。

⑴まずは、砂糖水のままで江戸の味をご賞味ください。
⑵つぎに、柚子ジャムとあんこを
 水に溶いたり白玉につけたりしてお好みでお楽しみいただけます。

私たちも試食してみましたが意外なほどおいしかったです♡

ちなみに写真の奥に写っているのは「味噌漬豆腐」。
江戸の料理本として有名な『豆腐百珍』に紹介されている料理です。
『豆腐百珍』メニューは、
ほかにもいくつか再現・販売しますのでどうぞお楽しみに!
次回のブログで紹介します。


★江戸の味【冷や水】450円
 味噌漬豆腐・お茶付き
コーヒーショップばれんの期間限定(10月1日~25日)メニュー
2010.09.26:hiroshige:コメント(0):[コンテンツ]

佐藤ケイジュ写真展【予告】

  • 佐藤ケイジュ写真展【予告】
すっかり涼しくなって、いよいよ芸術の秋ですね。
広重美術館ではこの秋、さまざまな企画を考えています。

そのひとつが
「写真家・佐藤ケイジュがうつす日本の美~こころの景色~」。

いろいろなご縁があって
佐藤ケイジュさんの写真展を開催することとなりました。
四季折々の心地よい風景をたくさん展示しますよ。

景色を切り取るという意味では
広重の風景画も同じ。
…ということで、
「広重に学ぶ風景写真」というセミナーも企画しています。

詳しくは近いうちに広重美術館ホームページにUPしますから
チェックしてみてください。
(写真はチラシのデザインです。)
2010.09.20:hiroshige:コメント(0):[コンテンツ]