東日本大震災から4年…これまで行なわれてきた文化財レスキューの活動をパネル展で振り返ります。今年9月に発生した関東・東北豪雨被害でも、現地では水に濡れた資料のレスキュー活動が続いています。さまざまな文化財レスキューの取り組みを、より多くの方に知っていただく機会になりましたら幸いです。
会期/2015年10月17日(土)~11月30日(月)
会場/広重美術館 2階 多目的ホール
入館料/大人600円 中高大生500円 小人300円
※10月30日~11月30日は学生以下の入館が無料
開館時間/10月は9:00~18:00、
11月は9:00~17:00(いずれも入館は閉館30分前まで)
休館日/火曜日(11月3日は開館し、翌4日休館)、
および10月28日29日
主催/山形文化遺産防災ネットワーク、広重美術館
概要
東日本大震災から4年、人びとの生活と産業再生の復興が進みつつあります。同時に、地域の宝であり、心のよりどころとなる文化を復興するため、文化遺産の救済(レスキュー)活動も続けられています。
文化財救済活動は、これまで様ざまな立場の人びとや組織によって続けられてきました。山形県内外において、どのような活動がなされてきたのでしょうか。このパネル展では、その歩みを総合的に振り返ります。
文化財の被災状況から、救出した資料の保全活動、そして今後の課題まで、展示を通して活動に携わってきた方々や被災地の思いを感じていただければ幸いです。
このパネル展は、2015年3月に遊学館(山形市)にて行なわれた展示と同様の内容です。より多くの方に文化財レスキューの活動を知っていただく機会となりますことを願っています。
〈お問い合わせ〉広重美術館 tel.023-654-6555