昨日(11月14日)、
写真家・佐藤ケイジュ先生を講師にお迎えしての
写真セミナー「広重に学ぶ風景写真」が開催されました!
参加してくださった皆さん、ありがとうございました!
そしてケイジュ先生、お疲れさまでした~。
セミナーは「広重の画面構成」をテーマに
・パースの構成
・空気・色の遠近法
・対比の構成
・斜線の効果的な使い方
…という内容で進んでいきました。
まずは当館の梅澤から広重作品について、
シリーズの特長、描かれているもの、場所などを簡単に解説しました。
その後、ケイジュ先生による
・シンメトリー構成
・真ん中=安定の構成
・大小、斜線による奥行き感
・赤と青の関係 …というような分類のもと、
先生が実際に撮影されたの写真と見比べてみました。
私たちも知識では知っている広重の遠近法ですが、
実際の写真にも応用できることがわかり、
新鮮な発見がたくさんありました。
「現代の写真は西洋から学んだ部分が大きい。しかし
その西洋に影響を与えたのは広重や北斎の作品であって、
浮世絵に学ぶことは多い。」
(カメラを前に撮影のポイントを話すケイジュ先生)
個人的には、過去の自分の写真を振り返り、
新しい写真が撮ってみたくなりました。
それから、何気ない景色に目をむけたり立ち止まったりする、
こころと時間に余裕を持った
日々の暮らしが大切なのだなぁと感じました。
写真展は23日までです。(16日休館)
興味のある方はぜひ見に来てください!
セミナーを受講して
広重作品から学ぶ風景写真のセミナーを受講して大変勉強になりました。
これからも、美術館に広重作品を観に来館したいと思っております。
これからも、美術館に広重作品を観に来館したいと思っております。
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