ただいま8月展の展示替え中です。
あさって金曜日から
新しい企画展がはじまってしまうというのに、
夏休み体験企画など開館中の忙しさもあって
いままだポスターの発送準備中です。
今回のポスターにはちょっとした仕掛けがあります!
浮世絵にも「つや摺」という技法がありますが、
角度によって模様が見えるようになっています。
「つや摺(正面摺)」とは、墨で摺ったあと、
つやを出したい部分を彫った版木に
画面を上にして(通常の版画と反対)作品を置き、
ばれんでこするとその部分だけがつやが出て
ある角度から見ると模様が浮かび上がる、というものです。
たまには、こんなポスターもおもしろいんじゃないか
と思ってデザインしてみたのですが、
ツルツルとザラザラの質感の違いを
もっと活用できたのではないか…とちょっと反省です。
今回の経験をふまえて、また楽しいものを考えていきたいです。
ぜひ広重美術館ポスターを
お近くでご覧いただく機会がございましたら
いろんな角度から眺めてみてください!!
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