追悼 菅野圭文展

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久しぶりのブログ更新です…。

現在、広重美術館では
今年1月に逝去した初代館長・菅野圭文の追悼展が開かれています。
(~9月14日まで)

明治45年天童に生まれ、学生時代から絵を学び、
教員となって美術指導にあたった後、当館館長に就任しました。
生涯を通して天童の文化・芸術の発展に力をそそぎ、
地元の人たちには"圭文先生"と呼ばれ慕われていました。

私が初めて先生に出会ったのは
もう90歳を迎える頃だったと思いますが、
毎日絵を描いたり会合に参加したり
なんて忙しいお年寄りなんだろうと感じていました。
後になって思うと、その忙しさと大好きなお酒と温泉が
元気の源だったような気がします。

私たちにいろいろなことを教えてくれた圭文先生…

作品展では、先生が描き残したたくさんの作品の中から、
水墨画を中心に展示しています。
亡くなる先日に描かれた色紙「梅丑」も展示されています。

先生の作品に囲まれて、
在りし日の圭文先生の姿に思いを馳せてみてはいかがですか。

同じ時期に天童市美術館でも
圭文先生の『草炎』シリーズが展示されいます。
先生と言えば水墨画の方が見慣れていますが、
アクリル画の珍しい作品です。あわせてご覧ください。
2009.09.09:hiroshige:[コンテンツ]

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