真冬のソロキャンプ。
真冬だけを特別に選んでいるというよりは、四季それぞれの良さを実感するために、
真冬もやるのです。
今宵のお供は、壱岐焼酎「海鴉(うみがらす)」。
麦焼酎発祥の地、壱岐。
壱岐の華酒造は親戚が経営に参画している蔵で、見学したこともあります。
メーカーHPの解説によれば、「壱岐焼酎『海鴉』は大麦の香りを米麹の甘さでくるみ、
木樽の風情で仕上げた粋で艶のある焼酎です」とのこと。確かに。
お湯割りでいただきました。
おつまみは、キムチチゲとイカ塩辛とエビのアヒージョ。
そして何と言っても主役は、焚き火。
天気予報によれば、栗原市東部の最高気温6℃、最低気温−6℃。
不思議と寒さはまったく感じず、炎を眺めながらつい口ずさんだのが、谷村新司「昴」。
そう、この日は新月で星が素晴らしかった。だから星の歌が出てきたのかも。
そしてこれが涙腺崩壊につながるとは。。。
20代の頃だったと思いますが、父と一緒に行ったスナックで、この「昴」を歌った
ところ、父がポツリ「いい歌だな」。
なぜかそのことを思い出し、その時の父の心情もなぜかわかるような気がしたのです。
そこでグッときてしまった。
他界してまもなく13年。
いつまでも見守ってくれている感じがします。
焚き火は、どの季節でももちろんいいもんだけど、やっぱり真冬の焚き火はスペシャル。
体験してみませんか?
朝も、伊豆沼から飛び立った白鳥や雁の群れの声が響き渡る中、寝起きの焚き火です。
夜もしっかり装備したおかげで、ぐっすり。まったく寒く感じませんでした。
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