何度かお伝えしているように、里山の森年間レンタルプロジェクトなるものを2021年4月に
始動。放置されて荒れ果てた里山の森が本来の機能と美しさを保つには、人がそこを利用
するのが一番。里山というところは元来そういうエリアなのです。
一方、都会生活では、ダイナミックな自然との触れ合うことが希薄となり、本来の生命が
躍動していない人がたくさんいると考えられました。
特に注目しているのがアクティブシニアと言われている層。仕事はしているけど、一線
からは一歩引いており、時間は自由になるがこれといって燃える対象を持っていない人が
ゴルフだ、パチンコだ、と、手近な楽しみに明け暮れたりしてないだろ言うか?
里山の森に浸り、そこを単に利用するだけでなく、自ら「オレの山」として開拓などして
秘密基地化していくことの喜びは、手近な楽しみをはるかに上回ると思っています。
私自身が事実そうですから(笑)。
きのうもその整備に行ってきました。
「オレの山築館」では、キノコの原木を20本ほど設置しており、これから葉っぱが落ちて
太陽の光が直接差し込むようになるとキノコ原木にとってはよろしくないので、日除け
カーテンを取り付けました。
1.8m×3.6mの寒冷紗を張りました。
原木は右側の組んでいるのがシイタケ、地べたに直置きしているのがムキタケです。
来年秋に収穫できます、とのことでしたが、ムキタケは一部今年も出ました!
「オレの山築館」でもやりたいことはたくさんあるのですが、すでに3人のオーナーさんが
確定しており、注力すべきは一迫。来年4月のレンタル開始に向け、「ああ、ここはぜひ
借りたい!」と思っていただけるよう準備をしているところです。
ポテンシャルは築館以上です。何しろ敷地面積が3.5ha(築館の3.5倍)、敷地の中に
ため池が2つあります。それを囲むようにモミジなど美しい木々が生えているのですが、
今は笹藪に覆われていて、綺麗とは言い難い状況です。
だいぶ良くなってきています、あと少し!
この記事へのコメントはこちら