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芋煮会、3連チャン

  • 芋煮会、3連チャン

くりはらの里山林シリーズも何回目でしょうか。

 

手をかけはじめて1年半。まだまだやりたいところはたくさんありますが、

里山開拓の賛同者を募ってその人にやってもらう段階にいよいよ入ったと思っています。

 

そのためにも、今はとにかくたくさんの人に、この里山林の魅力を知ってもらう時。

ということで、10月は人を招いての芋煮会を3週連続行い、合計32名の人に

『俺の山』の魅力を味わってもらいました。

 

第1弾は、里山のユーザー候補ではありませんが、母と義母と妻。

 

 

88歳×2の笑顔、いいでしょ? 「森は年寄りを笑顔にする」

 

翌週は、仙台広瀬倫理法人会の有志18名。

 

 

薪割大会が大盛り上がり。みんなの笑顔がはじけました。

「森は人を大きな笑顔にする」

 

180%の笑顔! いいですね!

 

3週目はキャリアネットワークのメンバー

 

カナダのシュガーメープルに近い種のサトウカエデと、

 

手前に見えているイロハモミジ、そして写真はありませんが、柿を植樹しました。

 

ある時「この山は黄色く紅葉する木ばかりなんです」とつぶやいたのを聞き逃さなかった

メンバーのおひとりから寄贈いただいたものです。

 

来月には公示してチェーンソー講習会を兼ねた内覧会を開催予定です。

2022.10.30:hamokomi1:コメント(0):[コンテンツ]

おばあちゃんの仙台暮らし

  • おばあちゃんの仙台暮らし

仙台暮らし7ヶ月の母(88歳)。

いつも決まった2つのルートを散歩し、他の道を冒険しません。

近くのコンビニ意外のお店には一度も行ったことがなく、

地下鉄にも乗っていないのに、

なぜか壱岐産業の里山には、春・夏・秋と3回も行ってます(笑)。

 

先日強引に「うみの杜水族館」に連れて行きました!

展示もショーも、思ったより興味津々で、楽しんでくれました。

カエルやトカゲ、ヘビなども全く怖がることなく、

「あららら~、見てみこれ」と言いながらじっくり観察。

珊瑚礁の色鮮やかな魚たちを見て、

「これは色を付けてんのかなぁ」

とつぶやいていたのには笑ってしまいました。

 

仙台の街中が少しずつ色づいてきました。

また強引に連れ出して、楽しい刺激を与えたいと思っています。

 

2022.10.23:hamokomi1:コメント(0):[コンテンツ]

椿の実の収穫ボランティア

  • 椿の実の収穫ボランティア

椿油を使ったことがあるでしょうか?  あまり身近にはない感じですよね。

古来から瓶づけ油といえば椿。大量には取れないので昔から高級品でした。

 

資生堂のTSUBAKIというヘアケアシリーズが流行ったのは2006年のようです。

赤のボトルが実に鮮烈な色合いで、我が家でも娘が使っていて、お父さんは使用不可、

となっていました(笑)。

 

さて、椿というのは日本では北海道の南西部以南の全域に分布、 中国や韓国、台湾にも

同じ種が見られます。 「東の大島、西の五島」と言われ、伊豆大島の椿は観光の目玉とも

なっています、

 

宮城県で大島といえば気仙沼大島です。伊豆大島ほどではありませんが、気仙沼大島も

椿の生産が盛んなんですよ。ご存じでしたか?

 

何しろ、河北新報気仙沼つばきマラソンというのが、今年で39回を重ねています、

島内をぐるり回るコースで、参加したことはありませんがアップダウン激しそうです。

 

さて、この気仙沼大島で椿屋本舗というのを営み、震災後すぐに椿を復興のシンボルと

する!と、いち早く動いたのが小野寺栄喜さん御齢75歳です。

 

栄喜さんとのつながりから、震災復興活動の一環として、東京のWEという団体と

我々仙台ゾウ・プロジェクトで5~6回でしょうか、椿の植栽地の除草や、新しい苗の植樹

などを行いました。

 

島の方々はおもてなし精神が旺盛で、応援に行ったはずなのに、なぜかいつも倍返し。

気仙沼ホルモンや鮭のチャンチャン焼きなどで心のこもったおもてなしをいただきました。

 

その後しばらく足が遠のいていたのですが、先日久しぶりに小野寺栄喜さんから椿の実の

収穫作業を手伝いに来ないか、とオファーがあり、仲間とともに収穫ボランティア活動を

してきました。

 

 

高枝バサミで切り取ったり、

 

 

梯子に登って取ったり。

 

しかし、構図は以前と同じ。そう、倍返しです(笑)。 気仙沼ホルモン食べ放題!

 

 

 

 

2022.10.16:hamokomi1:コメント(0):[コンテンツ]

フジバカマ VS マルバフジバカマ

  • フジバカマ VS マルバフジバカマ

6日の河北新報朝刊の1面にデカデカと掲載されたのが、

「外来植物『マルバフジバカマ』が急拡大」というものでした。

以下、河北新報オンラインニュースの一部です。

 

岩手県大船渡市で、国から生態系被害防止外来種に指定されている植物マルバフジバカマ

が急速に広がっている。繁殖する地域にはシカが多く生息する。マルバフジバカマはシカ

が食べない植物であることから、一気に増えたとみられる。専門家は「生態系に悪影響が

出る恐れがある」として早期駆除の必要性を訴える。(大船渡支局・田柳暁)

 

ちょうど先週秋の七草でフジバカマが絶滅危惧種という話をしたばかりのタイミングで、

似たような名前ではあるけれど、外来種で猛威を振るっているマルバフジバカマの話。

森林インストラクターとしては、放っておけない記事でした。

 

マルバフジバカマは北米原産。毒があるため鹿が食べません。

ところが鹿がいっぱい増えた大船渡地域では、毒のない葉っぱはことごとく食べてしまう。

 

そうすると、マルバフジバカマにとってみると、競争相手不在のとてもいい環境が

得られるわけで、悠々繁茂していく、という構図です。

 

こちらがフジバカマ。

 

こちらがマルバフジバカマ。言われてみるとよく見かける植物です。

 

外来種によって、日本固有の生態系が脅かされている事例は枚挙にいとまがありません。

中でも特に注意を要するものは、特定外来生物と呼ばれ、飼育や栽培が禁止されています。

 

セイタカアワダチソウはずいぶん前から繁茂し尽していますが、アレチウリはそれよりは

すこし後な印象です。仙台界隈でも最近特に目立ってきています。

 

これがアレチウリ。

 

鳥では、ガビチョウがここ数年、一気に増えました。大音量で鳴きわめいています。

 

生き物だけに適正な管理といっても難しいですが、持ち込まないようにするのは重要です。

2022.10.09:hamokomi1:コメント(0):[コンテンツ]

秋の七草

  • 秋の七草

ハギ、キキョウ、クズ、フジバカマ、オミナエシ、オバナ、ナデシコ

ウェザーニュースさんの画像をそのまま使わせていただきました。

 

 

秋の野に 咲きたる花を 指折り かき数ふれば 七種(ななくさ)の花

萩の花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝貌の花

 

万葉集に収録されている山上憶良の歌ということです。

 

尾花はススキ、撫子はナデシコ、女郎花はオミナエシ、

朝貌は今のアサガオではまくキキョウなのだそうです。

 

ススキ、クズが一番目につきやすく、次いでハギ、キキョウでしょうか。

ナデシコ、オミナエシは私の普段の生活圏で目にすることはないですね。

 

フジバカマに至っては、『環境省レッドリスト2020』に準絶滅危惧種として登録されて

おり、今となっては希少植物なのです。

 

草ではありませんが、この時期、金木犀の香りがいいですね。会社にもあります。

 

2022.10.02:hamokomi1:コメント(0):[コンテンツ]