平成27年度土砂災害対策事業(砂防自然災害防止急傾斜)滝野斜面対策工事
発注者 山形県置賜総合支庁建設部河川砂防課
概 要 法面工415m2、法枠工592m
場 所 山形県西置賜郡白鷹町大字滝野地内
工 期 平成27年5月25日~平成27年9月18日
完成日 平成27年8月10日
完成しました。
工期を一月近く早く完成させることが出来ました。
ところで、法面の右側に通路があるのがご確認頂けると思います。
こちらには元々、地元住民のみなさんが使われていた生活道路がありました。
法面清掃後の様子を上と同じアングルから。
ロープが張られている所に道があった様子がおわかり頂けただろうか…
地元のみなさんから、その通路を残して欲しいとの要望があったとのことで、設計には敷砂利という形での通路工がありました。
しかし縦断勾配が1mで20cm、およそ20%程あります。
そこで創意工夫の出番です。
降雨による砕石の流出を防ぐため、また、地域のみなさんが安全に歩きやすいように、丸太を階段状に設置して施工しました。
ご覧の通りです。実に歩きやすそうです。いつか機会があれば私も歩いてみたいと思います。
では、このたびの工事に尽力しました現場代理人、奥山 晋からひとことお送りいたします。
《工事完成を迎えて・・・現場代理人 奥山 晋》
「いや~今年は例年にない猛暑日が続いて本当に大変でしたが、とにかく無事故・無災害で現場が完成出来て良かったです。白鷹紅花まつりにも参加して地域貢献できたし、工期の1ヶ月前に完成検査を受けることもできたし(内容は別として)・・・。今後もいい仕事・いい現場を社員一丸となって創っていきたいと思います。ではみなさん、また違う現場でお会いしましょう。」
最後に、滝野区長様、滝野地区の皆様、発注者様、そのほかご協力下さった、たくさんの皆々様、お陰様で無事現場を終わらせることが出来ました。本当にありがとうございました。
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後日談。思いの外早く機会が訪れたので、歩いてみました。
歩いてみました。
歩いてみました。
敷砂利だけで終わらせなかったのは非常に正解だと思いました。苔むした石垣がとても良い感じです。
ちなみに、画像からご覧になれるとおり、転落防止柵の代わりにちゃんとトラロープが張られているのです。
平成27年度滝野斜面対策工事 その4 完成!!の巻。
2015.08.20:genba-r:[元請の法面工事]
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