酷暑の候、皆様におかれましては熱中症に大警戒中のこととご推察申し上げます。
今回も絶賛施工中の現場、平成27年度滝野斜面対策工事現場からお届けします。
題して
「コンクリートの熱中症対策(笑)!!」(by現場代理人奥山ススム氏)
まず、4mのVP30塩ビパイプを用意。穴をあけます。
こんな感じ。
あけた穴には「ねじ山」(ねじをねじ込めるようにする溝)をつくります。
☆ 散 水 ノ ズ ル 登 場 ! ! ☆
このノズルを先ほどねじ山を付けた穴に取り付けます。
4mの塩ビパイプに1mピッチで4個ずつ散水ノズルを取り付け、
これを計8本作成しました。
このパイプを4本ずつ接続して2か所に配置し・・・・・・・・
ブッシャァアアアー!!
ブッシャァァアアアーーー!!
というものが出来上がりました。
ちなみに作成作業はわが社の期待のルーキー、ユズル君です。
そこで「湿潤養生」というもののお話。
コンクリートは、水、砂、砕石などを混ぜ合わせてできています。コンクリートの表面は乾燥しやすく、特にこのところの猛暑では人もコンクリートも熱中症に なってしまいます。(※現場代理人奥山ススム氏の表現によります。)
コンクリートの熱中症・・・それは、コンクリートの中の水分が急激に蒸発してしまい、内部に空洞ができたり、コンクリートが収縮したりして、そのためにコンクリートにひびが入って割れてしまったりすることです。
その熱中症をおこさないよう、人と同じくコンクリートにも十分に散水して水分を与えて養生するのが、この「湿潤養生」なのです。
工夫しております。
そして虹が出現というミラクル!
平成27年度滝野斜面対策工事 その2 湿潤養生の巻。
2015.07.25:genba-r:[元請の法面工事]
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