flynatti note

▼震災から2年が経とうとしています。

宮城県東松島市と気仙沼市の高校へ行って参りました。
海岸沿いのJR線は津波で不通になっている所が多く、JRや代行バス、BRTでの移動です。

夕方、東松島の高校の講義を終えて、宿泊先へ。
南三陸町の歌津に予約が取れましたが、この2年間、沿岸部のホテルや旅館は震災復興関連の方々で満室の状態です。

JR仙石線、石巻線、気仙沼線を乗り継いで焼津の駅で下車。
周りは民家も少なく真っ暗。
待合室がないため、外で35分くらい待って、やっとバスが到着。
今度はBRT(Bus Rapid Transit・バス高速輸送システム)で歌津へ。

翌朝、目にした歌津駅付近の様子。
伊里前港から300mほど入り込んだ、やや高台にあるJR気仙沼線・歌津駅も
津波でほとんど崩壊し、途中から線路もなくなっています。
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新しく設置されたJR気仙沼線BRT歌津駅
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BRTバス
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スムーズなバスの運行で無事に2日間の仕事を終えることができました。

現在、津波被害や原発事故の影響で、JR東日本や三陸鉄道など計8路線、約304qの運休が続き、うち7割近くは鉄路による復旧のめどが立っていないそうです。
復興には、まだまだ時間がかかりそうですが、
東北の地も人も少しずつ、元気を取り戻している、そんなふうに感じています。

2013.03.10:flynatti

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