講演出張日記
5日は先週に引き続き、
山形市の大学で1・2年生対象のマナー講座・実践編(最終日)の担当。 今回は全員がスーツ姿。第一印象はこれで決まり! 受講態度も積極的で、マナーへの意識が高まっているようでした。 学生に不足していると思われる能力の一つ「コミュニケーション力」 若者の早期離職の原因の一つ「人間関係がうまくいかない」 この結果からもわかるように、社会経験が少ない彼らにとっては仕事の内容よりも対人関係に問題を抱える方が多いようです。 両方とも、ある程度の常識や他者に配慮する気持ちがあれば、やり抜くことができます。 マナーはコミュニケーションの潤滑油。 実習での人間関係や就活をスムーズに進めるためにも、基本的なマナーは欠かせません。 電話応対や席次など、職場や公共の場での事例をもとにロールプレイを行い、体験を通して、基本的なマナーの習得につなげました。 |
進学、就職に向けて高校3年生が活発に動き始めています。
そんな先輩たちの様子を見て、後輩は何を感じているのでしょう。 大変そうだなー、と思っているのか、 まだ実感がわかないのか。 先週、2年生対象の進路学習会を担当してから、しばらくブログを書かないまま、今頃になって振り返っているところです。 早い時期から進路選択への意識を高める目的で行なったものですが、どこの高校でも2年生のこの時期に進路を決定している生徒は少ないようです。 親である私たちも、つい自分の子供の将来を案じて先へ先へと余計な心配をして、子供を急かしてしまいがちです。 本人が問題意識を持たなければ、いくら周りが騒いでもどうにもなりません。 でも、待っているだけでは何も見えてきません。 それでは、今彼らに何ができるのか? まずは進路支援室の扉を開いてみよう。 支援室には進学情報や就職情報が溢れています。 ページをめくっているうちに、新しい発見ができるかもしれません。 先生や親に相談し、実際に入学試験や企業選考を受けた先輩たちの生の声も聞いてみよう。 誰のものでもない自分の進路です。 |
大雨警報、洪水警報、土砂災害警戒、
日本各地で気象速報が流れています。 そろそろ梅雨も明けてくれるといいのですが。 今週は高校での講演と大学でのキャリアカウンセリング業務で山形県へ行くことが多く、その時々の自然の風景を楽しんでいます。 少しずつ成長していく稲で田んぼの水面は緑が濃くなり、栗の花も咲き始め、青々とした若竹が空に向かってぐんぐん伸びています。 どこでも見れる風景ですが、なぜか山形の自然には魅了されてしまいます。 さて、高校の進路支援室には大学や専門学校のパンフレットが並び、オープンキャンパスの案内が掲示されていました。 各企業からの求人票も入り始めたようですが、今年の求人倍率はどのくらいまで期待できるのか。 進学、就職、それぞれの進路に向けて本格的に活動開始の時期です。 高校の面接訓練では、積極的に手を挙げて自らロールプレイに参加する生徒が 数人いました。元気で明るく、意欲にあふれています。 企業や志望校への志望動機などは、まだこれから作成の段階ですが、 やはり一番必要なのは高校生らしい明るさと元気、そして意欲の感じられる態度でしょう。 |
昨日、米沢の短大へ行って来ました。
2年生になったばかりですが、すでに就活真っただ中。 グループワークを通して、お互いにアドバイスしながら面接訓練を行いました。 講師の評価だけでなく、学生同士の評価も、かなり参考になります。 良かった点はより良く、不足点は素直に受け入れて改善することで、少しずつ自信がついてきます。 練習を繰り返すことで、全員が成長していることに、自ら気付いたようでした。 さて、厚生労働省は、2013年度より全国の大学にハローワークの窓口を設置する方針を固めたそうです。 専門相談員が大学に常駐し、学生の就職相談を支援するといった取り組みが期待されます。 最終的には500程度の大学で、主に地方の国公立大学、歴史の浅い私立大学を対象にしているとのこと。 大学に比べ短大の就職率が極めて低い現状では、短大へのハローワークの窓口設置も必要不可欠です。 ぜひぜひ、対象枠に入れて頂きたいですね。 |
18日、名取の高校の仮設校舎へ行ってまいりました。
担当したのは就職希望の3年生42名。 4カ月前の講演の時よりも、しっかりしてきて、頼もしさを感じました。 いよいよ進路について、真剣に考える時期を迎えています。 3月に卒業した先輩たちは進学、就職希望者とも、全員無事にそれぞれ選択した進路へ向けて飛び立ったとのこと。 この春卒業した宮城県内高校生の就職内定率は3月末時点で97.1% 内定率が97%を超えたのは1992年以来20年ぶり。 (18日・宮城県教育委員会発表) 福島県は88.7%(1月末時点) 岩手県は96.5%(2月末時点) 両県とも、3月末時点の統計はまだ発表されていませんが、かなり良い結果になるでしょう。 未内定者に対しても卒業校の進路指導やジョブサポーター等による個別支援が 行われています。 昨年の震災の影響から、特に岩手、宮城、福島の3県の新卒採用が懸念されていましたが、学校側の積極的な進路指導の取り組みや県外企業等の被災者枠確保により、内定率のアップにつながったようです。 あと2ヶ月半足らずで高校生向け求人票が公開されます。 今年度の求人がどれくらいになるのか見当がつきませんが、景気回復のためにも雇用の場が拡大されることを期待しています。 |
本日、仙台市内の高校で「キャリア教育セミナー」を担当してまいりました。
1・2年生を対象に、高校のOB・OGの方や一般の方々が社会人の先輩として、お話しをさせて頂く企画に賛同したものです。 受講生が事前に講師の自己紹介を見て、自分の興味のある講師の講話を聞けるように、配慮して下さっていました。 前半、後半と2回、私の受けもった受講生は、美容師、保育士、販売、アパレル、接客等、人と関わる仕事に興味を持っている人が多かったようです。 前職の客室乗務員や現在のキャリアカウンセラー、進路アドバイザーの経験から、彼らの進路選択のきっかけ作りになればと、お話をしてきました。 今回の企画で感じたこと。 〇1グループ10名から12名ほどの少人数のため、受講生一人ひとりの意見を聞き、質問に応えることができました。 〇1年生と2年生合同だったため、1年生は先輩の思っていることを理解し、学び、2年生は後輩の意見を聞き、先輩としての意識も高まったようです。 〇個別の相談から、進路についてこんなにも真剣に考えているのか、と思うほど悩んでいる人もいます。 いろいろな選択方法や生き方があることを伝えることで希望を持ってくれました。 限られた時間内で、すべての悩みや疑問がクリアになるのは難しいですが、 多少なりとも、進路選択を考える時間になったようです。 機会がありましたら、またぜひ賛同したいと思っています。 |
3日、大船渡での高校生ガイダンスのため、前日の午後、現地へ向かいました。
大震災から大船渡線が運休中。 交通手段は仙台から一関、気仙沼、陸前高田を経由し、バスで約4時間。 あいにく雨模様でしたが、車中から陸前高田の「奇跡の一本松」を見ることができました。 3日、大船渡湾の夜明け 瓦礫はかなり撤去され、閑散とした風景 大船渡の駅は後かたもなく、線路だけが残って、、、。 気を引き締めて、高校へ到着。 2年生50名、元気な挨拶から始まり、明るく、とても熱心な態度。 あっという間の一日でした。 後半は自己PRを中心に模擬面接の練習をしたのですが、自分の強みを伝えようと、みんな一生懸命です。 もうすぐ3年生に進級。 入試や就職試験に向けて、勉強、クラブ活動、生徒会、資格取得など、頑張っていることをしっかりと継続していき、自分に自信をつけておきましょう! |
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交通渋滞から始まった月曜日。
通勤ラッシュの時間帯、雪の影響で、福島駅のタクシー乗り場には長蛇の列。
20分ほど待ってやっと乗れましたが、通常よりもかなりの時間オーバー。
これからの季節は大雪や吹雪の影響で交通マヒになることも多くなります。
時間に余裕を持って行動しなければいけませんね。
3年生の進路もまだ進行中の時期ですが、
並行して、2年生の進路支援も始まっています。
進学か、就職か、
自分の希望だけではなく、家庭環境や親の期待等もあり、なかなか思い通りに進まないこともあります。
しっかりと自分の進路を見据え、就職に意欲的に取り組んでいる生徒の自己PR
からは、大学生にも勝る意欲が感じられます。
少しでも自分の進みたい方向へ向かって行動できるよう、自分で納得できる進路選択へ向けての支援が始まりました。