学生のための進路アドバイス
最終面接で十分に実力を発揮できず自信をなくしていた時に、再面接の連絡があったとのこと。
なぜ再面接なのか? 内定の可能性はあるのか? 何を聞かれるのか? 不安でいっぱいのようです。 内定者が辞退したため、追加のための再面接とも考えられます 面接官や人事担当者の意見が分かれたのかもしれませんし、 内定辞退にならないか、意思確認のためかもしれません。 しかし、企業側の意図は計り知れず、憶測で判断はできません。 せっかく頂いた再面接の機会に感謝し、悔いのないよう臨みましょう。 |
あっという間に4月も最終日を迎えました。
春爛漫、思う存分桜を愛でて、 ![]() 春の息吹を感じることができた卯月に感謝 松島、西行戻しの松公園にて。。。 さて、4月から本格的に大学生等の企業選考が開始したばかりですが、 マイナビの調査発表によると、2015年卒業予定の大学生、大学院生の内々定率は、すでに3月末現在16.4%だそうです。 企業側は人材確保にスピーディーに動いています。 特に志望する企業もなく、かといってあまり焦りもなくのんびりと構えている学生を前にすると、つい「自分の進路をもっと真剣に考えましょう」と言いたくなります。 「自己PRが書けない」「自分に合う企業がわからない」など、学生の悩みも様々ですが、まずは動いてみることです。 実際にキャリアカウンセリングで面談を続けている学生が企業説明会や企業訪問に行ったことで会社を理解することができ、興味が持てて自ずと自分を売り込もうとしています。 何もしなければ見えてこないことも 行動を起こすことで見えてくることもあるのです。 |
昨日、仙台市内の大学へ
✿美術系の学生が作成した満開の桜✿ 夕暮れ時になると校舎のライトで照らされて、何とも幻想的な世界が現れるそうです。 ![]() 先週に引き続き、面接対策(模擬面接実践)を行いました。 自分の強みにコミュニケーション能力をPRする学生もいます。 アルバイトやサークル活動を通して話す能力が身に付いたと自信を持っているようですが、企業側はどう受け止めているのでしょうか。 ―今日の読売新聞掲載記事より― 企業が新卒採用の選考時に重視するのは「コミュニケーション能力」 経団連が毎年実施する調査では10年連続1位だそうです。 企業が求める本当のコミュニケーション能力とは 自分と異なる価値観や考え方を持つ他者と意思疎通できる力。 小売、金融、飲食店など人と接する仕事が増えたことと、働く人の多様化で、 多様な人たちが一緒に働くために互いに理解しあい、協力することこそがコミュニケーションなのです。 |
大学でのキャリアカウンセリングを担当して参りました。
就活や自分の将来について真剣に考え、取り組むことが通常ですが、 そこまで辿り着くのに時間を要する学生もいます。 自分は何をやりたいのか どんな仕事が合っているのか 周りの学生は積極的に取り組んでいるのに、なかなか前に進めない 企業説明会に参加しているが、その先へ進めない 上記のような学生も少なくありません。 本人自ら就活へ取り組めるよう、支援を続けています。 何度も何度も相談にやってきてアドバイスをしているうちに、意欲的になり、少しずつステップアップしてくれます。 この仕事をしていてやりがいを感じる瞬間です。 米沢はただ今、桜が満開✿ 上杉神社 ![]() なんて美しい光景なのでしょう! ![]() ![]() 仕事のついでとは言え、今年もお気に入りのスポットで桜を見ることができました。 |
20日、カウンセリング業務で米沢の大学へ。
通勤ラッシュの地下鉄南北線でぎゅうぎゅう詰めになり、 お弁当のエッグサンドがいびつに変形してしまいました(-_-;) さて、しっかりと防寒対策をして臨んだものの、この時期にしては珍しくおひさまに恵まれた米沢でした☀ 業務開始まで2時間も余裕があるので、上杉神社を散策。 ![]() こちらは上杉鷹山公の像 ![]() 就活の相談も様々。 企業説明会が続く中、企業によってはエントリーシート選考を通過した者のみ、企業説明会に参加許可するなど、ハードルが高く、厳しい現状に立ち向かっています。企業の目に留る内容にすべく、支援を行っています。 就活に関わる金銭的負担に悩まされる学生も少なくありません。 関東や関西での説明会に行くためにアルバイトで旅費を工面するにも限界があります。 大学独自の合同企業説明会や地元での説明会への参加を勧めたり、大学の支援を大いに活用していく方法など、対策を練る日々が続いています。 |
大学独自、就職サイト、行政等、あらゆる支援機関主催の合同企業説明会が開催されています。
![]() 情報を効果的に活用して就活を進めてほしいのですが、周りの雰囲気に振り回され、戸惑ってしまうこともあるようです。 情報が飛び交っている中、就活をどのように進めていくのか。 企業説明会に参加した後、早急に企業見学の案内を受けた学生。 エントリーシート持参とのことで、困惑しています。 この時点では志望動機が書けていません。 説明会の内容もあまり記憶に残っていないようでした。 原因として考えられるのは、企業研究をせずに参加したことです。 事前に参加する企業から興味のある企業を選択し、ある程度、企業を知ってから参加すべきでしょう。 受け身の姿勢ではなく、積極的な就活への心構えが必要です。 |
大学3年生、短大1年生対象の就活セミナーを担当しました。
前期の自己理解から職種・業種理解に引き続き、 後期はエントリーシートの書き方から開始。 まずは自己PRに挑戦して、今までの活動や長所など、自分の強みを引き出してみました。 まだまだ未完成ではありますが、自己PRの引き出しをいくつか用意して、エントリーシートをまとめておくと、スムーズな就活へと進めます。 12月1日、今日からいよいよ本格的な就活がスタート。 まずは合同企業説明会や個別説明会等に積極的に参加して、情報収集を始めましょう。 |
12月初旬予定の校内合同企業説明会を皮切りに3年生の就活が本格的に始まります。
就活をどのように進めたらいいのか、悩む学生も少なくありません。 「順序通りに進めなければいけない」 「自己分析から業界研究」 などと、就活参考書に拘り過ぎて方向性が見えなくなってしまうこともあるようです。 あれこれ悩むよりもまず行動してみるのも、一つの方法です。 合同企業説明会に参加して、業界や企業を知ることで自分の興味、関心に気付き、やりたい仕事が見いだせる人もいます。 授業とのバランスを取りながら、計画的に就活を進めていきましょう。 冷たい雨の中、モミジの葉がひときわ鮮やかでした。 ![]() ![]() 去る11月7日は立冬。 暦通り、冬の到来ですね。 夕方から雪が降り始め、米沢の町はあっという間に銀世界☃ 寒かったです(>_<) |
公務員一次の学科試験を通過し、いよいよ個別面接を間近に控えた学生の相談。
雇用状況の不安定な現在、公務員志望者は増加しつつあるため、倍率が高く、学科試験を通過しても、二次の選考での面接が重要視されます。 学力、人間性、すべての面で評価される人が勝ち抜いていける、ハードルの高い職業です。 「安定した仕事だから」だけでは、勝ち残れません。 将来、どのように働いていきたいのか、自分に何ができるのか、 意欲や熱意を伝えるには志望先を熟知して挑むくらいの真剣さが必要です。 キャンパス内 子供でも手の届くような低いもみじの木で羽を休める蝉を見つけました。 ![]() だいぶ涼しくなったものの、虫たちにとっての炎天下はやはり大変そうです。 土の中から出て、わずか一週間の命。 虫好きの腕白少年に見つからなくてよかったです(~_~;) |
昨年春に卒業したが女子学生からお手紙が届きました✉
職場の方々に支えられながら、県の一般職員として事務職に専念しているとのこと。 大学3年時から事務職を中心に就活を始めたのですが、なかなか内定に至らず、 それでも頑張って、希望通りの職業に就けた学生です。 自分の価値観や長所、強みに気付くまでかなり時間を要しました。 大学のカウンセリングルームで2名で対応、お互いに情報共有しながら何度も面談を重ねて支援を続ける中で、少しずつ自分に自信を持ってくれました。 卒業間近の2月、満面の笑顔で内定の報告に来てくれた時は本当に嬉しかったです。 彼女の成長を通して、私自身も考えさせられることも多く、キャリアカウンセラーという、人の人生に関わる職業の責任の重さを感じつつ、やりがいのある経験をさせて頂きました。 まだまだ社会人2年生になったばかり。 これから先、大変なことも多いでしょうが、就活で培った粘り強さで乗り切ってくれるだろうと思っています。 |
9日、米沢市の大学でのキャリアカウンセリング業務でした。
平成26年卒業予定の学生を対象とした企業の求人活動が12月から本格的に 開始されます。 それ以前に、参加企業の選択法や説明会でのマナーなど、企業説明会に向けてのセミナーを行う大学もあり、このセミナーを受講した学生のみが説明会参加を許可されるというもの。 確かに、全国各地から一大学の学生のために、説明会にいらっしゃるわけですから、受ける方も本気で聞くのが常識です。 時々、各大学の説明会会場のカウンセリングコーナーを担当することがあるのですが、目的の企業のブースを目指して、真剣に聞き入る学生もいれば、手当たり次第、聞きまわっている学生もいます。 しかも、事前に受けた企業の資料を片手に、堂々と他者の説明を聞くなど、考えられないことです。 説明会とはいえ、企業側はしっかりと学生を見ています。 事前に、希望する企業の研究を行い、積極的にアピールできるよう準備して参加することが必要です。 説明会は面接試験同様の貴重な就活の場です。 山形から米沢へ向かう途中のJR羽奥本線 車中から上山城が見えました。 お城と紅葉のコラボレーション、素敵な光景です! |
昨日は、米沢市の大学へ行ってまいりました。
間もなく、3年生の就活が本格的に開始します。 自分の学んできた知識や技術を生かせる業界を目指していますが、どのように企業選択をすればいいのかなど、3年生と学院1年生の相談が増えつつあります。 研究室の先輩から就活のアドバイスを受け、自分なりに企業を絞ってはいるものの、何社くらいエントリーするべきか。 あまりにもエントリーし過ぎて、集中して活動できず、中途半端になってしまった学生もいます。 大手にこだわり過ぎて、必要とされる自分の能力を生かせる企業を見過ごす場合もあるようです。 将来性や条件、適性、自分の技術を生かせるかなど、徹底的に業界研究をして、エントリーを開始しましょう。 いよいよ、学内合企業説明会も始まります。 上杉神社のお堀の桜 キャンパス内の欅 一雨ごとに寒くなってきました☂ そろそろ冬支度ですね。 |
山形の大学でのキャリアカウンセリング。
昨日は時折、時雨に見舞われ、肌寒いくらいの気候でした☂ カウンセリングルームは暖房を入れて下さって、ほんわか暖かく心地良い感じ。 木々が鮮やかな紅葉に染まりきらないうちに、もう冬の足音が聞こえてきそうです この短大には2年前に大学が新設され、子ども教育学科では幼稚園教諭と小学校教諭免許を取得することができます。 特に幼稚園教諭は、乳幼児期(遊び)の感性を生かしながら、学童期(学び)への興味や関心にスムーズにつないでいく大切な役割を担っています。 現在、彼らは幼稚園の選考に向けて奮闘中。 ある幼稚園では、ピアノやリトミックなどの実技試験の他、園児との交流の様子も選考内容に入り、最後に面接試験まで、丸一日かけて人材選択に力を入れています。 幼児教育の知識や技術だけではなく、子ども、保護者、職場の先輩との人間関係も円滑にできる、そんな人材が求められています。 プレッシャーもあるでしょうが、それだけ、やりがいのある仕事ですね。 彼らの活躍を大いに期待しています! |
12月から、いよいよ大学3年生の就活が始まります。
大学の就職支援センター、リクナビなどを通して就職への活動を始める学生が多い中、最近、フェイスブックなどの交流サイトが注目されつつあります。 フェイスブックによる採用活動を支援する「ソーシャルリクルーティング」によると、2013年卒採用で、採用ページを開設した企業は約1400社。 2014年卒採用では300社を超える企業がこのサイトでの採用を用いると予測しています。(読売新聞・就活ON!掲載記事から。) 大手旅行会社、保険、証券など、多くの企業が活用しており、 企業のフェイスブックに「いいね」を押した学生限定のセミナー開催や企業説明会の動画配信など活用する企業も増えているようです。 また、リクナビなどへの掲載からフェイスブックに窓口を限定する企業も出ているとのこと。 就活にはインターネット活用が欠かせない時代になってきましたが、 選択肢があり過ぎて方向性が定まらず、中途半端な志望動機に苦戦している学生がいるのも事実です。 自分の興味関心のある業種、職種を中心に、企業を絞って、就活に専念してほしいものです。 |
先週、山形市と米沢市の大学へ行って参りました。
4年生の支援が主ですが、まだまだ進路の定まらない学生も少なくありません。 短期大学部の保育や幼児教育専攻の学生は、保育園、幼稚園の選考の途中に実習が入って、忙しい時期を迎えています。 山形県内では来年4月に開園予定の保育園もあり、保育士の求人も多く、就職率が期待されます。 「子供が好き」 「保護者の支援がしたい」 「子供の成長に関わりたい」 志望動機も様々ですが、保育士を目指す意志の強さが感じられます。 お母さんたちが子育てをしながら、安心して社会で活躍するために、保育士は、なくてはならない貴重な存在です。 |
行楽シーズンですね。
始発の地下鉄も仙台駅もスーツケースやリュックを持った家族連れで混み合っていました。 今日は米沢市の短大で、2年生対象のキャリア支援ワークショップ。 9時から17時まで7時間に及ぶ講義でしたが、受講生は内定獲得を目指して、意欲的に参加してくれました。 午後の模擬面接ではお互いに評価しあいながら、他者の良いところは見習い、注意点はアドバイスしながらレベルアップしていきます。 練習を繰り返すことで、少しずつ改善していることに自ら気付き、就活への意欲も出てきたようでした。 この時期になると、焦りも出てくるでしょうが、 学校の求人情報等を積極的に取り入れて、目標を達成しましょう。 最後は受講生全員の決意表明で、有意義な一日となりました。 |
黄色いじゅうたんを敷き詰めたような稲穂もすっかり刈り取られ、
田んぼは落穂ひろいをする鳥たちで賑わっています。 ![]() お店には新米や梨、柿、ブドウなど、たくさんの果物が並び始めました。 実りの秋ですね。 昨日は山形市の大学へ行ってまいりました。キャリアカウンセリング担当です。 書類選考、筆記試験、小論文を通過しても面接試験で失敗してしまうという学生が相談にやってくることが多いのですが、よくよく話しを聞いてみると、 準備不足が原因のようです。 自分の強みや企業への意欲を十分に伝えたつもりが、企業の期待には届かない。 どのように表現したらいいのか、企業側の立場になって考えてみましょう。 「業界や会社を理解しているのか?」 「会社のどこに興味があり、どのように働いていきたいのか?」 「将来の目標?」 「必要な人材か?」 「この学生に会社の重要な業務を託せるか?」 面接試験は、多くの応募者から役に立つと見込んだ学生を選りすぐるためのものです。 選ばれる人材になるためには、用意周到で臨まなければ、内定は得られないでしょう。 カウンセリングを続けるうちに、本人も自分の準備不足に気付き、再度挑戦への仕切り直しです。 悔いの残らない就活を支援するため、叱咤激励しながらカウンセリングを続けています。 |
先週末は米沢の大学でキャリアカウンセリング担当。
まだ夏季休暇中のため、キャンパス内はとても静かな雰囲気でした。 就職ナビ等で就活に専念する学生が多く、 以外にも大学の就職支援センターを活用しない学生も多いことに驚いています。 支援センターには全国の企業から募集要項が届いており、学生は大学の求人サイトにアクセスし、いつでも閲覧できますし、センターのバックアップ体制も整っています。 なかなか内定を得られずに、しばし就活休止状態になる学生もいますが、落ち込んではいられません。 今までの企業選考を振り返り、反省点を改善して再挑戦! 大学の就職情報をフルに活用し、自分に最適の進路を掴んでほしいものです。 午後からのカウンセリングだったため、午前中、米沢の友人と待ち合わせ。 駅前の開店して間もないイタリア風レストランに連れて行ってもらいました。 “La Scarpetta” なんと、オーナーは長男の同級生のおかあさん。 これからの人生は自分のやりたい事をしていきたいと、レストラン経営を始めたのだそうです。 「私たちの世代もまだまだ頑張れるね」 カフェラテを頂きながら、友人と妙に意気投合してしまいました( ^^) _U~~ |
27日は米沢の大学へ
まだ夏季休暇中で学生も少なく静かな雰囲気でしたが、キャリアカウンセリング希望者は定員いっぱいでした。 就活中の学生はのんびりしていられません。 この時期になると内定辞退で悩んでいる学生も多いようです。 複数の企業から内定を頂いたものの、どの企業が自分に適しているのか、どうやって断ったらいいのかなど、就活中の学生が聞いたら何とも贅沢な悩みかもしれませんね。 「御社が第一希望です」この誠意と意欲を信じて、 採用を決断された企業にとっては、期待を裏切ることになります。 やむなく辞退する場合は失礼のないよう、早めにお詫びの連絡を入れなければいけません。 帰路は福島経由で仙台へ。 奥羽本線米沢駅を出発して3つ目の峠駅では、昔ながらの駅弁屋さんのように「峠の力餅」を販売しています。 列車が停止している、わずか30秒の短い時間、素晴らしい販売技を披露してくれます。 ドアに駆け寄り、ひと箱買ってみました。 残念ながら、はっぴ姿の販売員の方の写真を撮る時間などありませんでした。 ![]() 10個入り、1,000円 甘すぎず、素朴な味がしておいしかったです。 |
暑い日照りの中、一輪の松葉ボタンが咲きました。✿
暦の上では、処暑。 暑さも納まる時期とのことですが、 今日は37度を越した地域もあり、まだまだ猛暑の勢いは止みそうにありませんね☀ さて、就活続行。 生まれ育った故郷での就職を希望する学生も多く、 地元から離れていると、なかなか求人情報も入手しづらいようです。 ネットを通して、地元のハローワーク等からの状況も見ることができますが、 やはり自分の足で行動するのが一番。 夏季休暇を活用して、積極的に地元企業へのアプローチを続けるようアドバイスしてきましたが実践できているでしょうか。 8月末から秋にかけて東北各県での合同企業説明会も行われる予定です。 来年春卒業予定の大学生だけではなく、第二新卒者の求人もまだまだ続いています。 |
米沢は湿気が少なく、カラッとした暑さでした☀
突然の雨に備えて持ち歩いている傘が突然、日傘に変身☂ 大学のオープンキャンパスの日で、大勢の見学者で賑わっていました。 ![]() さて、今日の面談者4名中3名は面接訓練希望。 志望企業の面接試験を間近に控えた学生です。 まずは第一印象が大事、身だしなみを整えて、きびきびとした挨拶から練習を始め、本題に入ります。 志望動機や自己PRなど、企業から出題されそうな質問をしていくのですが、 入社への意欲が明確でなければ、受け答えも曖昧になってしまいます。 企業の人事担当者の目は厳しいです。 学生を採用し、研修教育から一人前の企業人に育てるためにはそれ相応の費用と労力の負担を背負うことになります。 そのため、面接のわずかな時間で、求める人材かどうかを見定めます。 入社への意欲を示すためには、まず自分をよく知り、「強み」を引き出しておくこと。 志望企業を熟知するために、企業研究、業界研究を行い、どのように働いていきたいのかを明確に伝えることができるよう、しっかりと準備して用意周到で臨んでこそ、企業と対等に勝負できるのです。 「準備不足だった」と、後悔しないように。 就活はそれほど簡単なものではありません。 社会人になる第一歩の大切な活動です。 |
高校からのご依頼は進路講演や就職希望の高校生を対象にした就活セミナーが主ですが、ここ数年、高校でのキャリアカウンセリングや、進学や就職の面接訓練を担当する機会が増えています。
昨日は山形市の高校での個別面談。 すでに志望企業を選択している生徒もいますが、自分にどういう仕事が向いているのか、就職から進学へ変更したほうがいいのかなど、悩みや不安を話してくれました。 求人票を見て、業種や職種を詳細に説明し、条件の確認をするうちに、本人の仕事理解も深まって、就活への意欲が見えてきます。 進学への助言は進学先よりもまず、将来何がしたいのかを明確にしてから、自分に適した進学先を選択できるように導いていきます。 今日は仙台市の高校での面接訓練。 まだ志望動機はまとまっていないため、自己PRを中心に練習を行いました。 個人面接と集団面接の練習で、良かった点は賞賛し、改善点は直しながら、少しずつ上達していきます。 百聞は一見にしかず! オープンキャンパスに参加して、実際に目で見て体験してみること。 企業訪問をして、仕事や職場の雰囲気を見てみること。 より詳しい情報を得ることで、自分の進路の方向性も見えてくるはずです。 高校生最後の夏休み、のんびりしてはいられません。 |
久々の休日、どんより曇り空に雨がちらほら☂
いつもより遅めに起きて、 洗濯物も乾きそうにないのに、どっさり干して、 家じゅうのお掃除をして、一息ついたら、もうお昼。 午後は歯医者さんに行って、なんてしているうちに、もう夕方になってしまいそうです。 昨日は短大でのキャリアカウンセリング担当でした。 ✿キャンパス内のアジサイ、満開です✿ 短大で習得した専門分野にこだわらず、 自分の興味、関心、適性に沿って、いろいろな業種や職種に興味を持って相談 に来る学生が増えています。 せっかく学んだ知識や資格を生かしてほしいという親の期待や 「こうでなければならない」という使命感にプレッシャーを感じている学生も少なくありません。 「本当は、こういう仕事に興味があるのです。」 「こういう仕事をしたいのです。」 面談しているうちに心を開いて打ち明けて、すっきりしたのか前向きに就活に取り組んでくれます。 選択肢は異なっても、短大で得た資格は決して無駄ではないはず。 社会で生きていくうえで、必ず役立つ時があるはずです。 将来、転職する時に必要になる資格かもしれません。 学んだことは形には見えなくても、人間として成長する基本になっていくでしょう。 誰でもない、自分の人生。 後悔しない進路選択をしましょう! |
9日、大学のキャリアカウンセリングで米沢へ行く途中、
久しぶりに13号線から水窪ダムに沿う376号線を通ってみました。 この辺りは子供達の釣りのお供でたびたび訪れた所で、カモシカやお猿さんとの遭遇もありました。 早朝だし、もしかして会えるかな、と期待をしていたら、 なんと子ザルが2ひき。 警戒心もなく、もの珍しそうにこちらを見てくれました。 かわいいですね( ^)o(^ ) 田んぼの中を「つばさ」が走る、のどかな風景。 27年間住み慣れた米沢は自然に恵まれ、のんびりと時間が流れていくような気がします。 さて、就活本番。 数社内定した企業の選択での相談や就職後の人間関係などの相談に訪れる学生が多くなりました。 内定は得たものの、やはり不安は尽きないようです。 これでいいのか、 もっと適した企業があるのではないか、 自分の中ではある程度進路は決まっているものの、私達のような大人に、ポンと背中を押してほしい、そんな思いなのでしょう。 |
『蔵王連峰』
![]() 山形県側では『山形蔵王』と呼ばれています。 先週、2日連続で山形の大学と短大でのキャリアカウンセリング担当でした。 3年生の12月から本格的に就活を開始した大学生と異なり、学生生活を始めて1年余りの短大生にとって、進路選択の時期があまりにも早く訪れます。 就活も追い込まれるように感じている学生も少なくありません。 学科で学ぶ知識を生かせる仕事ではなく、全く異なる業界を希望し始める学生も多く、「これでいいのかな?」と思い悩む人も少なくありません。 しかし、法学部の学生が必ずしも法律家になるとは限らず、 声楽科出身者が全員、音楽の道を選ぶわけでもありません。 大学や短大で学んだ知識や能力を生かせる職業を選択するのが通常かもしれませんが、他分野への興味関心を選択するのも進路決定の一つです。 いろいろな選択肢があってもいいのではないでしょうか。 |
All Rights Reserved by flynatti
「そんな会社には……」のひと言で迷走。
就職活動を勝ち抜いて内定式に臨んだ大学4年生。
あとは卒論や学生生活を充実する時期です。
ただ、内定を得てから親の反対に遭い、
方向転換を迫られたケースが最近目立つとのこと。
「そんな会社に入ると、あなたの経歴に傷がつく」
「もっといい会社がある」
「あの会社はネットでブラック企業と書かれているけど」
そして、
親の顔色をうかがって、学生が就職先を判断する例もよくあるそうです。
本人の意思はどうなのでしょう。
自分の将来を左右する、大事な進路決定の時、
親の意見に従うことに本人が納得すればいいのでしょうが、
納得がいかないまま従った場合、将来、後悔するかもしれません。
親が子供の将来を心配するのは当然のことです。
少しでも、安定した道を進んでほしいと思うのが親心です。
でも、親の価値観だけで子供の将来を保証できるでしょうか。
進路選択のサポートは就活を始める前から。
お子さんとよく話し合って、本人の意思を尊重しつつ、的確なアドバイスで支えてほしいですね。