キャリアカウンセリング
山形市内の大学へ
幼稚園や保育園、福祉系の選考が本番を迎え、 カウンセリングルームは面接練習希望者で定員オーバ状態でした。 授業で学んだことや実習で体験してきたことを振り返りながら 自分の進路へ向けて頑張っています。 お昼休みはキャンパスをブラブラと散策して気分転換。 いつの間にか、木々も色づいてきましたね。 |
大学在学中に就職が決まらないまま卒業し、卒業後は契約社員や臨時、パートなど非正規雇用労働者として短期の仕事を繰り返しながら働いている。
収入も少なく、社会保険などの保障もないことから、次第に将来への不安を感じ始めた。 今になって就活に真剣に取り組まなかったことを後悔している。 ・・・・・これは珍しいケースではありません・・・・・ 平成25年7月現在、非正規雇用労働者は2,043万人で、雇用者全体の38.8%を占める。(総務省発表) そのうち、フリーターと呼ばれ若者は176万人(平成23年・総務省発表) これからの日本を支えていく若者たち。 彼らの厳しい雇用形態の現状を改善し、安心して働ける雇用環境を作っていかなければいけません! 私にできることは、彼らが自ら適性や興味、関心、能力に気付き、 自分に自信を持って目指す方向を見つけられるよう、後押しすることです。 |
日ごとに夜明けの時間が早くなり、夕方は遅くまで明るくなってきました。
日の短い冬場に比べると、何だか得をした気分になります。 5時30分、我が家を出発。 心地良い空気と鳥の鳴き声、近所の庭先のしだれ桜を眺めながら、始発の地下鉄へ。一日の始まりです。 相談内容も様々。 企業選考を控えた方には自信を持って挑めるように。面接の特訓をしています。 わずか20分くらいの面接の中で、企業側にいかに自分をPRするか。 「必要な人材になる」ためには企業が必要とする人材を知ることも大事です。 |
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専門職の学科は、ほぼ全員内定を頂いているとのことでしたが、
面談で気になった学生がいました。
4年生の彼は専門職から一般企業への進路変更を始めたのですが、
企業の面接で専門知識を生かせる職業を選択しなかった理由を問われたら何と答えればいいのか悩んでいます。
その道のスペシャリストとしてスキルを身に付けてきたのに、確かにもったいない気はします。でもそれ以上にやりたいことがあるのならば、進路変更してもいいのではないでしょうか。
ただ、今まで学んできたことが無駄ではなかったことを伝える必要があります。
4年間を振り返って頂いた結果、
大学の授業や実習では彼が目指す職業に生かせる、役に立つ、多くの事を学んできたとのこと。
それらを、もっと視野を広げて活躍できる仕事にたどり着いたのです。
「どう言えばいいのですか」の相談に
ただ適当な答え方をアドバイスするのではなく、
「どう伝えたいのか」
そこに本人が気付いてくれるまで、ひたすら待ちました。
私の使命は相談者が自ら行動できるように支援することです。
「ありがとうございました。頑張ります」の笑顔に、
こちらもやりがいを感じた一日でした。
山形の雪もひとやすみでしょうか
青空に恵まれて、久々に蔵王山を見ることができました。