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いとおしい郷土

  • いとおしい郷土
大変御無沙汰してしまいました。
年初めの勢いはどこに行っていたのでしょうね。いやはや・・・
そんなのんびり気分を一気に「改心」させる3月11日の東北関東大震災。
亡くなられた大勢の皆様、被災され今も困難な生活を強いられている大勢の皆様、
そして直接、間接に大きな被害を被った皆様、心よりお見舞いを申し上げます。

我が西屋旅館は揺れましたが被害はありませんでした。建物も温泉も無事です。
間接的には、お客様の沢山のキャンセルが続いています。旅館経営の考え方を大きく変えなくては
いけません。ご迷惑をかけたところも沢山あり、忸怩たる思いです。
とはいえこれから未来に向けて進んでいかなくてはなりません。

今日、米沢の町に降りて買い出しをしてきました。
晴れていて遠くの山々が残雪できれいです。青空が悲しいほどきれいです。
三陸の風光明美な故郷を地震と津波は一瞬で遠くに持ち去ってしまいました。
悲しみはいかばかりかと思います。

今自分が住んでいる場所を日々いとおしみ、未来につなげていかなくてはと思っています。
2011.04.01:西屋社長:コメント(3):[人生の意味に目覚める系]

ろうそくの灯り

  • ろうそくの灯り
ここ数日なんだかドタバタとしていて、更新できずに早4日。
2月もどんどん進んでいきます。
あちこちで大雪の便りですね。除雪事故には十分に気をつけましょう。

当館前の雪にろうそくをともしました。
道路は白布温泉は温泉熱利用のロードヒーティングですので、ちょっと晴れれば雪が融けていきます。ありがたや~

来週末は米沢は「上杉雪灯篭まつり」でにぎわいます。今年は大雪なので、白布温泉から会場まで雪を運ばなくてもいいです。
その代わりたくさんの雪灯篭でにぎわうことでしょう。
冬には冬の楽しみとにぎわいが。

新幹線青森延伸に因み、「商工会議所観光振興大会in青森」というイベントに参加してきました。さすがにぎわっていました。海の幸、山の幸、温泉、交通。いやはや沢山の観光資源。
我が国は何と沢山の資源に恵まれていることか。

雪灯篭まつりでも西屋へ


2011.02.05:西屋社長:コメント(1):[温泉旅館秘話]

2月に入りました

  • 2月に入りました
当館ロビーの灯りです。
2月に入りました。雪の日々ですが、ロビーの灯りをつけて音楽をかけると、雪片づけのことも一旦忘れてしまいます。

毎朝、それなりにCDをセレクトしてかけているのですが、まあ場所が場所なだけに、ヘヴィ・ロックというわけにもいかず、クラシックやヒーリング系、軽いジャズやポップス、アコースティックインストルメンタル等々。

私は結構ギターオタクを自称しておりますので、アコギインストものもかけるのですが、いまいちフィットしません。やはりコア過ぎるのかも。
個人の好みを商売にはなかなかリンクできませんか、個人の好みが無くなると、これまた没個性。
「主人性」をどれだけ主張していけるか。

ギターにはちょっとだけ詳しい西屋の主人です
2011.02.01:西屋社長:コメント(0):[七色の音楽]

炉端で読書

  • 炉端で読書
炉端ついでに久々に読書のお話を。

前振りは、当館のサイトにバナーが今日新たに加わりました。「旅色」という旅行紹介サイト(まあ広告宣伝なのですが)ちょっとおしゃれなサイトで、毎回女優さんが登場して、旅のお話をしていく、というものです。今回はあの「蒼井優」さんです。
その中で紹介されていた本が、私も好きな星野道夫さんの著作です。「旅をする木」星野さんのことは、ドキュメンタリー映画「地球交響曲第三番」で見て、いっぺんでその生き方、人生観、世界観に魅了されました。
残念なことにカムチャッカで亡くなられましたが、彼の魅力は多数の著作や、彼が撮った写真の数々の中に力強く息づいています。

吹雪の風の音、雪が降り積もるかそけき雰囲気、しんしんとした空気、炉端の炭火、もしかしたら星野さんはそんな空気をアラスカで感じていたのか、などと想像しながら、うちの炉端で彼の本を読んでみました。

西屋の炉端で炭火を見つめて、ときおり読書でもいかがですか


2011.01.31:西屋社長:コメント(0):[読書をススメ。]

炉端と明かり

  • 炉端と明かり
先週はえびす様のアップの後に、息子と妻と大宮の鉄道博物館に小旅行したりして家族サービス?していまして、抜けてしまいました。

その間にもどんどん雪が降り積もり、全国で大変なことになっていますね。福井でも大渋滞で混乱。関係された皆様のご無事を祈ります。
米沢市内も中心部の除雪がかなりはかどった、とはいえ平和通りやまちの広場は大雪がまだまだ。なんだか学生時代を思い出しました。

昔は大雪でバスが遅れ、今のように除雪が完備していなかったのでほぼ1車線の雪道が続いた白布温泉までの街道でした。(昭和50年代?)
遅れるくらいならまだしも、待っても待っても結局バスが来なかった・・・雪の中のバス停で2時間待って、しょうがなくて家に電話して父に迎えに来てもらったことがあった高校時代の冬。

その時とは作りは変えてしまいましたが、家に帰ってくると炉端の炭火が暖かく迎えてくれました。外はしんしんと降りしきる雪、そして吹雪。反射式ストーブも必要な暖かさです。

炉端でモチでもあぶって食べながら、冬の夜を過ごしましょう。

西屋の炉端では毎日炭火をおこしています~



2011.01.31:西屋社長:コメント(0):[温泉旅館秘話]