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長井発、“縄文太鼓”の響き

  • 長井発、“縄文太鼓”の響き
小鷹ブログでも書きましたが、ここ最近嬉しいような悲しいような忙殺デイズが続き、なかなか落ち着いて自らを省みるゆとりがありませんでした。
えぇい!!
1日~一週間~一か月の予定とペース配分&計画→実行体質さえしっかりしていれば、こんな情けないことにはならないはずだ!

春までには文武(文=仕事、武=私生活…なぜか)両道のスマート生活に切り替えるべく、あまり深く考えずに始めたさまざまな朝の習慣ですが、これが実に効果てきめんでして^^!
今までどうも「ねむー」「ぐたー」だった朝が、見違えるような「ぴかーん!」「しゃきーん!」に!!

朝のスタートがぴしっとすると、その日一日充実した一日が送れる!
…ような気がします(笑)


そんな朝、しかも早朝のできれば霧のかかる山間(条件細かすぎ!)で爽やかに聴きたいBGMといえばコレです!
↓↓↓

ドンコ 森の鼓動

米沢市のおとなり、長井市発の縄文ムーヴ。
この縄文太鼓のリーダーは、以前米沢市内の激ウマスープカレー店「らあじゃ」さんのミニコンサートでオカリナを吹いたこともある金子ジョモザエムさん(日本の方です)。
このCD、一瞬「姫神の“風の縄文”シリーズ?」と間違えそうですが…

中身は全然タイプが違いますぞ!!
そのイメージを例えるなら…

姫神の縄文シリーズが限りなく弥生時代に近い縄文時代だとしたら、
ドンコは限りなく石器時代に近い縄文時代!

はたまた、

姫神の縄文シリーズが祭り乙女の恋歌を歌うとしたら、
ドンコはマスラ男のモーレツ狩歌を歌う、いや叫ぶ!

うーん、分かりにくいかな。

姫神の縄文シリーズが醤油味なら、
ドンコはこってりソース味!!

姫神はシンセサイザーを多用したスピリチュアルな響きを持つのに対して、ドンコは完全に自然素材の木や皮を使った道具&人の声のみで見事に曲を作り上げています。人間くさく、泥くさい。木のぬくもりがそのまま素朴な音色になって心地よく耳に響いてきます。
しかもアルバムは物語のような構成で、古の情景をいかにも縄文風な洒落たタイトルで解説しています。わくわくするような曲ばかり^^!

こんなに素敵なCDが、しかも同じ山形県から発信されていたなんて、ずっと知りませんでした。偶然見つけた一枚ですが、これは必聴です!
2009.03.17:西屋社長:コメント(0)

どれが一番好きとは言えない自分が…

  • どれが一番好きとは言えない自分が…
誕生日に旦那からプレゼントdeリクエストしてもらった(歳に因んで?)
CD3枚は、ジャンルも国も全く違う3枚でした。

一枚目は、ミュージカル映画化で話題の「マンマ・ミーア」でおなじみ、
『ABBA GOLD』!
(最初のBがターンになってません…あしからず。)
総じて親しみやすい旋律は、アバ全盛の当時物心付いていなかった私でも、
どこかで耳にした事のあるものばかり。とにかくただでさえ踊りたくなる?
元気の出るナンバーはまさに元祖スウェディッシュポップ♪西屋のロビーでだと
はじけすぎて釣り合いが取れないかもしれませんが、個人的に朝のBGMに
もってこいな感じです。

二枚目は写真のジャケット、アイルランドのトラッドミュージック・プロジェクト
ANUNAの『CYNARA』というアルバム。
アイリッシュダンスの延長でこのグループの事を知り、試しに買ってみたが
最後、はまりにハマって毎日のように聴いているほど今ではお気に入りです。
中世から伝わるアイルランドの伝統的な音楽(宗教的な響き)を、声楽のみの
透明な旋律で歌い上げる見事さは、元々声楽好きで、今までグレゴリオ聖歌から
現代オペラまでありとあらゆる声楽の類を散々聴いてきた私でさえ度肝を
抜かれました。一部使われる器楽演奏も、歌声を美しく引き立てています。
こんな音楽を探していたのだ!!
お休み前に聴くと、一日の緊張や疲れがホントに不思議に解れていきます。
癒しがほしい現代人にはオススメの一枚でもあります^^

そして…三枚目は;;
なんとなんと、Go to D.M.C!!
去年夏に公開されて大ヒットした映画「デトロイト・メタル・シティ」の
サントラ…サントラ? デスメタルCD『魔界遊戯』だったりします(笑)
映画がとっても面白くて、つい……(苦笑)
当たり前ですが、
アヌーナを聴いた後にDMCを聴いた日にゃ安らかな眠気も即吹っ飛びます。
あくまで映画に登場するメタルバンドがプロデュースしたという設定のCD
なので、本当の意味でデスメタルではありません。が、
その歌詞は見事にいっちゃってますので、西屋ではゼッタイにかけられません;

ここまで書いておいて何ですが、正直DMCは、ここで紹介するのはちょっと
恥ずかしいですね;;;例えば日中忙しくてふと音楽的強壮メントールが
欲しい時、思い切って爆音で聴くと、なかなかよろしいかと…^^;

こうして同じ日に頂いた3枚は、見事に住み分け?が出来上がった次第です。

ABBA GOLD

ANUNA CYNARA

魔界遊戯~for the movie~
2009.02.28:西屋社長:コメント(0)

☆祝☆日本映画快挙「おくりびと」!

  • ☆祝☆日本映画快挙「おくりびと」!
山形県庄内地方が主に撮影の舞台となった映画「おくりびと」が、
見事に米アカデミー賞外国語映画賞を受賞しましたね!!!

…実は私、映画「おくりびと」のことは以前から知っていたのですが、
広告で見た映画のワンシーンカットや“納棺師”のイメージからして
イコール「死別」がテーマ…
それだけでしり込みしていました。
ちょっと観る気があまり起きなくて、未だに鑑賞したことがありませんでした。
その上山形県が舞台だったことも、マイフリーク山響がもっくんと共演
していたことも、恥ずかしながら今日の山形新聞で初めて知りました(爆)

でも、本当はこの映画はとってもユーモラスで感動的なんだとか!!
何しろ映画にうるさいアカデミー会員に認められた傑作とあれば文句なし!!
うう…地元県民としてきちんと中身を把握していませんでしたっ、反省><;

考えてみれば、
「スウィングガールズ」も、「スキヤキ・ウエスタン・ジャンゴ」も、
みんな山形が舞台!すごい、すごい♪!

「おくりびと」は上映期間こそ終了していたようですが、受賞を記念して
再び映画館に帰ってきますね^^!残念ながらチビ子がいるので私は映画館に
足を運ぶことは出来ませんが、DVDなり何なり、必ず観ようとと思っています。

大切な家族と一緒に鑑賞するのがいいかもしれませんね^^
2009.02.24:西屋社長:コメント(0):[人生の意味に目覚める系]

冬なのに夏の曲…でも心地いい♪

  • 冬なのに夏の曲…でも心地いい♪
マイブログでもちょこっと触れましたが、
ただ今西屋家はとっかえひっかえ風邪や疲労で寝込でいて、
常にナントカルーレットがまわっているような状態です。

いつか当たりそうでこわすぎなんですが;;;
とりあえずファイト一発飲んで頑張ってます。

雪灯篭祭りも無事に閉幕し、遠かった春も少しずつ近づきつつありますね。
ただ今の白布は、昨夜からの雪で見事に真っ白です。
静かにそして確かに春に向かって歩み続ける西屋。
そんな西屋の今週のモーニングBGMは、こちら!↓

Summer Solstice: A Windham Hill Collection

癒しのWindham hillレーベル、コレクションCDです。
もちろん主人の大好きな故マイケル・ヘッジスも入っている!
「栄養ドリンクもいいけど、何となく、あと一押し音楽サプリが欲しーわー」
「爽やかに朝を過ごしたいなぁ」
そんなときにはもってこいの一枚♪…って、
これタイトルが「Summer solstice=夏至」なんですけど。。

冬にかけちゃっていいの?

いいんです(きっぱり)!!

しかも意外と、このアルバムは囲炉裏端のある西屋ロビーによく調和します。
民族音楽系やクラシックだけが守備範囲ではない!
これも、ちょっとうれしい発見でした。

ちなみに主人収蔵のCDのどこかに「Winter solstice」も隠れているはず
なのですが、なかなか見つかりません。
この膨大な旦那コレクションCDを全部紹介しようものなら、
毎日更新しても間違いなく数年はかかるでしょう(笑)
2009.02.19:西屋社長:コメント(0)

着物の楽しみ…冬のうちに

  • 着物の楽しみ…冬のうちに
この週末、西屋は風邪引きさん続出で大荒れでした;!!
女将、フロント主任、番頭さん、お掃除さん、そして会長と次々ダウン!
一見一番弱そうな(?)息子がピンピンしていることが、何より救いです。。

雪がまとまって降ってみたり全然降らなかったり、気温が上がってみたり
やたらに寒かったりと、なかなか「冬」らしい天候に至りませんね。
こんな調子では、ついリズムを崩して体を壊しがちですが、
そんな時こそみなさんどうか風邪予防バッチリ決めて、
来週の米沢冬一大イベント「上杉雪灯篭祭り」を迎えませう^^

かたや私は、こんな季節であるにもかかわらず、今ひじょーーーに
着物を着たくてたまりません(笑)

なぜ着物!

もちろん大好き、ということもあります。他にも
洋服を選ぶのがめんどくさい&流行りにほぼ無関心&ジーンズ超苦手&
着物なら実家のお古から西屋のお古から古着屋さんでかき集めた古着物から
(お古ばっか^^;!)いっぱい持っているetc…
理由をあげたらきりがありません。
学生のころから、暇を見ては着物を着て出かけるのがひそかな楽しみでした。
好奇な目で見られたこともありましたが、自分としては普段着のつもり
でしたし、気になりませんでした。

それなのに、せっかく旅館に嫁いできた割に結婚後は何となく着る
機会を持てなくなってしまいました。今はむしろスポーティーに走っています。
「旅館の女将=着物姿」などとまるっきりステレオタイプなイメージを
抱いて西屋に突入してきたわりには、その対極を地で行っちゃってるという。。
(まぁ、子育て真っ最中で遠慮してしまうという気持もありますが…)

でも、やっぱり着たい!!

というわけで、以前からリスペクトしていた同じ山形県出身の人気着物ライター
きくちいまさんの本を最近再び読み返しています。
彼女は着物スタイルのまま妊娠→出産をやってのけてしまったスゴすぎる…
もという羨ましすぎる方。
私も試したいと思いましたが…勇気が足りませんでした(泣)
毎日着物ライフのコツが魅力たっぷりに書かれているいまさんの本を読むと、
それだけで元気が出てきます。

着物ってステキ!今度是非着て街を歩こう!!

という米織の里・米沢の女性が増えてくれることを願いつつ、
いまさんのイチオシ本のご紹介でした♪

ふだん着物わくわくアイデア帖
2009.02.08:西屋社長:コメント(2)