デザインマスター【3級】学習ノート / みっち

デザインマスター【3級】学習ノート / みっち
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プロジェクトメンバーの役割

 ・マネジメント
  営業、プロデューサー
 ・ディレクション
  ディレクター、インフォメーションアーキテクチャー
 ・分析/調査
  コンサルタント/アナリスト
 ・コンテンツ開発
  プランナー、エディター/ライター、カメラマン
 ・デザイン開発
  アートディレクター、デザイナー、デザインエンジニア、コーダー
 ・システム開発
  システムエンジニア、プログラマー



プロジェクトの規模によっては
SOHO事業者や個人クリエイター1人でこなせる場合もありますが
今後は、適切なタイミングで、適切な能力やスキル、経験を持つ人に
適切な役割と責任を与え、プロジェクトメンバーの一員に迎えることが必要であり、
要求される能力やスキルの専門化による分業が進むと予想されます



参考→Webリテラシー
クリエイティブ・コモンズとは

知的所有権問題、インターネット法などの専門家によるプロジェクトで、
インターネットが発展するとともに、情報の共有化を提唱している傍らで
著作権問題が障害になる場合に、
このような法的問題を回避するために存在しますが
決して著作権制度に反対しているわけではないということを
認識しておく必要があります


クリエイティブ・コモンズ・ライセンス(CCL)
Attribution(表示)
  著作物を複製、頒布、展示、実演することを許諾しますが
  ライセンスの受諾者は原著作者のクレジットを表示しなければなりません

Noncommericial(非営利)
  著作物を複製、頒布、展示、実演することを許諾しますが
  ライセンスの許諾者から別途承諾を受けない限り営利目的で
  利用してはなりません

No Derivative Works(改変禁止)
  全く変更を加えていないコピーのみを複製、頒布、展示、実演
  することを許諾します

Share Alike(継承)
  ライセンスされているのと同じライセンス条件のもとでのみ
  二次的著作物を頒布することを許諾します


CCLのバナーには”Some Rights Reserved”と記されており、「いくつかの(=Some)」権利だけを著作者の下に残すという意味があります

一般的な著作権領域”All Rights Reserved”とは違います

参照→クリエィティブ・コモンズ

参考→Webリテラシー


著作権の構成

著作人格権
 著作者の人格的利益を保護
著作財産権
 著作物の利用を許諾したり禁止したりする
著作隣接権
 実演等の利用を許諾したり禁止したりする
の3つからなっています




なぜここまで著作権が騒がれるのか

デジタル著作物とアナログ著作物の違い
 1 複製および改変の容易性
 2 瞬時に大量のデジタルコンテンツを送受信可能
 3 オリジナルと複製物の特定が困難


これらの特徴があるためデジタル著作物の使用に関し、
意図的に著作権を侵害するつもりはなくても
結果として侵害に該当する行為であったというケースも
ありうるので注意が必要となってきます




キャラクターおよび素材の使い方

 Webサイト制作にあたってキャラクター、
人物写真などの素材を使用する場合が多い中で
これらは権利で保護されている部分が多く、
商品化権、パブリシティ権、プライバシー権といった
「権利の保有者」から使用許諾を得る必要があります

許諾を得ないまま使用した場合
損害賠償請求や使用行為の差止請求を受けて
大きな損害を被ることもありうるので使用する際には注意が必要です





参考→Webリテラシー
情報セキュリティポリシーとは?
 
 組織内にある情報資産について適切なセキュリティ対策を実施するための規約を「情報セキュリティポリシー」と呼ぶ
・基本方針(基本ポリシー)
 セキュリティ維持のための運営体制や責任範囲、罰則まで規定
・対策基準(スタンダード)
 カテゴリごとに実際に守るべき規定を具体的に記述
・実施手順(プロシージャ)
 上記二つの部門ごと想定担当者ごとに必要な規定としてまとめた文書群


の3段階で構成され、策定してからがスタートラインであり、
定期的に評価・見直しを繰り返してポリシーを発展させていくことがより重要である


よく勘違いされることが多いのが、
情報セキュリティポリシーを保有≒セキュリティ対策が万全
でありセキュリティ対策の安全性を保証するものではない




参考→Webリテラシー
フラットなWebがもたらす影響力

Webは個人ユーザーが作り出す有益なコンテンツは大手企業と同様に、またはそれ以上の影響力をもつ可能性があります
そこでネットユーザーと協力したマーケティングが注目されてきました

CGM(Consumer Generated Media)を通じて
個人ユーザーにポジティブな評価を配信してもらうという取り組みがなされています
アフィリエイトプログラムやネット上で口コミを使った様々なプロモーションがあり
正直かつ有益な情報提供がコミュニティへのアプローチで重要になってきます

このように企業はWebサイトやサービスを単に情報提供ツールとして「利用」するだけではなく、「活用」することも求められています

人気商品の売り上げはもちろんだが、
売れ筋から外れている数知れない製品のほうがネットでは欠かせない
収益源になることもあり、
在庫スペースに制限のないインターネットにおいては重要なマーケティングといえます



参考→Webリテラシー
Webアプリケーションの成熟化

Webメールなど場所にとらわれることなく
自分の情報にアクセスするためのサービスは存在していましたが
技術的進歩により自分の情報へのアクセスが
より簡単に行えるようになってきました

2002年にRIAという概念が
Macromedia(現AdobeSystems)より
紹介されましたがFlashを使用したRIA
導入することによって
「静」から「動」へのサイト構築が可能になりました

複雑なアプリケーション開発の最適化

RIA→Flashがメインソリューションでしたが
Ajax(エージャックス)→JavaScript

の登場で複雑なインターフェイスの構築が技術的に可能になりました


今までにないデータの利活用と広がり

開発の効率化だけでなくWebサービスAPI(Application Programing Interface)
経由して別のWebサイトのデータを読み込み組み合わせるといった使い方も実現し、
特に地図データや動画データを使ったサイトが多く見られるようになりました

参照→RIA Ajax

参考→Webリテラシー
Webならではのネットワーキング

Webが広く利用されるようになって以来、
Webはコミュニケーションツールとして欠かせない存在になってきています

コミュニケーションツールとは

メール
 パソコンやモバイル機器他などで利用
チャット(Instant Massaging)
 音声やビデオを使用してのツール
携帯電話
 通話だけでなく、モバイルサービスも多く立ちあがっている
Weblog(ブログ)
 画像や音声の公開、共有ができる
SNS(Social Networking Service)やMMOG(Massively Multiplayer Online Game)
 共通の繋がりで構成されたメンバー内交流ができる
等、

コミュニケーションがより簡単にかつ効率的に行われることにより
世界中でポジディブな経済効果をもたらしている


Webは誰でも情報発信者になることができると同時に情報受信者になる場合もあります
RSS(Really Simple Syndication)を利用することで
Webサイトにアクセスをせずに最新の情報を効率よく
取得できるようになりました


 近頃スパムが増加し、
欲しい情報に簡単にたどり着けなくなってきていますが、
スパムをかわし純粋な情報を取得できる環境を整えることができます
RSS2.0のような拡張性をもつものは、
ポッドキャストなどの応用次第で音声の配信も可能になり、
様々な情報をつけ加えることもできるようになりました


このようにユーザーは欲しい情報のみを引き出すことが
できるだけでなく、自分のニーズにあわせて再利用することも可能になり、
Webサイト制作のとらえ方にも変化が出てきました

CMS(Content Manegement System)
Webサイトの制作や運営が簡単にできるシステムのことで、
管理者でなくても制作者が修正や追加・削除が簡単にできるので
コスト削減が図れます


参考→Webリテラシー
サーバーとクライアント

サーバー(サービスを提供する側)
クライアント(サービスを利用する側)


ハードウエアとしてのサーバーのOSにはWindows、UNIX等があります
OSの性質としてはマルチメディア性よりも保守性や安定性を重視し、メーカーが正式サポートしているので高性能、高信頼性、高価格であるといえます

ソフトウエアとしてのサーバーには、メールサーバー(電子メールの集配信)やファイルサーバー(ファイルデータの蓄積)、WWWサーバー(ホームページの制作)等があります


インターネットへの接続サービスを提供しているサーバーはプロキシ(代理)サーバーと呼び
プロキシサーバーがクライアントに代わってインターネットへ接続し、情報を取得してクライアントに送信しています



このようにインターネットへの接続にはサーバーが必要ですが
一般ユーザーはプロバイダに加入してそのサーバーを利用します



参照→サーバ

参考→Webリテラシー
Webブラウザはインターネット上の情報を閲覧するだけでなく、さまざまなWebサービスを利用するための窓口としても利用されています



Webブラウザの歴史
1991年
 ティム・バーナーズ=リーらが世界初のWebブラウザを公開
 (テキスト・リンクのみ、または画像のみ)

1993年
 NCSAが「NCSA Mosaic」を開発
 (テキストと画像が一緒)

1994年
 ネットスケープコミュニケーションズ社が「Netscape Navigator1.0」をリリース

1995年
 ・バージョンアップして「Netscape Navigator2.0」がリリース
 (フレームなどの機能が搭載された)
 ・マイクロソフト社が「Internet Explorer1.0」をリリース

2001年
 日本語対応の「Opera6」がリリース

2004年
 Mozilla Foundationが「Mozilla Firefox1」をリリース

Webブラウザの選択肢が増えたことで市場のシェア争いがはじまりましたが
Windows98からInternet Explorerが標準ブラウザになったことで
市場シェアが9割を超えるようになり現在でも圧倒的なシェアを維持しています


Webブラウザの仕組み
 ブラウザに表示するための情報処理機能のことを
「レンダリング(rendering)」
と呼びます。
このレンダリング機能は各社ブラウザで違うものを搭載していますので、
表示結果が少々異なることがあり、
Webページのレイアウトが崩れてしまう等の問題が発生しますので
制作者が正しく表示されるよう対応しています


参考→Webリテラシー

 
検索サービスの仕組み
インターネットの検索サービスはパソコンや携帯などから気軽にできるということで、利用者が急増しています
検索されやすいWebサイトを制作することはあたり前になっており基礎知識が必要であります。

検索サービスの種類
広告代理店電通の登録商標でもある「AISAS」は
A...Attention(注意)
I...Interest(興味)
S...Search(検索)
A...Action(購入)
S...Share(情報共有)

消費者の行動5つの言葉の頭文字で表わされています
検索するためのサービスには「Yahoo!」「Google」「goo」「Excite」などがあります

検索システムの種類
○ディレクトリ型
 Webサイトの情報を人の手作業でカテゴリ分けしています
 手作業なので質の高いサイトを検索することが可能ですが検索対象となるサイト数が多くないという欠点があります

○ロボット型
 自動巡回プログラムによって莫大な量の情報を集めてきます。検索した結果に信頼性がないので、Webページを客観的に判断するために「PageRank」を公開することで情報の重要度を上げています


検索方法の種類
○全文検索
 Webページに含まれる文字すべてが対象となり、どこに対象の語句が使用されていても検索結果に反映されます
インターネットで利用される検索サービスの多くは全文検索を採用しています

○キーワード検索
 あらかじめキーワードとして登録されている語句だけが対象となり、高速処理できるため、Webページを対象にした検索に適しています


検索表示順位と対応について
SEO(検索エンジン最適化)という上位表示を目的としたノウハウがあり、適切に対応すれば順位を上げることが可能です


参照→検索エンジン

参考→Webリテラシー

インターネットとWWW

WWW(World Wide Web)Webとは「クモの巣」「網」のことで、
「世界中に広がるクモの巣」とイメージすることができます

日本人の日常語でインターネット=Webという使いかたをなされていますが、
インターネット上の一機能であるWWWのことを指して
「インターネット」と呼ぶ誤用が日本のみならず世界的に広まっているようです。

インターネットはTCP/IPというプロトコル(約束事)を利用しているのですが、
WebやメールといったものはTCP/IP上で動くアプリケーションとして捉えると
わかりやすいのではないでしょうか

WebブラウザとWebサーバーのやり取りで
HTML等の送受信に利用されているのはHTTPというプロトコル(約束事)です
WWWは、
WebサーバーにアップしたHTMLファイルを
Webブラウザで閲覧することができるという仕組みです





WWWの歴史

1989年
 HTMLの原型はティム・バーナーズ=リーによって開発された

1993年
 「HTML1.0」IEFTで規格化が進められた

1995年
 「HTML2.0」様々な改良が加えられ、策定

1997年
 「HTML3.2」W3Cによって策定

1999年
 「HTML4.01」W3Cによって策定。

2010年予定
 「HTML5.0」が勧告される予定




参考→Webリテラシー


インターネットとは


「Inter(相互の)」+「net(ネットワーク)」
つまり、世界中のネットワーク同士が相互に接続されたネットワークという意味になります。

インターネットに絶対的な管理主体はありませんが
IPアドレスやドメイン名などの管理を非営利法人ICANN(アイキャン)が、
TCP/IPなどのインターネット技術の標準化をインターネット技術タスクフォース(IETF)
行っています。

ネットワークには通信の方式や手順を定めたプロトコル(TCP/IP)という約束事があり、それを使うことによって管理組織がなくてもインターネットは成り立っています。



パケット通信の概念と仕組み

インターネットはパケットという単位でデータを分割して伝送しています
 パケット方式は、高品質映像の大きなデータであっても細かく分割され、様々な経路を最速で安全に選択し伝送します。何らかの障害で一部のパケットが届かなかった場合、もう一度データを送るように要求する仕組みになっており、データが途中で欠ける心配はありません。


インターネット接続サービスの流れ

個人がインターネットに直接パソコンをつなげることはできません。サーバーを経由してインターネットに接続するのですが、個人がサーバーを持っていない場合プロバイダに加入して、そのサーバーを利用することで個人がインターネットに接続することができます。
その接続方法として1995年ころ、一般の電話回線を使ったダイヤルアップ接続が主流でした。そしてISDN(総合デジタル通信網サービス)の利用者が増加しその後常時接続が一般的になります


参考→Webリテラシー
インターネット(Internet)とは何か?→参照
全世界のネットワークを相互接続した巨大なコンピュータ・ネットワークのことです

ウェブ(Web)とは何か?→参照
World Wide Web(WWW)は、インターネット上で提供されるハイパーテキスト(文書を相互に関連づけ、結びつける仕組み)システムのことです

インターネットの歴史

1960年代 
 国防高等研究計画局(ARPA)が特定の通信回線が破壊されても別の複数の通信回線を経由して目的地へデータを伝送するためのテクノロジーとして軍事ネットワークの実験システムの「ARPAnet」という通信ネットワークを開発した

1986年
 ARPAnetの技術を基に大学間の学術研究のためのネットワークとして全米科学財団ネットワーク(NSFNet)が構築

1989年〜
 欧州合同素粒子原子核研究機構(CERN)で当時研究員の一人であったティム・バーナーズ=リーによってWorld Wide Web(WWW)の起源となる文書交換のシステムが提唱され「World Wide Web」という世界初のWebブラウザを開発。

1993年
 米国立スーパーコンピュータ応用研究所(NCSA)により、インターネットの基礎が整備され、「NCSA Mosaic」も開発される
 今までのブラウザはテキストと画像を別ウインドウに表示していたのに対してNCSA Mosaicはテキストと画像を同一のウインドウにレイアウトした現代のブラウザの原型ともいえる

1995年
 Webが商用化されマイクロソフト社がWindows95を発表。インターネットサービスプロバイダ(ISP)が次々に事業展開し一般個人のユーザーが増えてきました。この年の流行語大賞にも選ばれる程、注目される




Webの歴史
 商用インターネットが普及し始めると企業も自社サイトを公開するが閲覧を主とするような動きのないサイトが多かった。その後、インターネット商取引などの可能性が見えてきて次々とサービス展開がなされてくる。

1997年
 エム・ディー・エム(現 楽天)がインターネットショッピングモール「楽天市場」をスタート。

1999年
 「Yahooオークション」スタート

2000年
 日本初のインターネット銀行「ジャパンネット銀行」と「Amazon.co.jp」が営業を開始

2003年
 個人情報保護に関する法律「個人情報保護法」が成立
 
2005年
 上記法律が施行

1995年以降の商用化によって不特定多数が利用するインターネットには危険も多く、様々な問題が現れてきた。インターネットを通じて個人情報の取り扱いについての関心が高まり制度的基盤の整備につながっていった
また、他人の著作物を無断利用する「著作権侵害」も大きな問題となっている


参考→Webリテラシー

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