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金剛能 米沢公演まで残り1週間です!!

本日の米沢はこの冬はじめての雪となりました。

これからますます寒くなってまいります。皆さまも体調を崩さないようにお気をつけください。

そうでないと、素敵なお能を見られなくなってしまいます。

 

先日の11月30日(日)、伝国の杜では12月8日の「金剛能 米沢公演」にむけての事前学習会が開かれました。当日は、30名ほどの参加者が伝国の杜をおとずれました。

講師は、金剛流シテ方の遠藤勝實先生。

米沢市のご出身でこれまでも置賜文化ホールの自主事業に参加された方です。

もちろん、この度の米沢公演にもご出演されます。

 

遠藤先生をお招きして、能の基本的な知識を学んだ後、参加者全員で「高砂」の謡を練習しました。

その後、能舞台に上がり、能の基本的な歩き方である「すり足」の練習。最後には米沢金剛会の方々が実際に能装束を着るのを鑑賞し、8日の演目「小鍛冶」の一場面を鑑賞しました。

 

参加者の皆さまは、初めての謡の迫力に驚いたり、初めてのすり足ではなかなか前に進まずに四苦八苦したりしながら、それまで触れる機会が無かった能の世界を楽しんでおられました。

 

遠藤先生、参加された皆さま、本当にありがとうございました。

 

さて、「金剛能、米沢公演」まで、残り1週間となりました。学習会に参加されていない皆さまもどうぞ、足をお運びください。きっと、あなたの知らない世界にはまってしまうこと間違いございません。

12月8日(月) 18:00開場 18:30開演

指定席4,000円(残りわずか!!) 自由席3,500円 学生券2,000円です。

 

皆さまのお越しを心よりお待ち申し上げております。

2014.12.02:denkoku:[ホール情報]

12月の体験学習室

早いものであっという間に年末ですね(´・ω・`)

12月は一年の最後の月であるとともに、新しい年を迎えるための準備の月でもあります。

イベント、行事盛りだくさんの12月を皆さんはどう過ごされるのでしょうか?

 

12月の季節企画は「冬至」(今年は12月22日)

冬至(とうじ)は、二十四節期の第22番目。一年で最も昼が短い日です。

しかも、今年は19年に一度「朔旦冬至(さくたんとうじ)」にあたります!

朔日(新月)と冬至が重なる日で、太陽が復活する冬至と、月の復活である朔日が重なる特別でおめでたい日だそうです。

ぜひ皆さんもかぼちゃを食べ、ゆず湯に入り、ゆっくりお過ごし下さい(*´▽`*)

 

今月の造形体験(11/28(土)~12/18(木))は

「いすのデザインに挑戦 ~デザイナーズチェアをたのしもう~」

「くねくねモールでクリスマスツリーをかざろう」 

の二つです!!

体験学習室にはたくさんのな色のモールをご用意しております.+゚.+゚o(゚0゚*o)

自分の作ったオーナメントでクリスマスを飾っちゃおう!!

色々なアイディアで造形体験が楽しめます♪

「いすのデザインに挑戦」では夢のいす、自分の座りたいいすなど、さまざまなアイディアで、いすのデザイナーになってみてね!

体験学習室では

「手でみるギャラリー4 デザイナーズチェアをたのしもうⅦ」

も同時開催されます。(協力:山形大学地域教育文化学部)

何脚もの世界中の名作いすを見て、座って、体験できる貴重な機会です!

ぜひいすのデザインに挑戦する際は参考にしてみて下さいね*:ヽ(*’∀’*)/

 

 

募集制ワークショップのご案内です。

「君も彫刻家!ねんどで人の形を作ってみよう」が開催されます。
開催日  12月21日(日)13:30~16:00
対象  小中学生
定員  20名程度
参加費  一人500円

まだまだ募集中ですので、ぜひぜひご参加ください。(≧v≦

 

体験学習室にはモールのチェブラーシカとムーミンもいるよ!探しに来てね!!(※参考作品です)

 

それではご来館を心よりお待ちしております。
お問い合わせは 米沢市上杉博物館0238-26-8001までどうぞ

 

 

 

2014.11.28:denkoku:[体験学習室]

【 特別展 置賜の山岳信仰展 】

 本展覧会では江戸時代から現代まで、置賜全域にひろがる山岳への信仰と登拝、歴史と民俗に

ついて紹介します━━。:+((*′艸`))+:。━━

 

置賜地域では主に大正時代頃まで、13~15歳までの男子が出羽三山や飯豊山に登り、一人前

の成人に認められる儀式がありました。登拝前には御行屋(おぎょうや)と呼ばれる小屋に籠って

精進生活を送りました。また近くは端山と称される身近な山々への信仰も幅広くみられます。

 

当館の西側の「 置賜の庭 」に 国指定重要有形民俗文化財 行屋(ぎょうや)※1 が

あります。併せてご覧下さい。゚+.*゚♪d(d´∀`)(´∀`b)b♪゚+.*゚

 

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※1萱屋根の入母屋造り(いりもやづくり)で標準的な大きさ(主に奥行一間(約1.8m)×間口1間半ほど)です。

昭和47年(1972)、米沢市六郷町桐原から農村文化研究所内に移築され、さらに平成13年(2001)米沢市上杉博物

館の開館に伴い再移築されています。

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スッタフ一同、ご来館お待ちしております<(_ _*)X(*_ _)>

 

  【 特別展  置賜の山岳信仰展 】

会期:2014年11月1日(土)~11月30日(日)

入館料:一般  200(160)円

    高大生 100( 80)円

    小中生  50( 40)円

    ※( )は20名以上の団体料金

 

お問い合わせ 米沢市上杉博物館 0238-26-8001まで

 

 

2014.11.12:denkoku:[博物館情報]

冬の置賜文化ホール自主事業情報②

  • 冬の置賜文化ホール自主事業情報②

先程、能公演の情報をお伝えしましたが、もう一つのイベントを紹介します。

 

シングフォニカー クリスマスコンサート

12月18日(木)18:00開場 18:30開演

全席自由 一般2,500円 学生以下1,000円

 

結成30年を誇る声の芸術家たちが米沢にやってきます!!

シングフォニカーは、ドイツ出身の男性6人(合唱5人、ピアノ1人)によるヴォーカルアンサンブル、男声合唱です。

1人1人が声楽、ピアノについて高い実力を持っております。その6人が力を合わせたアンサンブルは国内外から高い評価を得ております。

米沢男声合唱団をはじめ、一年に一度の合唱祭を開くほど多くの合唱団体を持つ米沢市で、第一級のヴォーカルアンサンブルを聞けるのは今しかございません。

合唱が好きな方はもちろん、そうでない方も是非お越しください。

 

もしかしたら、合唱ということでクラシックの名曲を想像し、敷居の高さを感じている人もいるかもしれませんが、心配は無用です。

プログラムの中には、昔懐かしい名曲とクリスマスメドレーが入っております!!

誰もが一度は聞いたことのあるジャズナンバー「Fly Me to the Moon」やビートルズのうきうきする名曲「オブ・ラ・ディ オブ・ラ・ダ」、他にもサイモン&ガーファンクルの名曲を披露します。

原曲で聞くのももちろんいいのですが、だからこそ素敵な男声合唱で聞いてみてはいかがでしょうか。

また、クリスマスシーズンにちなんでお送りするクリスマスメドレーは、世界各国のクリスマス・ソングをあつめました。ハーモニーの美しいクラシック・ナンバーだけでなく、心がうきうきするジャズ・ナンバーのメドレーもあります。

(ちなみに、紹介した曲は現状での予定です。急きょ変更になる可能性もありますので、ご了承ください)

 

少しでも興味を持たれた方は伝国の杜までお問い合わせください。

スタッフ一同皆さまのお越しを心よりお待ちしております。

2014.11.04:denkoku:[ホール情報]

冬の置賜文化ホール自主事業情報①

11月の3連休は運悪く、冷たい雨が降り続いていました。昨日は文化の日。上杉博物館は無料で入れて、夜にはJazzCaféLiveも行われました。どちらも多くのお客さまが訪れてかなり盛況な一日となりました。

日に日に寒くなってくるこの頃ですが、置賜文化ホールでは12月におこなわれる二つのイベントの準備で大忙しです。本日は、イベントの詳細を詳しくご説明いたします。
 

金剛能 米沢公演

12月8日(月)18:00 開場 18:30 開演

指定席4,000円 自由席3,500円 学生席2,000円

 

置賜文化ホールでは3年ぶりの能公演開催!!

金剛流が盛んな米沢で、金剛流の未来を背負って立つ若宗家、金剛龍謹さんが初めての公演をおこないます。

また、狂言には6年ぶりの米沢公演となる野村萬斎さんが来られます。狂言の幅にとらわれず多方面で活躍される萬斎さんの芸を間近に見られるチャンスです。

 

演目は能「小鍛冶 白頭」と狂言「樋の酒」の二つです。

小鍛冶とは…

宗近という名前の刀鍛冶のところに、一条天皇から刀を拵えるようにと命令が来ました。しかし、二人でようやく作ることができる刀を一人では作ることができません。宗近は稲荷明神にお願いしました。すると、不思議な老人が手伝うと言ってきます。その夜、宗近が準備をしていると昼の老人が狐の精霊の姿で現れ、宗近の刀づくりを手伝います。

最初から最後まできびきびとした動きで初めての人も楽しめる演目です。特に狐の化身が白い頭を振り乱して槌をふるう様は圧巻です。

 

樋の酒とは…

いつも出かけるたびに太郎冠者と次郎冠者に酒盛りをされて困っていた主人は、二人をだまして米蔵、酒蔵に閉じ込めます。それぞれの蔵でばらばらになった二人は、なんとか工夫をして酒盛りをしようとたくらみます。樋を見つけた二人が考えた方法とは…

舞台をはじからはじまで使って頑張って酒を飲もうとする様子を演じます。一生懸命な太郎と次郎の姿に思わずクスッと笑ってしまうこと間違いなしです。

 

お問合せは伝国の杜までお願いします。

お能が好きな方も、初めての方も是非、置賜文化ホールまでお越しください。

2014.11.04:denkoku:[ホール情報]