米沢市上杉博物館にて開催の、特別展「日本の屏風絵~京都国立博物館の優品~」が10月6日(土)にオープン致しました。
初日は当館主任学芸員によるオープニングギャラリートーク(解説)が行なわれ、大勢のお客様に足を運んでいただきました。お陰様で昨日、そして本日も引続き賑わっております。
はるばる京都からやってきた屏風絵の優品は、どの作品も目の前にしてみると、その美しさと豪華な色づかいと筆づかいに魅了されてしまいます。本当に、多くの方に見ていただきたいと思える作品ばかりで、美術に関心をお持ちの方は勿論、あまり関心の無い方にも絶対にお勧めです。
10月、芸術の秋。この時季にまさにぴったりの展覧会。皆様のご来館を心よりお待ちいたしております。
*ギャラリートークは今後も開催いたします。次回は10月13日(土)。テーマは当館主任学芸員による「屏風絵展のみどころ解説」です。
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特別展「日本の屏風絵~京都国立博物館の優品~」オープン
2007.10.08:denkoku:[博物館情報]
雪舟・尾形光琳等の優品、米沢に登場!
米沢市上杉博物館では10月6日(土)~11月11日(日)の日程で特別展「日本の屏風絵 -京都国立博物館の優品-」を開催いたします。
京都国立博物館から所蔵の屏風絵の優品を借用して展開する特別展です。室町時代の水墨画の巨匠、雪舟。浅井長政の家臣、海北綱親の子として生まれ、豊臣秀吉に画才を認められた、海北友松。狩野探幽の弟子の一人と伝えられる謎の絵師、久隅守景。華麗にして奔放な生涯をおくった天才絵師、尾形光琳。写生という絵画手法を完成、日本絵画の世界に新風を巻き起こした江戸中期の絵師、円山応挙など日本の絵画史を代表する有名絵師の作品を米沢で見ていただくことができるまたとない機会です。当館所蔵で上杉家伝来の「厩図屏風」を加え、日本の屏風絵の美を堪能していただきたいと思います。
展覧会情報
特別展「日本の屏風絵-京都国立博物館の優品-」
【会期】
10月6日(土)~11月11日(日)
【休館日】
10月24日(水)
【料金】
一般 400円(320円)
高校・大学生 300円(240円)
小・中学生 200円(160円)
詳細は伝国の杜HPにある「日本の屏風絵」コーナーをご覧下さい。
特別展「日本の屏風絵 -京都国立博物館の優品-」
※国宝「上杉本洛中洛外図屏風」原本は京都国立博物館で開催される特別展覧会「狩野永徳」(10月16日~11月18日)で展示されるため、ご覧いただくことができません。
京都国立博物館から所蔵の屏風絵の優品を借用して展開する特別展です。室町時代の水墨画の巨匠、雪舟。浅井長政の家臣、海北綱親の子として生まれ、豊臣秀吉に画才を認められた、海北友松。狩野探幽の弟子の一人と伝えられる謎の絵師、久隅守景。華麗にして奔放な生涯をおくった天才絵師、尾形光琳。写生という絵画手法を完成、日本絵画の世界に新風を巻き起こした江戸中期の絵師、円山応挙など日本の絵画史を代表する有名絵師の作品を米沢で見ていただくことができるまたとない機会です。当館所蔵で上杉家伝来の「厩図屏風」を加え、日本の屏風絵の美を堪能していただきたいと思います。
展覧会情報
特別展「日本の屏風絵-京都国立博物館の優品-」
【会期】
10月6日(土)~11月11日(日)
【休館日】
10月24日(水)
【料金】
一般 400円(320円)
高校・大学生 300円(240円)
小・中学生 200円(160円)
詳細は伝国の杜HPにある「日本の屏風絵」コーナーをご覧下さい。
特別展「日本の屏風絵 -京都国立博物館の優品-」
※国宝「上杉本洛中洛外図屏風」原本は京都国立博物館で開催される特別展覧会「狩野永徳」(10月16日~11月18日)で展示されるため、ご覧いただくことができません。
2007.10.05:denkoku:[博物館情報]
むかしの知恵や技が大集合
米沢市上杉博物館では7月28日(土)から9月24日(月・祝)の日程で、企画展「親子のアトリエ -包む・結ぶ・折る-伝統からのメッセージ」を開催いたします。
むかしの「知恵」や「技」が大集合!
日本は海と山に囲まれ、豊かな自然に恵まれています。そうした環境の中で人々は長い間、生活に必要な道具を身近にある自然の素材を使って作り出してきました。
本展覧会では、木、布、紙など自然素材を使った日本の手わざを紹介するとともに、それが暮らしに自然に溶け込んでいた時代を思い出し、現代につなげる方法を提案します。
会場では、普段あまり触れる機会の少なくなったふろしきの活用のしかたを習ったり、水引や藁ツトなどを実際に作っていただけます。また、伝統からヒントを得た木の造形や遊具で遊びながら、先人の知恵を再発見することができます。「包む文化」「結ぶ文化」「日本の色」「折形」など伝統的な日本の手のわざをぜひご家族で体験してみてください。毎日のくらしがきっと変わってくるはずです。
むかしの手わざを体験しよう!
展示室内では、いろいろな「手ざわ」が実際に体験できます。
「水引」でこころをむすぼう!
のしぶくろについている紅白の紙ひもが「水引」だよ。
贈る人へ心をこめて結んでみよう!
ふろしきでつつんでみよう
丸いものも、四角いものも、なんでも包めるよ。
結ぶことで、支えるちからが生まれるよ。
この他にも体験できるものが展示室にはたくさんあります。
少しずつ紹介していく予定です。
展覧会情報
企画展「親子のアトリエ -包む・結ぶ・折る-伝統からのメッセージ」
【会期】
7月28日(土)~9月24日(月・祝)
【休館日】
8月22日(水)
【関連事業】
オープニングセレモニー
親子でテープカット
日時 7月28日(土) 9:00~
親子数組が展覧会のオープニングを宣言し、「水引」のテープをカットします。
ギャラリートーク
オープニングギャラリートーク
日時 7月28日(土) 10:00~
講師 杉山 明博 氏(静岡大学教授)
場所 企画展示室
(※企画展の入館券が必要です。)
募集製ワークショップ
ペーパークラフトで動物をつくろう
日時 7月29日(日) 10:00~
講師 寺田 松雄 氏(ペーパークラフトデザイナー)
対象 小学生
参加費 500円
場所 体験学習質
(※こちらのプログラムは募集受付を終了いたしました。)
こころを包む折形の世界
日時 9月9日(日) 13:00~
講師 荒木 真喜雄 氏(折形研究家)
対象 高校生以上 20名
参加費 500円
場所 体験学習質
参加者募集中!
自由参加制ワークショップ
ふろしきで包む・結ぶ!
日時 7月28日(土)、8月25日(土)、9月2日(日) 13:30~16:00
講師 ふろしき研究会
場所 企画展示室
(※参加費は無料ですが、企画展の入館券が必要です。)
つくるのみたい!「楮からめ糸」がやってくる
日時 8月10日(金) 14:00~
参加費 無料
会場 体験学習質
協力 山形県工業試験センター置賜試験場
【料金】
一 般 400円(320円)
高大生 300円(240円)
小中生 200円(160円)
※( )の中は20名以上の団体料金です。
詳細は伝国の杜ホームページをご覧ください。
企画展「親子のアトリエ -包む・結ぶ・折る-伝統からのメッセージ」
むかしの「知恵」や「技」が大集合!
日本は海と山に囲まれ、豊かな自然に恵まれています。そうした環境の中で人々は長い間、生活に必要な道具を身近にある自然の素材を使って作り出してきました。
本展覧会では、木、布、紙など自然素材を使った日本の手わざを紹介するとともに、それが暮らしに自然に溶け込んでいた時代を思い出し、現代につなげる方法を提案します。
会場では、普段あまり触れる機会の少なくなったふろしきの活用のしかたを習ったり、水引や藁ツトなどを実際に作っていただけます。また、伝統からヒントを得た木の造形や遊具で遊びながら、先人の知恵を再発見することができます。「包む文化」「結ぶ文化」「日本の色」「折形」など伝統的な日本の手のわざをぜひご家族で体験してみてください。毎日のくらしがきっと変わってくるはずです。
むかしの手わざを体験しよう!
展示室内では、いろいろな「手ざわ」が実際に体験できます。
「水引」でこころをむすぼう!
のしぶくろについている紅白の紙ひもが「水引」だよ。
贈る人へ心をこめて結んでみよう!
ふろしきでつつんでみよう
丸いものも、四角いものも、なんでも包めるよ。
結ぶことで、支えるちからが生まれるよ。
この他にも体験できるものが展示室にはたくさんあります。
少しずつ紹介していく予定です。
展覧会情報
企画展「親子のアトリエ -包む・結ぶ・折る-伝統からのメッセージ」
【会期】
7月28日(土)~9月24日(月・祝)
【休館日】
8月22日(水)
【関連事業】
オープニングセレモニー
親子でテープカット
日時 7月28日(土) 9:00~
親子数組が展覧会のオープニングを宣言し、「水引」のテープをカットします。
ギャラリートーク
オープニングギャラリートーク
日時 7月28日(土) 10:00~
講師 杉山 明博 氏(静岡大学教授)
場所 企画展示室
(※企画展の入館券が必要です。)
募集製ワークショップ
ペーパークラフトで動物をつくろう
日時 7月29日(日) 10:00~
講師 寺田 松雄 氏(ペーパークラフトデザイナー)
対象 小学生
参加費 500円
場所 体験学習質
(※こちらのプログラムは募集受付を終了いたしました。)
こころを包む折形の世界
日時 9月9日(日) 13:00~
講師 荒木 真喜雄 氏(折形研究家)
対象 高校生以上 20名
参加費 500円
場所 体験学習質
参加者募集中!
自由参加制ワークショップ
ふろしきで包む・結ぶ!
日時 7月28日(土)、8月25日(土)、9月2日(日) 13:30~16:00
講師 ふろしき研究会
場所 企画展示室
(※参加費は無料ですが、企画展の入館券が必要です。)
つくるのみたい!「楮からめ糸」がやってくる
日時 8月10日(金) 14:00~
参加費 無料
会場 体験学習質
協力 山形県工業試験センター置賜試験場
【料金】
一 般 400円(320円)
高大生 300円(240円)
小中生 200円(160円)
※( )の中は20名以上の団体料金です。
詳細は伝国の杜ホームページをご覧ください。
企画展「親子のアトリエ -包む・結ぶ・折る-伝統からのメッセージ」
2007.07.23:denkoku:[博物館情報]
企画展「秋山庄太郎展 -花舞台-」好評開催中
企画展「秋山庄太郎展 -花舞台」が9日に米沢市上杉博物館でオープンしました。
オープン当日には、当館学芸員によるオープン記念ギャラリートークを開催し、多数の方々におこしいただきました。
展示室内には、花・風景・動物・抽象といった幅広いジャンルの作品に加え、猿や雪景色など、米沢ならではの風景写真も展示しています。
35mmカメラで撮影したソフトフォーカスのやわらかな描写から、スタジオでの大判カメラの作品まで”秋山庄太郎の美学”をご堪能いただける内容です。
ミュージアムショップでは22種のポストカード他、関連の書籍も販売しております。
展覧会は来月22日まで開催いたします。
ぜひ、秋山庄太郎が愛した”花舞台”米沢での展示をお楽しみください。
米沢市上杉博物館
企画展「秋山庄太郎展 -花舞台-」紹介ページ
http://www.denkoku-no-mori.yonezawa.yamagata.jp/042akiyama.htm
オープン当日には、当館学芸員によるオープン記念ギャラリートークを開催し、多数の方々におこしいただきました。
展示室内には、花・風景・動物・抽象といった幅広いジャンルの作品に加え、猿や雪景色など、米沢ならではの風景写真も展示しています。
35mmカメラで撮影したソフトフォーカスのやわらかな描写から、スタジオでの大判カメラの作品まで”秋山庄太郎の美学”をご堪能いただける内容です。
ミュージアムショップでは22種のポストカード他、関連の書籍も販売しております。
展覧会は来月22日まで開催いたします。
ぜひ、秋山庄太郎が愛した”花舞台”米沢での展示をお楽しみください。
米沢市上杉博物館
企画展「秋山庄太郎展 -花舞台-」紹介ページ
http://www.denkoku-no-mori.yonezawa.yamagata.jp/042akiyama.htm
2007.06.13:denkoku:[博物館情報]
企画展「秋山庄太郎展」 9日オープン!
米沢市上杉博物館では企画展「秋山庄太郎展 -花舞台-」を6月9日(土)から7月22日(日)の日程で開催いたします。
▲秋山庄太郎(1920~2003)
「美しいものを より美しく撮る」
秋山庄太郎氏(1920~2003)は戦後の日本写真界の重鎮として数多くの功績を残し、女性、花、風景などのテーマに情緒溢れる世界を映し出し、見るものの心を強く捉える作品で広く知られています。
氏は米沢の人と土地柄に惚れこみ、1976年にはアトリエ「山粧亭」をかまえて年数回訪れました。
「山粧亭」は東北における撮影の拠点として、また米沢の写真愛好家との交流の場として、この地の文化的な土壌に大きく寄与しました。
花に限らず、美しいものを「花」になぞらえた秋山庄太郎氏にとって、米沢は「花舞台」ともいうべき魅力的な土地だったのでしょう。
没後、「山粧亭」跡地が米沢市に寄贈されたことによる写真賞の設立を記念し、作品集「右往左往の日々」所収の作品を中心に幅広いジャンルの作品を展示します。あわせて米沢を始めとする山形県内で撮影された作品も展示し、米沢とのかかわりを交えながら紹介していきます。「美しいものをより美しく撮る」という信念のもと写真を撮り続けた秋山庄太郎氏の世界を存分に味わっていただけることと存じます。
展覧会情報
企画展「秋山庄太郎展 -花舞台-」
【会期】
6月9日(土)~7月22日(日)
【休館日】
6月27日(水)
【関連事業】
ギャラリートーク
・オープン記念ギャラリートーク
日時 6月9日(土) 10:00~
解説 当館学芸員
・ギャラリートーク
日時 6月30日(土) 14:00~
解説 当館学芸員
(※いずれも、お聞きになるには企画展入場券が必要です。)
【料金】
一 般 400円(320円)
高大生 300円(240円)
小中生 200円(160円)
※( )の中は20名以上の団体料金です。
詳細は伝国の杜ホームページでご覧ください。
企画展「秋山庄太郎展 -花舞台-」
▲秋山庄太郎(1920~2003)
「美しいものを より美しく撮る」
秋山庄太郎氏(1920~2003)は戦後の日本写真界の重鎮として数多くの功績を残し、女性、花、風景などのテーマに情緒溢れる世界を映し出し、見るものの心を強く捉える作品で広く知られています。
氏は米沢の人と土地柄に惚れこみ、1976年にはアトリエ「山粧亭」をかまえて年数回訪れました。
「山粧亭」は東北における撮影の拠点として、また米沢の写真愛好家との交流の場として、この地の文化的な土壌に大きく寄与しました。
花に限らず、美しいものを「花」になぞらえた秋山庄太郎氏にとって、米沢は「花舞台」ともいうべき魅力的な土地だったのでしょう。
没後、「山粧亭」跡地が米沢市に寄贈されたことによる写真賞の設立を記念し、作品集「右往左往の日々」所収の作品を中心に幅広いジャンルの作品を展示します。あわせて米沢を始めとする山形県内で撮影された作品も展示し、米沢とのかかわりを交えながら紹介していきます。「美しいものをより美しく撮る」という信念のもと写真を撮り続けた秋山庄太郎氏の世界を存分に味わっていただけることと存じます。
展覧会情報
企画展「秋山庄太郎展 -花舞台-」
【会期】
6月9日(土)~7月22日(日)
【休館日】
6月27日(水)
【関連事業】
ギャラリートーク
・オープン記念ギャラリートーク
日時 6月9日(土) 10:00~
解説 当館学芸員
・ギャラリートーク
日時 6月30日(土) 14:00~
解説 当館学芸員
(※いずれも、お聞きになるには企画展入場券が必要です。)
【料金】
一 般 400円(320円)
高大生 300円(240円)
小中生 200円(160円)
※( )の中は20名以上の団体料金です。
詳細は伝国の杜ホームページでご覧ください。
企画展「秋山庄太郎展 -花舞台-」
2007.06.08:denkoku:[博物館情報]