日米戦争「真珠湾と原爆」を望んだのは誰か、ルーズベルトとスチムソン(渡辺惣樹著)と言う本の抄録です。
私たちは、GHQによる近現代史の歪んだ歴史解釈を見直すべきである。
ルーズベルト大統領の本当の敵は誰だったのか?対独戦争参戦を望んでいたフランクリン・デラノ・ルーズベルト大統領、参戦を肯んじなかった米国民の非干渉主義があった。
真珠湾攻撃を恐れていたハワイ州民。震えながら真珠湾奇襲の一報を待っていたルーズベルト大統領。コーデル・ハル国務長官は暗号解読して、攻撃情報をハワイ地元紙に1週間前にリークしていたと言う。
原爆を落とした男ヘンリー・スチムソン。彼は日本の満洲権益を認めず、リットン調査団も無理解で、悪の枢軸国と決めつけられ、日本への包囲網は、アメリカ・中国・ソビエトにより行われた。
待ち焦がれた真珠湾攻撃。ルーズベルト大統領の狙い通り、悪の枢軸国を叩き潰すチャンスを得た。奇襲攻撃と思わせるよう、米国民には最後通牒ハルノートは隠蔽された。
日米開戦直前、マンハッタン計画が動き出した。ドイツ降伏後のポツダム会談中に実験成功。チャーチル首相の一押しがあり、スチムソン陸軍長官は白人以外の黄色人種の国・日本への投下を決めた。敗北同然の最後の場面で、原爆を使用する必要は無かった。
この記事へのコメントはこちら