私たちが活動するキャリアネットワークは設立20周年を迎えました。
10月には温泉で20周年記念式典も開催しました。
ただ20年も経てば、世の中も変わり、メンバーも変わります。
改めて自分たちの会が何を目指し、どう行動していくのか問い直しが必要な時期にきています。
今年は、メンバーが集まったときには、毎回、会則を読みあわせすることからスタートすることにしました。
これが会則です。
活動内容も一新しました。
その一つが今回ご紹介する「私のキャリアカウンセリング哲学を語る会」です。
このホームページのタイトルは「火起こしでっぽ」です。(炭火を起こすときに火種の上にかぶせて、対流を起こすことにより、炭が赤々と燃えだします。鉄砲が訛って「でっぽ」となった)
相談者に寄り添うことで、相談者が持っている火種(想い)を引き出し、自律的に行動に結びつけていくことを表すことから、わたしたちのセルフイメージになっています。
しかし、この「寄り添う」が言葉で言うほど簡単ではありません。
ロジャースは、共感、受容、自己一致と言いました。
これも、一筋縄ではいきません。
私自身は、人材紹介コンサルタントとして転職希望者の話を聞いたり、大学でのキャリアカウンセリングを通じて、25年間にキャリア相談に乗っていますが、うまく寄り添えたという感覚はめったにありません。
そこで、考えた企画が「私のキャリアカウンセリング哲学を語る会」でした。
哲学と言ってもそんなだいそれたことを語っているわけではありません。
学んだり、体験したりする中で、キャリアカウンセリングをするうえで大事だと思うことを、話をして共有する場です。
会合そのもののやり方も工夫しました。
こんな流れで開催することにしました。
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1.昼食を参加者が一緒に取る 60分〜90分程度
2.一人ひとりが自己開示をする 一人5〜6分程度
3.当日の主催者がキャリアカウンセリング哲学を語る 15〜20分程度
記念すべき第1回は、4月26日(土)に開催しました。
場所は山形市にある私(原田)の自宅の軒先。
参加者は総勢6名。
11:30 集合
11:45 昼食(BBQ)スタート *食材は持ちよりました
13:40 自己開示
14:50 キャリアカウンセリング哲学を語る「経験代謝」「セルフ・キャリアドック」
15:20 お開き
参加者は、キャリア相談を仕事でやっている者もいますが、ビジネスマンであったり、主婦であったりさまざまです。でも考えてみると、みんなパラ・キャリアカウンセラーなんですよね。
上司であったり、親であったり、友人であったり。
そんな私たちにキャリア相談してみたいという方は以下のURLからお申し込みください。
自分たちができる社会貢献としてやっているので、無料です。
https://careernetwork.jp/contact/
また、こんな私たちの仲間になって、私たちと一緒に活用してみたいと思う方は、以下のページを御覧ください。
http://careernetwork.jp/log/?l=433894
よろしかったら、仲間として活動してみませんか。