決断のとき。長い一日。

 平成21年1月5日
 病室から駐車場が見える。車でいっぱい。年末年始明け、連休あけだから、しょうがない。
 今日から第2クールと思いきや、何もない。拍子抜け・・。
 回診時、移植する病院について、医師と話をした。
 ネット、主治医の話、家族のこと、いろんな方からの情報をもとに、結論めいたものを・・それは、隣県のT病院で移植するということ。
 しかし、これで本当にいいのか?との不安がある。
 これから、午後の回診時にまた、医師と話をしよう。当初、T病院はセカンドオンピニオンとして予定していた。しかし、時間的な理由、今の病院では移植できないなどの理由から、担当医から「決めているならば、これからの治療もそちらでしたほうが落ち着くのでは・・」ごもっともな話であるが、あらためて言われて、ビックリ。ここで、第2クールの治療を受けるつもりできたから・・。

 今日は決断の日か・・何もない日程の中で、ちょっと一日が長すぎるかな・・

 この病気になり、自分の決意を表す言葉「がんばるよ」と、相手への感謝の言葉「ありがとう」という2つの言葉。何回、使ったことか・・でも、この2つの言葉を使い続ける先に、「完治した」「復活した」というゴールがあるように思う。

 仕事で愛用していたスケジュール手帳。これには「今日もがんばるぞ!」という言葉が汚い字で毎日のように書かれている。これも続けるよ。ゴールを目指して・・。
 
2009.01.05:主人:[白血病から考えたこと]