冬は隠れ蕎麦屋の里
なぜ、白鷹町が「隠れ蕎麦屋の里」と呼ばれるようになったのか? 昔から、ここしらたかには各集落に一軒以上「そば屋」という屋号を持つ家があり、たのまれた時や祝いの席などで腕を振るう蕎麦打ち名人がいました。 やがて昭和の末から平成にかけて、しらたかにそれぞれ独自の想いを持った蕎麦屋が次々と開店するようになりました。それぞれの店主が精進を重ねたそれぞれの味で楽しませてくれ、遠来からのお客様もクチコミで増えてきました。 彼らが打つ蕎麦は「しらたかの蕎麦」というには括りきれない難しさがあります。敢えて言えば「生粉打ち、細打ち、濃いタレ」が特徴ということになるでしょうか。 しかし、そば粉とて挽きぐるみや丸抜き、タレ(つゆ)はかつおはもとより、トビウオ、椎茸と実に独創的。皆、自宅を店として開放しひっそりと営業していたスタイルが原点となっていることから、「隠れ蕎麦屋の里」と呼ぶようになったのです。 四季を通じて味わえる、しらたかの蕎麦。 しらたかで蕎麦を楽しむことができるのは、実は隠れ蕎麦屋だけではありません。3月上旬に開催される「しらたかそばまつり」、7月中旬の「白鷹紅花まつり」、9月の「うんまえもの茶屋」、そして新そばが登場する11月には「のどか村そばまつり」、「滝野そばまつり」なども開催され、蕎麦打ち名人達が腕をふるいます。今では町内はもとより町外、そして県外のお客様にも愛されるようになってきました。 蕎麦好きたちに秘かに愛されてきたこれらの蕎麦屋が、今まさに注目されています。蕎麦好きによる蕎麦屋リストやランキング表なるものがいくつか存在しますが、そのいずれもがしらたかの蕎麦屋をトップ10に評価しているということからも頷けます。 しらたかの隠れ蕎麦屋 熊屋 住所:白鷹町高岡3869 電話:0238-85-4545 営業時間:11:00~14:00 定休日:なし 厳選した白鷹産の蕎麦粉を100%使用。石臼で挽いた十割蕎麦は歯ごたえがあり香りも豊か。つゆは椎茸と昆布のみでダシをとり、シンプルながらも深みがある。 ご好評を頂いております柿の塩漬けですが、 今年は柿の状態が悪く、提供することが難しいとのこと。変わりにりんごやお漬物等のサービスをご用意しております。 --> 38.209206,140.098331 さんご 住所:白鷹町浅立183-1 電話:0238-86-0009 営業時間:11:00~14:00 定休日:火曜日 白鷹町そばの里づくり振興会の手による玄蕎麦を使用し、殻ごと使う挽きぐるみの自家製粉石臼挽き粉でつなぎなしの十割蕎麦。大正ロマンあふれる店構えも魅力のひとつ。 38.142443,140.061559 --> 千利庵 住所:白鷹町広野1656 電話:0238-87-2087 営業時間:11:00~14:00 定休日:水曜日 福島県山都産の蕎麦粉を使用。外殻を手間ひまをかけ丁寧に取り除いた蕎麦は、細めで白く上品。のどごしや歯ごたえも良く、香りも豊かな十割蕎麦である。 --> 38.161013,140.069813 のどか村 住所:白鷹町深山2537 電話:0238-85-0380 営業時間:11:00~14:00 定休日:火曜日、臨時有 築160年もの古民家を移築した「のどか村」。地元深山の畑で収穫された蕎麦粉を使用。また水も山から湧き出る自然水を使った細切りの二八蕎麦。 --> 38.214102,140.075161 宝思そば 住所:白鷹町畔藤9053-37 電話:0238-85-0398 営業時間:11:00~14:00 定休日:木曜日 白鷹産の蕎麦粉を使用。湯上げした蕎麦を冷水で一気に冷やし香りを中に閉じ込めたコシのある「ともつなぎ」技法の外十一(そとといち)蕎麦。季節の野菜の天ぷらも好評。 --> 38.168785,140.089253 そばきり八寸 住所:白鷹町浅立3589-1 電話:0238-85-1083 営業時間:11:30~14:30 17:30~20:30 ※両時間とも、蕎麦が無くなり次第終了となります。 定休日:不定休 美味しさと、安全にこだわり、厳選した国内産の玄蕎麦のみ使用。 石臼にてその日の分だけを毎朝製粉して、手打ちしている。 --> 38.168785,140.089253 釜の越桜茶屋 住所:白鷹町高玉3499 電話:090-2270-5439 営業時間:11:00~14:00 定休日:土、日のみ営業(桜開花期間中は毎日営業) --> 38.167513, 140.036805
2016.01.01