ashizawa-farm

来歴

本種は長野県反町静男氏が「高墨」の自然交雑実生より選抜育成された赤色大粒種です。

果実

果皮は鮮紅色で果粒13～15g位、果房は400g前後で大きく糖度は18～19度と高く皮ばなれ良く食味に優れています。2回ジベ処理で無核化になります（巨峰と同様のジベ処理）

樹性

樹勢は強く耐病性もあり栽培は容易です。

収穫期

育成地において9月下旬頃で巨峰より遅いです。

本種は（国）農林水産省においてウイルス検定を行い、フリーであることが確認されたデラウェアです。フリー化により成長が旺盛となり結果、力が強く増収が見込まれます。糖度、熟期が一段と向上し、良い品質が見込まれます。

来歴

本種は日本一のデラウェアの産地、山形県高畠町金原　近野裕一氏の園地において選抜されたデラウェアです。

樹勢

粒の大きさや着色、花粉も良く毎年安定した良果が生産されています。そして品評会においては常に上位に入り、2020年はJA全農山形と山形県JA園芸振興協議会の品評会において最優秀賞の農水大臣賞に選ばれました。当園としては導入に日が浅いですが、今後普及に努めていきたいデラウェアの逸品です。

来歴

本種は（独）農研機構果樹研究所において「紅瑞宝×オリンピア」交配育成された黄緑色の4倍体品種です。

果実

結実性良く容易に果粒9g位で果房が350～450gの有核の良房ができます。糖度21度と高く、裂果、脱粒のない食味の良い品種です。

樹性

樹勢はやや強く、結実性は極めて良好、耐寒性は強く耐病性も弱くなく、巨峰と同様の防除でいいですが、晩腐病、うどんこ病には注意してください。

収穫期

育成地（安芸津）においては8月下旬頃
「（社）日本果樹種苗協会より許諾済」

来歴

本種は山梨県「志村葡萄研究所」志村富男氏において「ロザリオビアンコ×ベイジャーガン」（貝甲干）を交配育成した２倍体品種。

果実

果皮色は黄緑～白黄色で、葡萄品種の中で最大粒25～30gです。肉質は締まり皮ごと食されます。

樹性

樹勢は強い。果実は最大粒ですがジベレリン処理して無核（種無し）にする事により果粒重が40～45gのビッグサイズになります。処理は満開期～満開3日後に25ppm＋フルメット3～5ppm、10日～15日後に257ppmの2回処理を行います。糖度も高く、渋みもなく爽やかで上品な食味です。栽培は困難です（裂果しやすい）最適地を選ぶ品種で裂果のリスクがあります。10年以上の樹齢になると樹勢、落ち着き裂果がしないようになると言われております。

収穫期

育成地（山梨県笛吹市御坂町）において8月下旬～9月中旬頃、果実色が十分に黄色になるまで収穫を控えたほうが良い。
（育成者よりの許諾済）