和合荘の正面玄関に「啓翁桜」が飾られました。
「啓翁桜」は、山形県が日本一の出荷量を誇る冬に花を咲かせる桜です。
お正月やこの時期の結婚式、成人式、卒業式などのお祝いの日の花として注目されているようですね。
届けられた時は、少しピンクにほころんだつぼみでしたが(写真左)何日かたつとかわいらしい花をたくさん咲かせました。(写真右)
薄紅色の小ぶりな花が細い枝に咲くさまは大変華やかで、まさに春を感じさせてくれます。
入居者さんもお散歩途中に見に来られ、この寒い中咲いている桜の花に驚いていましたよ。
今年の「大寒」は1月20日でしたね。1年のうちで一番寒さの厳しくなる時期がやってきました。
大寒から立春までは、気象学の統計でも最低気温を更新することが多くもっとも寒い期間といわれていますので、これからがまさに厳寒期と言えますね。
今年の山形の大寒は、最低気温は低かった(-5度)ですが、雪も降らず日中の気温も上がり(5度)過ごしやすい1日となりました。
ここ数日天気の良い日が続いた山形県内も、週明け(22日)からまた寒波の影響により気温が低くなり雪が降る日が続きそうです。
天気予報では「今季最強寒波が!」や「都心にも積雪が・・・」などと報道されており、東北に限らず全国的に厳しい寒さになりそうですね。
また、インフルエンザや感染性胃腸炎などが流行する時期です。当施設では、職員はもちろん面会に来られた方々にも手洗い、手指消毒、必要な方にはマスク着用をお願いしており、感染を予防しています。
皆様も、風邪などひかれませんようご自愛ください。
新年のお茶会を1階の交流ホールで開催しました。
昨年もお越し頂きました、登坂宗邦社中の皆様によるお点前を頂戴しました。
着物姿の皆様が、御抹茶と上生菓子をお一人お一人の前にお運びいただき、入居者の皆さんもお辞儀をして受け取る姿が印象的でした。
1年に1度の御抹茶に皆さん美味しいと大好評で、「もう一服!」とお代わりをされる入居者さんも見られましたよ。職員も一緒にいただき、甘い上生菓子とほろ苦い御抹茶を堪能させていただきました。
また、朝日町長も見えられお手前を頂き大変喜ばれておりました。
登坂宗邦社中の皆様、お忙しい中来荘くださった朝日町長、ありがとうございました。
※上生菓子は「千両」:冬に赤い実をつける縁起の良い植物。
小正月(1/15)を前に、伝統行事である「だんご木」を作りました。(地域によって呼び名は様々あるようです。)
当法人の理事よりいただいた「みずきの枝」も準備され、さっそく作業開始です!
まずは、紅白のだんごを丸めます。皆さんとても上手にだんごを丸めてくださり「もっとないか?」と積極的にお手伝いしてくださいました。丸めただんごは、職員が茹でて粉をまぶします。
次は入居者さんの協力のもと、紅白のだんごや船煎餅を枝につける作業です。
「ここでいいが?」 「紅白交互につけねど」 「見てけろ!どうだ?」
皆さん会話が弾んでいるようです。
最後は、柱に括り付けて完成です!赤いミズキの枝先の紅白だんごや下がる船煎餅がとても華やかです。
小正月行事のだんご木は「豊作祈願」「一家繁栄」「豊かな生活」などを祈願して行います。
和合荘で過ごされる入居者の皆さんが、実りある豊かな生活を送られるように願いを込めて・・・。
ここ数日の強烈な寒波の影響で、全国各地で大雪が観測されています。山形県の肘折地区では2m70cmの積雪を観測したそうですね。
朝日町和合荘も、連日の雪により除雪作業に追われる日々です。
本日12日は、つかの間の青空が見られました!
久々に見る雲一つない青空に、雪景色が映えてとてもきれいです。ふと頭上を見ると、桜の木が雪を被り重そうに枝をしならせていました。
日常生活では邪魔者扱いされる雪ですが、晴れた日の雪景色は一見の価値ありです。
午後からは雲が広がり再び雪が降り始めました。ひとときの晴れ間になりましたが、入居者さんも窓からの日差しに気持ちよさそうに目を細めている姿が見られました。