朝日町エコミュージアム|大朝日岳山麓 朝日町見学地情報
脂が甘い!臭くない!リンゴを食べさせている!
朝日町の環境と技が生み出したおいしい放牧豚について、エコミュージアム協会とエコミュージアム案内人の会で勉強会を開きました。美味しさには納得の秘密がありました。 詳しくはこちらをご覧下さい。 →あっぷるニュー豚 勉強会 |
朝日町の地酒「豊龍」を造る鈴木酒造(月山酒造に合資)は、朝日銀山の歴史とともに300年の歴史を誇る県内一小さな酒蔵です。今も杜氏がもろみの発酵する音を聞いて管理しています。蔵の梁の上には天保8年改築の棟札が残り、歴史を感じる建物もとても興味惹かれます。当日は、案内人の長岡氏が撮影した仕込み作業のビデオを見たあとに酒蔵を訪ねます。もちろん町外の方も大歓迎です。
日 時 2012年 2月 10日(日) 午後1時半より 案内人 長岡秀典 お 話 田川栄樹さん(杜氏) 定 員 先着15人 参加費 500円(保険料込み) 主 催 朝日町エコミュージアム案内人の会 申込み 朝日町エコミュージアムルーム TEL0237-67-2128(月曜休) →鈴木酒造について →フォトギャラリー(PC) |
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あいにくの天気でしたが、歴史にふれ、朝日川十景を眺め、おいしい手打ちそばをいただき、最後には大朝日岳もうっすらと姿を見せてくれました。登録していなくても見られるフェイスブックページでたくさんの写真で報告いたしております。開いていただき写真をクリックすると説明入りで見ることができます。ぜひご覧下さい^^
こちらです |
気持ちの良い秋晴れの中、朝日連峰を望む絶景を眺め、用の斉藤高治さんに竜神信仰や用の歴史のお話もうかがいました。フェイスブックページで紹介しております。写真をクリックすると説明付きの写真が開きます。ぜひご覧下さい。
→ こちらです |
9/28NHKのEテレにて、朝日町エコミュージアムが紹介されました。森林研究家の稲本 正さんが若者達と現地に出かけ講義する「東北発☆未来塾/森を活かすチカラ篇」の最終回。「ようこそ森へ おらが町の自慢を発信!」と題して放送されました。
空気神社、ハチ蜜の森キャンドル、大沼の浮島を訪ね、住民が町に誇りを持てるようになることが、森を守り、活かし、人を呼ぶというエコミュージアムの考え方をうまく表していただきました。 町の皆さんと24年活動してきて、はじめてテレビ番組にきちんと紹介していただき心から御礼申し上げます。 番組の詳しい概要はNHKのホームページで見られます。 http://www.nhk.or.jp/ashita/miraijuku/archives/120928.html ※写真はハチ蜜の森キャンドルでの撮影風景 |
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「朝日町から見える大朝日岳ビューポイント33めぐり」紅葉の季節。かつての朝日山岳信仰の第二遥拝所だった野々山虚空蔵堂をはじめ、朝日鉱泉や愛染峠から迫力ある大朝日岳の姿を間近に眺めます。昼食は朝日鉱泉ナチュラリストの家で山水で冷やされたおいしい手打ちそばをいただき、帰路は紅葉で美しい「朝日川十景」もたどります。朝日町の紅葉をたっぷりご堪能下さい。
日 時 10月21日(日)午前9時〜午後2時半 案 内 西澤信雄(朝日鉱泉ナチュラリストの家代表) 参加費 500円(昼食代は別途ご負担下さい) 申込み 10月16日まで 左記申込みフォームもしくは電話で 主 催 朝日町エコミュージアム案内人の会 →大朝日岳ビューポイント33 |
公募により寄せられた朝日町から見える大朝日岳33ヵ所のポイントが、北部、中部、西部、山岳エリアに分けられ、場所ごとの簡単な説明がなされています。裏面はマップにもなっており、とても分かりやすい内容となっています。ぜひ、このパンフレットを片手にそれぞれのビューポイントを訪ねていただきたいです。
必要な方にお送り致しております。お問い合わせフォームもしくは電話0237-67-2128(月・木休)でご請求下さい。 →ツイート →朝日町から見える大朝日岳ビューポイント33 |
催しのお知らせや宝報告、ホームページの更新情報などを、お知らせ致しております。
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お話 長岡幸司さん(太郎)
■朝日の山が大好きだ
わたしは朝日町太郎生まれで、もう80歳は越したが、今でも毎日山菜採りや、キノコ採りで生活をしている。もちろん冬は休みだが。家の周りにも、山菜やキノコのホダ木があるので、冬もキノコや山菜にかこまれているなあ。もう3、40年は、こんな生活をしている。朝日の山が大好きで、朝日のことなら、どこに何があるか、何でも知っている。俺の庭みたいに思っている。
■山の恵みで生かしてもらっている
昔は、西五百川にたくさん俺のような人がいたが、今は少なくなった、商売にしている人は、何人もいないな。採ったキノコや山菜は、みな業者に売っている。キノコは、小さな箱に入れて売るのだ。買った八百屋が、市場に行ってセリで売る。その売った代金を後程精算してくれる。何でもそうだが、買ってくれる人がいるのだから、箱に入れるのにも、美しく見えるようにしないとだめだ。ただ決まった量だけ入れているのではだめだ。少しでも高く買ってもらわないと、大切な山の恵みを山から苦労して背負ってきたのだから。
山に行ったら何でも採るようにしている。もちろん、マイタケ、ブナハリタケ、ナメコはキロ当たり値段が高いのだが、採れないときは、サルノコシカケでも採って来る。サルノコシカケは重いだけで、マイタケの何十分の一の値段しかならない。それでも、山に入って、なにも採れない時は、なんでも採ってこないとだめだ。どれも山からの恵みだから、われわれ商売人はそれで生かしてもらっているのだから。
■山は危険でいっぱいだ
山には、いっぱい危険もある、よくあるのはスズメバチだな。これに刺されると、腕がしびれてくる。俺はいつもバイクだから、片手でバイク運転してきたこともある。手の回り、3か所刺された時は、山からガラガラ降りて来て、バイクのとこさ来て、ガソリンつけたんだ、さっぱり腫れないのよ。腫れてきてからではだめだ。フキの葉つけるのも良い。ホウの木の皮も良い。刺されたら、まずそこを絞ることだ。いろいろ方法はあるが、今では薬を持っている。ハチ刺されの薬だ。何事も準備が大切だ。
■クマには、18回もあったことがある
一番おっかないのは、クマだ。おれは一回もかみつかれたことはないが、見たことは18回もある。一番近いのは、2間(3.6m)の所で出会ったことがある。登山道では、3間の所でもあった。あの時は、休んでいたら下から来たのだ。だから、いつも鈴着けている。峰越す時は、鈴鳴らすのよ。鈴鳴らすと、クマがあわててブナの木に登っていったことがある。木に登ったクマはおりてこね。一度は大きなの、2ついて、鈴鳴らすと一つは木に登ったが、もうひとつ大きな黒いの軍用機みたいないたのよ。ハアーて口あいたが、鈴鳴らすと、木に登っていった。鈴のあの「ケンケン」って音は嫌いなのだな。登山者も持っていたほうがよい。今は、山に入る時、爆竹持っていくこともある、奥に行って、この辺は危ないなあと思ったら、爆竹掛けるとおっかなく無い。クマには、どこでも気をつけなければならない、尾根越えるときは、声を出し「オオー」てさなる。腰にいつも鈴をつけていることも大切だ。おれは毎日山で仕事をしているのだ、山にはクマもスズメバチも住んでいる。だからこちらが気をつけなければならない。かかられたら損だ、かかったクマだっていい思いしないだろう。
(No.1203 聞き書き 西澤信雄)
長岡幸司氏(太郎)
昭和5年(1930)生まれ。
農家もしているが、山菜採り、キノコ採りを本業にする。今でも、朝日の山に毎日のように通う。朝日は自分の庭のように詳しく、山岳遭難の時も案内を頼まれ参加する。
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