朝日町エコミュージアム|大朝日岳山麓 朝日町見学地情報

国指定重要文化財「佐竹家住宅」は、元文5年(1740)最上川の舟運が盛んだった頃に建てられた大庄屋の住居です。佐竹家は米沢藩の通船差配役を務めた家柄です。当主の佐竹恒夫氏が案内いたします。
日時/8月30日(月)午前10時〜11時頃まで
参加費/500円
定員/15人
申し込み/3日前まで エコルーム Tel0237-67-2128へ
※佐竹さんがお住まいの建物です。内部の撮影はご遠慮下さい。
元文5年(1740)に建てられた「佐竹家住宅」は、最上川の舟運が盛んだった頃の大庄屋の住居です。県内陸部における上層農家の建物としては保存の状態がよく、歴史を知る貴重な民家です。

案内人/佐竹恒雄(当主)

※佐竹家住宅は佐竹さんご家族がお住まいの住宅です。見学は必ずエコミュージアムルームTEL 0237-67-2128までお申込み下さい。
 浮島は風の向きなどに一切関係なく、静かに、あるときは走るように動き、すれ違ったり、一列に並んだり自由自在に遊泳する。大正14年に国の史跡名勝地に指定された。「…大小種々の島形の団塊となり、水面に遊し浮島をなせり。島形五、六十に達す。この島は風なくして除々種々の方向に運動し…奇観極まりなし。…全国浮島中最も著名なるものなり。」(指定理由書より抜粋)
※『大谷郷』より抜粋

アクセスマップはこちら
 カヌーランド近くの川通旧道(面白、通称地蔵堂)に御影石に線刻された地蔵様が建っています。裏には船渡の世話役3人の名前が記されており、なぜ遠く離れた船渡の村社がここに建てられているかは謎となっています。
 古い台座には元文2年(1737)の銘が記されていますが、三百年前の『大谷往来』には「面白岩に愛宕山、老若男女袖をつらねて参詣す」とあり、また二百年前の『川通往来』には「栗木沢を通り14丁(およそ1.5km)行くと一の堂あり。これは行基菩薩のお作りになった地蔵尊なり。前は大川(最上川)にて浦は大山、岩窟にして即ち地蔵岩屋という。」との記述があります。三百年以上の歴史があり近郷村々から崇拝されてきたことがうかがえます。
※『大谷往来』より抜粋
アクセスマップはこちら
 5月10日に8回目の探索会が開かれる「高田山ブナ林探索路」に、地区の元気クラブのみなさんが手づくりの案内板を設置しました。ブナ林とともに案内板もあわせてご覧下さい。
高田のブナ林について
ブナ林探索会参加要項
 高田山には、朝日町で最も身近なブナ林があります。毎年少しずつ地区を挙げて散策道を整備中です。今年も、そのルートを高田地区の皆さんが案内して下さいます。途中にはヤマナシの大木や、地区で育ててきた杉林、伝説の残る地獄沼、かつての朝日修験者の古道もあります。晴れていれば朝日連峰も一望できます。 
日時 / 6月20日(日)午前9時半集合 10時出発
集合 / 高田公民館
その他 /・山歩きの服装で ・飲み物、おにぎり等ご持参下さい。

問合せ・申し込み先 /
・エコルーム TEL・FAX 0237-67-2128 
 ※左下のお申し込みフォームもご利用下さい。
・佐竹啓次さん(高田区長)TEL0237-67-7641
 〆切は18日

主催 / 高田区
協力 / NPO法人朝日町エコミュージアム協会

  
{PDF} ダウンロード 2.9MB_Adobe PDF

 高田地区在住の岩崎孝彦さんが描きました。上記よりダウンロードして見学の際にお役立て下さい。
メダカの高田分校とホタルの里
 10年程前から、高田地区のみなさんが休耕田を利用してビオトープを作り、朝日町在来のメダカを大切に育ててきました。メダカのみならず、初夏にはホタル、神秘を感じる糸トンボ、そしてヤゴやミズカマキリなどの水生昆虫も見つけることができます。 子供達が集う交流の場になることを願い「メダカの高田分校」と命名されました。いつでも気軽に訪ねてみて下さい。
場所 / 高田地区公民館の裏手 
メダカの高田分校とホタルの里
問合せ / 佐竹啓次さん(高田区長)TEL0237-67-7641
※佐竹さんはエコミュージアムガイドもなさっています。ご希望の方はエコミュージアムルームまでお申し込み下さい。Tel 0237-67-2128(月曜休み)
※メダカの本校は、大谷の谷地山睡蓮ため池(渡邉勝美さん所有)です。

朝日町話題のホタル観察会(2005)
 高田のホタルが出始めたと情報をいただきました。「夜の気温が高く、湿った空気の時にたくさん見られ、7月上旬まで乱舞を楽しめる」とのこと。どうぞお出かけ下さい。
※写真/朝日町広報係(今年の写真ではありません) 
※詳しい場所はエコルームまでお問い合わせ下さい。
メダカの高田分校とホタルの里
高田メダカとホタルの里マップ
 高田のホタルが見頃になったと情報をいただきました。「見頃は、毎年6月20日から7月10日頃の夜8時〜9時頃。ピークは6月末頃。夜でも気温が高く、湿った空気の時にたくさん見られる」とのこと。どうぞ出かけてみて下さい。
※詳しい場所はエコルームまでお問い合わせ下さい。
メダカの高田分校とホタルの里
高田メダカとホタルの里マップ
{PDF} ダウンロード 193.3KB_Adobe PDF

高田地区在住の岩崎孝彦さんが描きました。上記よりダウンロード(PC)して見学の際にお役立て下さい。初めての方はエコミュージアム案内人をご利用下さい。
高田のブナ林
 高田地区には朝日町で最も身近なブナ林があります。地区を挙げて「ブナ林探索路」が整備され、年に一度開催される探索会は、毎回多くの方が集まり実施されています。

佐竹啓次さんのお話
高田のブナ林

高田のブナ林マップ
ブナ林探索会の様子(PC)
{PDF} ダウンロード 456.7KB_Adobe PDF

お話 / 佐竹啓次 氏(高田区長)

■高田地区について
 高田は、標高300m。15戸の人口は39人。60歳以上の方が多い集落。いまだに五つの蔵も残っている。立派な石垣も素晴らしいよ。
 みんなで力を合わせて元気にやりましょうということで、数年前から「ブナ、メダカ、ホタル」を柱に頑張っている。手作りの案内看板もあちこちに立ててあるが、これは10年前に引っ越していらした岩崎孝彦さんにお願いして作って貰ったんだ。岩崎さんは絵も堪能な方だ。なかなか洒落た看板で、すごく評判がいい。高田地区のいいとこは、良いものはすぐ取り入れるところ。欲張りって言われるかな。

■ブナ
「ブナ」は250年も生きる木だそうだ。高田地区のブナ林は、戦時中の昭和19年に飛行機の材料として国に供出するために、原生林を伐採し、それから育った森だ。樹齢は65 年くらいだから、人間の歳になおすと、25、6歳くらいの若者だね。推定で400本ほどある。
 以前は「ブナ」をわざわざ見ようという考えはなかった。しかし、このブナ林は宮宿から6kmのとても身近な場所にある。3年前から山形県の「みどり環境税」を利用して、ブナ林の美しさを身近に知っていただけるように力を入れてきた。
その一つが、一周りおよそ3.5kmある手作りの探索コース。なるべく人工的にならないように整備し、一部は獣道も利用する事によって、
人が頻繁に手入れをしなくても良いように考えた。途中には、棚田や30ヘクタールの地区所有の杉林、ヤマナシの大木、炭焼き跡、伝説が残る修験者の道も通る。展望台は2つ整備した。東展望台からは宮宿を一望でき、西展望台からはAsahi自然観を手前に朝日連峰の大パノラマを手にとるように見る事ができる。
 恒例になった「ブナの森探索会」ではそれらを説明しながら区の皆さんと案内している。3回目の今年は雨にもかかわらず35人の参加があった。ブナの木肌につけられた熊の爪痕を見せたら、大人は怖がっていたが子供たちはとても喜んで見ていた。参加者の中には、「マイナスイオンを感じ、胃の病気が良くなったみたいだ」と、うれしい感想を話してくださった方もいる。
 来て下さった方から喜ばれると、自分たちの力にもなる。今の高田地区の生きがいでもあるんだ。
(2010年7月取材 逸見なぎさ)

佐竹啓次さんプロフィール

※上記ダウンロードボタンより印刷用pdfファイルを開けます

高田ブナ林探索会の様子(PC)
 高田地区は身近にブナ林がある集落です。ブナの鎮守の森やメダカの高田分校など、集落内を散策します。
日 時 / 2010年9月5日(日)午前9時半〜12時
集 合 / 高田区公民館
案内人 / 佐竹啓次
定 員 / 20人
参加費 / 500円(保険料込み)
申込み / 朝日町エコミュージアムルーム TEL0237-67-2128(月曜休)
    もしくは左下のお申込みフォームから。
神明神社の鎮守の森をはじめ、高田地区はもっとも身近にブナ林を楽しめる集落です。地区を挙げて整備したメダカの高田分校には朝日町在来のメダカや初夏にはホタルの乱舞を見ることができます。集落内を散策します。
案内 / 佐竹啓次