朝日町エコミュージアム|大朝日岳山麓 朝日町見学地情報
予定しておりました第29回朝日川渓流まつりは朝日川増水のため中止となりました。予定下さっていた皆様申し訳ありません。また来年も開催されますのでよろしくお願いいたします。
→朝日町観光協会サイト |
朝日連峰の主峰大朝日岳を源流とする清流朝日川は、朝日町の自慢の川です。紅葉の渓谷美は知る人ぞ知るビュースポットです。散策のほか、上流部をめざして登ったり、川遊びを通して、川の役割、生き物、川沿いの歴史を学びます。
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朝日連峰の原始の面影を残す、豊かな自然とスケールの大きい山岳景観に魅せられた人たちが集い、朝日岳をホームグラウンドとして、自然を慈しみながら活動を続けているのが、朝日山岳会です。国立公園管理員、環境庁自然公園指導員、県自然環境保全地域管理員、町山岳遭難救助隊員として活躍している人たちがいるばかりでなく、ヒマラヤ7,000M級の未踏峰の初登頂に2回成功したトップクライマーもいる会です。
お問い合わせ・入会希望の方は、下記事務局まで。年会費は二千円です。 朝日山岳会事務局 (朝日町役場産業振興課内 0237-67-2113) ホームページ →朝日山岳会 |
光源寺は、その昔朝日山を開いた朝日寿仙尊者の開創と伝えられています。当時は天台宗でしたが、一時は八ッ沼の若宮寺の配下になったとも伝えられています。その後、曹洞宗に転宗し、慶安元年(1648)山形市七日町長源寺和尚が光源寺を開山しました。昭和9年に立木地区に20戸を全焼する火災があり光源寺も類焼しました。以来仮本堂でしたが、平成18年についに本堂が再建されました。
参考文献/『郷土学習辞典』阿部美喜男編著 →アクセスマップはこちら ※本堂内の見学は事前にお問合せ下さい。 光源寺 Tel0237-67-7343 |
朝日鉱泉ナチュラリストの家は、昭和48年に廃業した「朝日館」を昭和50年に日本ナチュラリスト協会が譲り受け再建しました。(経営者/西澤信雄氏)昭和61年には大朝日岳を眺望できる現在地に新築されました。
大朝日岳登山や渓流釣り、山菜・茸採り、自然観察の宿泊基地として利用されています。二階には朝日町エコミュージアムブナの森サテライトとして展示コーナーも設置してあります。(見学は要問合せ) 宿泊料金 / 一泊二食付き8,000円(素泊まり4500円)。 入浴 /料金500円 ・登山シーズン(7月中旬〜8月) 毎日12:00〜20:00 ・シーズン外 土・日のみ 12:00〜20:00 その他 / ・道路通行止めになる冬期は休業 ・混み合う時は、相部屋になることもあります。 ・宿泊希望の方は、できるだけご予約ください。 ・登山シーズン以外では、不定期に休業日がありますのでご注意ください。 TEL 090-7664-5880(衛星携帯)西澤信雄 公式サイトで道路状況などお確かめ下さい →朝日鉱泉ナチュラリストの家 (PCサイト) →アクセスマップはこちら |
朝日鉱泉は、江戸末期に朝日大権現の霊異によって発見・開湯されたと伝わり、昭和40年代までは「朝日館」「古川屋」の二軒の鉱泉旅館がありました。炭酸カルシュームの泉質は、腎臓病、胃腸病などに特効があるとされ、農閑期の湯治客と登山客で賑わいました。特に登山シーズンには浴客が一日300人を越すこともあり、宮宿からの出張売店もあったそうです。
湯治客が減り登山者も白滝コースの利用が増え、両館共に廃業しますが、昭和50年(1975)に「朝日館」が「朝日鉱泉ナチュラリストの家(西澤信雄氏経営)」として再建されました。昭和61年には大朝日岳を眺望できる現在地に移転し、大朝日岳登山や渓流釣り、山菜・茸採り、自然観察などの基地として利用されています。館内には朝日町エコミュージアムブナの森サテライトの展示コーナーも設置してあります。(見学は要問合せ) ※参考文献 /『朝日町史下巻』、「ランプの朝日鉱泉」文・長岡幸助(昭和30年山形新聞記事) →朝日鉱泉ナチュラリストの家 →朝日鉱泉ナチュラリストの家 (PCサイト) →アクセスマップはこちら |
朝日軍道は、上杉景勝の家臣、直江兼続によって開削された全長65kmにわたる日本の歴史の中でも有数の軍事道路です。飛地となっていた庄内の領地と連絡する目的で作られました。大朝日岳をはじめ御影森山や西朝日岳のの斜面に電光形の痕跡を見ることができます。
全ルートは、長井市草岡 〜 長井葉山 〜 御影森山 〜 大朝日岳 〜 西朝日岳 〜 三方境 〜 以東岳 〜 大鳥池 〜 茶畑山 〜 高安山 〜 八久和峠 〜 鶴岡市鱒渕 ※写真は西朝日岳の電光形軍道跡 花山忠夫さんのお話 →大朝日岳周辺の朝日軍道 北畠教爾さんのお話 →なぜ必要だったか →置賜の史料より →朝日町の史料より ※登山の際は、事前に登山情報をお確かめ下さい。 朝日山岳会(PC) 観光協会 観光協会(PC) 朝日鉱泉ナチュラリストの家(PC) |
ハチミツの他にも、ローヤルゼリー、花粉、プロポリス、蜂の子、蜜ろうなどの生産品がある。どれも少量しか採れないけどね。
ローヤルゼリーは、女王蜂だけに与えられる王乳を人工の王台(女王の育つ大きな巣穴)をたくさん仕掛けて集める。 花粉は、両足につけてくる花粉だんごを巣門(入り口)にやっとくぐれる穴のついた器具を仕掛けて、むりやりくぐると足から外れて落ちる仕組みにして集める。 プロポリス(蜂やに)は、ミツバチが巣を補強したり、殺菌したりするのに集めてきた樹木のヤニとミツバチの出す酵素を混ぜ合わせて作られるもの。巣枠にはりついたものや、換気窓のところに金網を仕掛けておいて、そこに付けたものを削りとって集める。 蜂の子は、蜜を集めない雄のさなぎを収穫して、醤油とみりんで油炒めして食べる。香ばしくておいしいんだ。残念ながら自家用だけだね。 お話 : 安藤光男さん(宮宿) 取材 : 平成6年(1994) |
「朝日岳のカモシカ」の異名をとった山岳写真家故阿部幸作氏の写真展を、道の駅「りんごの森」で開催中です。
阿部氏は、毎年十数回、合計300回以上朝日連峰に通い、多くの写真を撮影されました。昭和27年(1952)には、旧郵政省の磐梯朝日国立公園記念切手シリーズの「朝日岳」「月山」の原画に選ばれました。さらに、昭和57年(1982)に発表した「朝日連峰 四季と植物」(高陽堂書店刊)は、朝日連峰最初の写真集で、学術資料としても高く評価されています。 会場では朝日連峰の四季や植物をテーマにした写真を展示しています。ぜひご覧ください。 ■故阿部幸作氏写真展 会 場 道の駅あさひまち「りんごの森」2階ギャラリー 期 間 10月9日まで 時 間 16時まで 無料 参考ページはこちら |
三角点のある山頂には中世の城館跡も多く見られます。その関係を探るとともに、それぞれの城館跡からの眺めを楽しみ、中世の歴史に思いを馳せます。
コース / 秋葉山(楯跡・山頂からの眺望)〜和合根合田(山頂の石仏群)〜館山(鳥屋が森城跡)〜昼食 〜 豊龍館(神社公園)〜杉の原(三角点開拓碑・上郷ダムの眺望)〜創遊館 ※写真は豊龍館跡 案内 / 堀敬太郎 |
ため池百選(農水省)に大谷のため池群が選ばれましたが、その中の一つ睡蓮が咲き誇る谷地山のため池を訪ねます。10年以上前に、沼に棲む在来メダカを守るために一株だけ植えたものが増えたそうで、現在は多くの人が訪れるスポットになりました。所有者の渡邉勝美さんにお話をうかがいます。大谷郷や朝日連峰を一望できるビューポイントも訪ねます。
日 時 / 6月20日(日)午前10時〜 集合場所/秋葉山交遊館(朝日町北部公民館・大谷小学校の隣り) 参加費 / 500円(保険料含む) 主 催 / 朝日町エコミュージアム案内人の会 申込み /定員に空きがありますので当日参加歓迎いたします。ただし、保険は加入できません。 詳細は / エコルーム Tel 0237-67-2128 まで(月・木休み) もしくは左下お申込みフォームより。 |
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※ 写真は「与市の大岩」
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