春ですかねエ
「感謝と春を待ちわびて」
館 長 髙 橋 正 幸
暦の上では、もうすぐ立春ですが、1月21日以降の低温と降雪により、
冬まっただ中の生活を余儀なくされています。多くのみなさんが、除雪で
苦労されています。報道によると、屋根からの転落事故が続いており、高
齢者の方の尊い命が失われています。除排雪車も出動が多くなっています
ので、みなさんも移動の際は十分にご注意ください。
私ごとになりますが、昨年の11月後半にアキレス腱を断裂し、障がい
者の方や高齢者の方が、冬期間どれほど不便な思いをしているかを実感し
ました。でこぼこ道、滑る道がこわくて外に出ることが億劫になりました。
また、自分で除雪をすることもできません。一人暮らしの高齢者の方はど
れほど不便な思いをしているのか。地域のみなさんの協力と共に行政の
適切な支援が必要であることを痛感しました。
私の家内は仕事を終えて帰宅すると、すぐに除雪。女手一人の作業を見て
近所の方が「大変だろう。」と言って、手伝ってくれたということを嬉しそうに話してくれました。
感謝、感謝・・・・・です。
先日、桜木町4区では青年会が集会所の雪下ろしを行い、その後消防団として、
消火栓の排雪をするということでした。私たちの見えない所でも、若い人たちが地域のために
働いています。本当にありがたいことだと思います。
もうすぐ春ですかねえ・・・・・?
ゆのまち赤湯の白竜湖
『白竜湖を知ろう』
館 長 髙 橋 正 幸
1月20日(土)に、「白竜湖の自然を守る会」主催の講演会がありました。
大谷地をめぐる干拓事業や国道13号線南陽バイパス工事など、私たちの
生活を豊かにしてきたことが、今の白竜湖の現状なのだということを知りま
した。また、この20年で、動植物の種類が増えていることも分かりました。
南陽8ミリクラブ制作の白竜湖のDVDを見て、昔のようにはならなくて
も、なんとか【地域の宝である白竜湖】を保存していくことが大切であると
痛感しました。先ずは私たち地域住民がもっともっと白竜湖を知ることが必
要です。講演会終了後に書いていただいたアンケートの中に、「今度、私も
白竜湖に足を運んでみようと思います。」というのがありました。市民のみ
なさんや観光客のみなさんに足を運んでもらえるような環境作りを早急に
進めていくことが必要です。私自身、あまりにも白竜湖を知らなかったと
自戒しているところです。
十分一山のパラグライダー、今年は子どもが飛べるようになるとも言われ
ています。空から見る白竜湖、どんなに素晴らしいことでしょう。一つ一つ
を点として考えていくだけでなく、つないでいく発想で、白竜湖を保存して
いく活動を地域住民のみなさんと共に展開していきたいと考えています。
ワン( 戌 )ダフルな赤湯地区地域づくり新春懇談会
1 1月8日、赤湯地区の多くの団体の方々が一同に会して、新春懇談会が
開催されました。赤湯公民館では今年、3つのわ【輪(リング:つながる)
・和(なごやかに)・話(わかりあうために話し合う)】を大切にしながら運
営を行っていきたいと思っています。こうした懇談会の場も、和やかな話
し合いの中で、地域のみなさんがつながっていく輪が大切な機会であると
思います。
挨拶の中で、今後の赤湯の振興にかかわる話がありました。赤湯地区は、
観光資源を生かしたまちづくりが大切です。高速化が進めば進むほど、人
の往来は多くなりますが、益々地域格差が起きてきます。後れを取った自
治体体は、衰退の一途をたどることになります。「人が立ち寄ってくれる赤
湯を!」と思っています。烏帽子山、白竜湖、秋葉山、スカイパーク、温泉、
ぶどう、ラーメン……etc。1つ1つを点ではなく線に、そしてどう、面にしていくか。
多くの地域の方々のアイデアや考えを、公民館に届けていただきたいと思います。
お待ちしております。
平成30年 謹賀新年
向 春
明けましておめでとうございます。
赤湯地区の皆様におかれましては、健やかに希望に満ちた新年を迎えられたことと、心よりお喜び申し上げます。
さて、昨年四月に二名の公民館職員が変わりましたが、多くの皆様のご支援をいただき、無事新年を迎える事ができましたこと、心より感謝申し上げます。
公民館に勤めてみて、ふるさと祭り、市民運動会、盆踊り大会など、老若男女の思いが結集する地域行事を通して、【公民館は地域振興の底力を生み出す場】であることを痛感しています。今後、地域行事を盛り上げていくためには、地区長会はもとより、赤湯青年会や体育推進委員会などの若い人が積極的に参加し、地域を盛り上げていくことが、益々大切であると考えています。
『公民館は、楽しみたい時に楽しみ、学びたい時に学べる場所』です。多くのみなさんが集い、交流を深められるようにしていきたいと思います。
私たち公民館職員一同、今後も知恵や力を出し合って、【不易と流行】をモットーに諸行事を展開してまいりますので、今後ともご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
この一年が皆様にとって、良い年でありますよう、心よりご祈念申し上げ、新年の挨拶といたします。
平成三十年 元旦
赤湯公民館長 髙橋 正幸