昨日獅子舞が終わったばかりですが、今日は笛の師匠(屋号「ちょんべえ」さん)のご自宅におじゃましてきました。
我々の集落の獅子舞にはいろんなメロディがあるのですが、舞う時のメインテーマ以外に大きなウェイトを占めるのが「通り獅子」。
神社から神宿や各家庭を巡行するときのマーチ(行進曲)です。
ディズニーランドでいうエレクトリカル・パレードに相当します。(と思っています)
つまり、それだけ重要ってこと。
ちなみに、メインテーマを吹く時の笛は写真下の通り7つ穴なのですが、通り獅子を吹く時は写真上の漆塗りの黒い6つ穴の笛に切換えます。
でも穴が少ないから簡単に吹けるわけではなく、指6本を全て使いこなす必要が有るため、かえって技術的には難しいのです。
師匠からは笛の話以外にも、我が集落の獅子舞のルーツや亡くなった先達の話を聞きました。(90分中60分が話で、練習時間は30分だけでしたけどねσ^_^;)
聞いたところでは、直接のルーツは酒田市新山地区(旧平田町)なのだが、現在の笛の音を学ぶために30年前に学びに行ったのは酒田市鵜渡川原地区の獅子舞だとのこと。
そういえば獅子頭も似ている気がする。
http://blog.goo.ne.jp/goo1227_1994/e/c9138e1a81ad70b2fd86eee5a827b279
(出展:有限会社サカタ工務店様ブログ)
メロディはあまり似てないけどね・・・。
http://www3.ic-net.or.jp/~shida-n/15_kamegasaki/22nen-maturi.html
ん~、かなり深いです。
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正月恒例・酒田市牧曽根集落の獅子舞
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
さて、酒田市内は暴風雪警報発令中。
そんな中、牧曽根集落恒例の獅子舞は朝8時に神社を出発しました。
喪中等のご家庭を除き集落内の全軒を回るのですが、今年は50軒くらいかな。
最後の直会まで終了したのは19時でした。
うちの獅子舞は頭の装飾に和紙を使うんですが、本格的だそうです。
中には2人が入ります(前獅子・後獅子。ちなみに太夫役はうちの親父です)
今は地元からは離れて暮らしていますが、お正月に各戸を巡回すると各家庭や地域の雰囲気がわかったり、知合いや以前お世話になった方々と話ができるのが楽しいんですよね。
それに各家々でごちそうになるお神酒やお菓子、ツマミなども毎年定番のものがあったりして、これも楽しみ。
掛け軸も家によって違いがあったり。なかなか興味深いです。
多くの若手メンバーは帰省組ですが、今年は小学生2名が新規加入してくれました。
(神社についたら暗くなってたので先に帰りました)
こういう伝統行事はどこも後継者やメンバー不足だったりと課題があると思いますが、ぜひ他の地域のことも学びながら継続していきたいですね。