「山形農山漁村発イノベーションサポートセンター」プランナー派遣事例 №5をご紹介します。
≪地域交流の場・食堂「あねちゃの台所 風浦里」の立ち上げ等支援≫
支援事業者 三瀬食文化研究会の有志5名(鶴岡市三瀬)
◆事業者の概要
山・海・川と自然豊かな地元三瀬地区を、「『食』の視点からもっと楽しく住み良い地域にしたい」という願いで発足したのが「三瀬食文化研究会」です。三瀬地区特産の孟宗を使ったレシピ作りをはじめ、山菜、海産物、野菜の食べ方や保存方法について研究を行っています。三瀬地区を訪れた観光客から、よく「近くに食事処はないですか?」と尋ねられることがあったため、地域交流の場を兼ねた食堂の立ち上げを研究会の有志5名で計画しました。
◆相談内容
・食堂開店に向けた営業上の注意点、保健所への許可申請について
・経営管理について
・情報発信について
◆アドバイス内容
・営業開始に向けた注意点、食品衛生法上の施設基準と厨房の改装について
・失敗事例についての紹介
・SNSを活用した情報発信について
◆結果
・令和5年1月15日に「あねちゃの台所『風浦里』」を開店しました。
・将来に向けて店舗を継続していくための体制づくり、収益を上げていくための原価管理や効率的な作業手順など、メンバー同士の話し合いを通して検討していくことにしました。
・地域のWEBサイトへの掲載やGoogleの口コミ効果もあって、利用客は増加傾向にあり、地域の方々からは憩いの場として利用されています。