気持ちのいい朝

久しぶりにお日様が、出てきてくれてありがたい!

気持ちまでホットな感じで、優しさに包まれています。

そんな中今手にしている本は、道をひらく

松下幸之助氏の本

 

岐路にたちつつ

 

動物園の動物は、食べる不安は何もない。他の動物から危害を加え

られる心配も何もない。きまった時間に、いろいろと栄養ある食べ物

が与えられ、保護されたオリのなかで、ねそべり、アクビをし、ゆう

ゆうたるものである。

しかしそれで彼らは喜んでいるだろうか。その心はわからないけれ

ども、それでも彼らが、身の危険にさらされながらも、果てしない原

野をかけめぐっているときのしあわせを、時に心浮かべているよう

な気もするのである。

おたがいに、いっさい何の不安もなく、危険もなければ心配もな

く、したがって苦心する必要もなければ努力する必要もない、そんな

境遇にあこがれることがしばしばある。しかしはたしてその境遇から

力強い生きがいが生まれるだろうか。

やはり次々と困難に直面し、右すべきか左すべきかの不安な岐路に

たちつつも、あらゆる力を傾け、生命をかけてそれを切りぬけていく

ーそこにこそ人間としていちばん充実した張りのある生活があると

もいえよう。

困難に心が弱くなったとき、こういうこともまた考えたい。

 

 

そうですね!今困難に遭遇している方、不安な気持ちの方

私もこの中に入りますが、充実した張りのある生活と考えると

今を生きているということですね!

 

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