本棚に1999年に、フジテレビジョンにて「セミダブル」のドラマが放送され
その時、神宮寺祥(本名:菅靖彦さん)という名前で本が出ました。
タイトル「涙がかわくまで・・・」その本より
悩むことと、考えること
悩むことは若かさの特権、大いに悩んでほしい。悩むことによって、人は
考える力を身につけていく。
しかし、考える力が身につかない悩み方もある。
その1つ。起こってしまったことをくよくよすること。これは、いくら
悩んでも、回答がえられるものではなく、ただエネルギーの消耗に導くだけ。
反省しているつもりが、いつのまにか自分を責めることに転じてしまう
悩み方もあまり生産的とは言えない。
逆に、責任を誰かにすぐ転嫁しようとする人がいる。そういう人は自分が
理詰めにものを考えていると錯覚しているから、なおのことたちが悪い。
考える力を身につけるには、まず、物事をありのままに受け入れる姿勢を
養わなければならない。
次に感情に流されずに、原因を冷静に見きわめる必要がある。そのため
には、多角的な視点から物事をとらえる癖をつけなければならない。
私たちは考えるということを、実際の行動とは別個の働きと見なす傾向
があるが、本当に納得するということは、それがそのまま行動に反映され
ることを意味する。
考えるという行為は、単に頭だけの作業ではなく、感情や行動と密接に
つながっているのだ。
このドラマは、いろいろ考えさせられましたね!
懐かしいのと、新たに自分がたくさんの本に出会っていたこと、
またどれ位救われたかわからないが、私があの時々必要な本
たちに引き寄せられたのだと思います。
本は私の宝物!
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