本当にわかる

心理学本から(植木理恵)


自分を好きになる方法は?


親切は誰のため?

電車の座席に座っているとき、杖をついた

老婆が乗ってきた。しかも老婆には座る席がなく、

目の前でヨロッと立っている。そういうとき、

いつもあなたはどうしているだろうか?


①「どうぞ」と席を譲る

②平気でやり過ごす

③いきなり寝たふり

いろんな方がいると思うが、私の場合は、

絶体に①である。省略

老婆のほうは私に「まあ、ありがとうね」と

感謝してくれるが、「いえ、こちらこそ、こんなにいい気分に

してもらって、むしろありがとう!」なのだ。

人に親切にすると自分を好きになる。そんな経験は誰にでも

あるだろう。

そういう「親切の気持ちよさ」が癖になり、席を譲るなんてもう

当たり前。

階段の昇り降りをするお年寄りの手は必ず引き、荷物も持つ。

こうなったらもう趣味である。誰にも頼まれなくても、

完全に余計なお世話だろうが、こっちから勝手にサービスを

買って出るのだ。


なぜなら、そんな毎日を続けていると、「私はやさしい人。

私は余裕のある人」といつでもポジティブな自己像を持ち、

手軽に自分自身に酔えるからだ。

自分のことを好きになり、私という人間のステージが

上昇していく気さえする。そしてなんだか、もっともっと

頑張ろう!という前向きなエネルギーが湧いてくるから不思議である。


この話は、私自身やっていてもちろん自分を好きになって酔って

いますね。

これでいいのです。



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