長男の結婚式と孫の笑顔
五年間の子連れ独身生活に、終止符をうち長男の婚儀を 行なう事になり、親としてほっとしている。 一番喜んでいたのが、孫の姿であった。五年前に母を亡くした時 は、まだ二歳おぼろげながら自分の情況を、察していたろうに あまり亡き母の事に触れる事もなく、私ら夫婦に甘えながら 何事もなく、元気に育ってきた。幼稚園も学校も一日も 休まず、皆勤であり続けている、しかし母親のいない情況は 友達とその母親の様子など、見ているときどんなに、羨ましく おもっいたことか、どんなに優しく接しても所詮ばぁちゃん は、孫にとって母親の代わりは、難しかった。 長男は会社の後継者としても、JCの会員ゃその他の団体の 会員として、忙しい毎日の連続で中々孫との接触の時間が 少なかった。孫はそんな事はおくびにも出さず、いつも 笑顔で、私達に接して甘えてもいたが、年齢が増すごとに 心の奥にある寂しさは、老夫婦には埋めることは難しかった ゆえに式場での孫の、笑顔に心からの安堵感を覚え 新しく母親になる新婦に、感謝の気持ちでのじいちゃん、 ばあちゃんでした。
2010.12.13