人事異動
今日ある金融機関の支店長が、退職し当地を去る 新しい支店長新任とあわせての歓送迎会が行われる。 今年に入って、様々な企業の人事異動の中で取引以外での 付き合いを何年となく続けてきた、知人たちが次々と この地を去っていく。「合うは別れの始まり」とはよく言ったもので 人生は一つの航路、長い歳月の中で会うと別れを繰り返しながら 港、港を旅する人達とじっと動かずにその地にとどまって 迎えたり、見送ったりして一生を終える人達。どちらが ベターな人生とはいえないが、親子でさえもその二つの傾向が 増えている時代である気がする。前者が我が子であり後者が 親たちである。今孤老の1人暮らしが倍増していると言うが 育て上げ飛び立つのを見送り、それっきり帰らない我が子 地方に生きる親たちの現状を見るとき、薄れていく人情の 攪拌に、歓送迎会に参加するたびに寂しさを感ずる。
2011.11.14