HOME > 創業者の記憶 ~吉田功~

新入社員

今日わが社でも、新人二人の入社式を行ないました。
男の子と女の子、数年の期間を費やして社会人として
育てていくことになるのですが、社内戦力になるには
原石の組織がとても重要になってくるのですが、すぐには
分析が難しい、2,3ヶ月見て見ないと分からないのが
現代の若者像である。
今年より、長男にその役目を譲渡しようと思っている。
どう旨く育て上げていくかも、次世代のトップとしての技量で
あろう。
原石の良し悪し気は別として、育てる側の力量おも判断しなければ
成らない。
私にとっても今年の、新年度は難関な年になりそうである。
それにしても、若さとはいいものであり、それだけで輝いて
見える。

少し怠けて、時々

昨年の8月より、ブログを書き始めてから
7ヶ月、1,0865回の閲覧があり嬉しく思っております。
最初跡取りをする、子供に口で直接言えない事、教えて行きたい
事、経営に対する心構えや、親が今まで生きてきた生様を
ブログに書けば、抵抗なく読んでもらえるだろうと、書いて
きましたが、最近では取引会社の、部長さん等も読んで
頂いているようです。また妻も時々読んでいるようで、中々
夫婦の会話の少ない中、少しは私の考えかたを分かってくれて
いるものと思っています。
友人も少しブログ更新を怠ると、電話で元気かと言ってくれるので
又続けて行こうと思います。
この年になって、ブログを書くことは、中々億劫に成ることも
有るのですが、無趣味の自分にとって、これが唯一の趣味と
思っています。
製造業を38年間やってきて、今が一番苦しい時期ですが
ブログを通じて、息子や社員、仲間にエールを送ることが
出来れば、幸せと思います。

希望

  • 希望
玄関で 春の日差しに 恋焦がれ
明日待つ心の 黄花かな

試作品完成

兼ねてより農工会議を開き、水田の取水口小型ゲートの
設計試作を、試行錯誤で重ねてまいりましたが
このたびその原型試作が、完了いたしました。
西置賜産業会会員数社の、共同合作により完成を見ることが
出来ました。
まだまだ改良の部分があり、普及までは時間がかかりそうですが
機能てきには、だいぶ評判がいいようです。
10m位はなれた場所から、赤外線によるスイッチで操作でき
水田の水管理に、その実力が発揮できそうです。
これが農工連携の第一号機と、なるわけですが
その他様々な、意見が出ており少しずつ取り組んでいくには
大変興味有る方向だと、考えています。

巣立ちの日々

  • 巣立ちの日々
3月も月末の週にもなると、各所で送別会がもようされている
夕方から街中の飲食店が、久しぶりの賑わいをみせ
夜の帳が下りるにしたがって、活気をかもし出している。
現役を退職する人、転勤して新しい地域に向かう人
勉学を終了して、新しく社会に羽ばたく人。
様々な場所で、様々な別れを味わう時期である。
様々な思いの中で、酒宴が行なわれる。
人生とは常に、出会いと別れが交差し、其の中で様々な交流を
得て、一歩一歩成長していくものである。
私も昨日某高校の、先生方の送別会に招かれ、深夜まで
ついつい酒を重ね、今日は二日酔いの気分であります。
長年お付き合いいただいた、先生方の退職の言葉を聴いている
うちに、現役を去ることへの一抹の寂しさを感じていました。
一方悠々自適の生活に入り、自分なりのライフスタイルを計画し
今後はこう生きるつもりですと、話す言葉にうらやましい気持ち
も、ありました。
私など多分生涯現役で、終わらざるを得ない境遇であると
思える。たとえトップを譲ったとしても創業者にとって
隠居などしていられない、心が常に付きまとう。
肉体的隠居があっても、精神的にはきっと没するまで現役を
続けなければ成らないでしょう。