最上義光歴史館
|
《平成２８年度８月分の入館者アンケート集計結果》
この集計結果は平成２８年８月１日から同３１日の間に入館した利用者を対象に行ったアンケートを集計したものです。 特別展（８/１ 〜 /３１） 開館日数・・・・・・・・・・・・・２７日間 入館者数・・・・・・・・・・・・・２，８１２人 回答者数・・・・・・・・・・・・・１３４ １．本日は最上義光歴史館に �‘段姪犬鮓�に来た・・・・・・・・・・・・・・・6％ �⊂鐇濺玄┐鮓�に来た・・・・・・・・・・・・・・61％ �Ｎ省�見に来た・・・・・・・・・・・・・・・・・33％ ２．�´�の方、特別展を何で知りましたか （１）ポスター・チラシ等・・・・・・・・・・・16％ （２）歴史館のホームページ・・・・・・・・・・20％ （３）新聞・テレビ・ラジオ等・・・・・・・・・4％ （４）広報やまがた・・・・・・・・・・・・・・0％ （５）知人から聞いた・・・・・・・・・・・・・10％ （６）通りがかり・・・・・・・・・・・・・・・42％ （７）その他・・・・・・・・・・・・・・・・・8％ �△諒�、当館をどこで知りましたか （１）旅行雑誌・・・・・・・・・・・・・・・・12% （２）歴史館のホームページ・・・・・・・・・・11% （３）インターネット・・・・・・・・・・・・・24% （４）新聞・テレビ・ラジオ等・・・・・・・・・0% （５）広報やまがた・・・・・・・・・・・・・・0% （６）知人から聞いた・・・・・・・・・・・・・8% （７）以前から知っていた・・・・・・・・・・・12% （８）観光案内所 (駅など) ・・・・・・・・・・17% （９）通りがかり・・・・・・・・・・・・・・・12% （10）その他・・・・・・・・・・・・・・・・・5% ３．歴史館の入館は何回目ですか （１）はじめて・・・・・・・・・・・・・・・・86% （２）２回目・・・・・・・・・・・・・・・・・8% （３）その他・・・・・・・・・・・・・・・・・5% ４．ご覧になられた感想 （１）内容はいかがでしたか 常設展示 �‖臺僂茲�った・・・・・・・・・・・・・48% �△茲�った・・・・・・・・・・・・・・・46% ��ふつう・・・・・・・・・・・・・・・・6% �い弔泙蕕覆�った・・・・・・・・・・・・0% 特別展 �‖臺僂茲�った・・・・・・・・・・・・・34% �△茲�った・・・・・・・・・・・・・・・49% ��ふつう・・・・・・・・・・・・・・・・16% �い弔泙蕕覆�った・・・・・・・・・・・・0% （２）最上義光と最上家について �，茲�わかった・・・・・・・・・・・・・52% �△錣�った・・・・・・・・・・・・・・・45% ��わからなかった・・・・・・・・・・・・2% �い匹舛蕕箸發い┐覆ぁΑΑΑΑΑΑΑΑΑ�2% 〜利用者の声〜 ◎ガイドの方がていねいに説明して下さったので、歴史の流れや最上義光について見方や人柄に触れることが出来ました。 ◎無料は素晴らしいと思いました。 ◎時間がなかったためわからなかった。これだけは知ってほしいみたいなやつがあると旅行の収穫とできると思った。 ◎ボランティアさんのお話が分かり易くきょうみがもてた。また、来たいと思います。 ◎大変丁寧に解説していただき、とても勉強になりました。ありがとうございました！楽しく学ばさせていただきました。刀剣展の際にまた来館させていただきます。本当にありがとうございました。 ◎最上家が天皇の子孫だったことや足利家とつながりあることに驚かされました。伊達政宗の伯父ということも知れたので来てみてよかったです。 ◎ガイドさんがとても良かったです。ありがとうございました。 ◎展示の説明をして頂きましたが、大変詳しく面白く感激しました。 ◎案内していただいて歴史の重みをよく知る事ができました。ありがとうございました。 ◎無料はいいが見ごたえがない。有料でもっと見応えある物にしてみては ◎ボランティアガイドの方の丁寧な説明で最上義光公について詳しく知ることができました。自分でも勉強してまた訪れたいと思います。ありがとうございました。 ◎案内もとても良かったです。無料は大変助かります。ありがとうございました。 ◎このアンケートの設問の仕方が答えにくい。 ◎無料で説明もしていただき、たいへんよかったです。 ◎とてもていねいに説明して頂き、ありがとうございました。とてもいい勉強になりました。 ◎鬼切丸の写真を拝見しに再度参りました。とても格好良く美しい刀で心が満 たされました。ありがとうございました！ ◎映像その他を活用し歴史（山形の）がわかるとよいと思いました。 ◎ありがとうございました。無料なのがうれしいです。 ◎説明文の字が小さい。暗い。 ◎最上家が旧家であること、文化水準が高かったこと、駒姫の悲劇や第３の関ヶ原の戦いなど知った。学芸員の方に当り、こちらの質問にも丁寧に答えてくださった。ありがとう。 ◎雰囲気が良かった。 ◎もっと、ストーリー性を持たせて、解りやすく、強調するところはしっかりポイントを強調してはどうでしょう。最上公を知るきっかけになる展示、施設であって欲しい。 ◎親切に説明して下さって、誠にありがとうございました。 ◎解説の方のお話がとてもわかりやすい。大河ドラマにあわせて、知らなかった最上氏について知ることが出来ました。ありがとうございました。 ◎山形発展の為尽力を発揮された。 ◎方言に満ちたガイドであじわいがあって印象的であった。ありがとうございました。 ◎もう少し展示内容を増やしてほしい。 ◎ガイドの方に詳しく説明して頂き、１人で見学するのではわからない事も知ることができました。最上義光や山形について知らないことばかりでしたが、非常に興味深く、これからもっと勉強していきたいと思います。ありがとうございました。 ◎ガイドのアベ様の人柄にとても義光公を愛する気持ちがでていて、大河ドラマの中での義光公のイメージだけであったが、今後、興味を持っていろいろ調べてみたくなった。無料でガイドしていただき有難い、入館料も無料で、びっくりしました。勉強になりました。 ◎長谷堂城合戦のジオラマ・再現ＤＶＤ等、もう少し「見える化」を取り組まれると分かり易いと思います。しかし、これだけの内容展示が無料とは恐れ入ります。スタンプも充実していてｇｏｏｄ！ ◎山形歴史が少しわかった。良かった。最上、南部、佐竹との関係も理解出来ました。 ◎最近、縄文土器に興味があり、開季中に再度おとずれたいと思います。年表が展示されていますが、印刷物として欲しいのですが、手はないでしょうか？ ◎ボランティアの解説が非常にわかりやすく、知識が豊富で勉強になった。 ◎もう少し、義光後の話も追加して欲しかった。 ◎駐車場があれば良い。 ◎最上家５７万石の大大名とは知りませんでした。 |
(C) Mogami Yoshiaki Historical Museum
【会 期】
平成28年9月14日(水)〜平成29年1月22日(日)
【内 容】
このたび新たに山形市が購入した「三部抄」(最上家親、剣豪小野忠明、勝海舟ゆかりの和歌の参考書)など収蔵資料を中心に最上義光連歌と最上家ゆかりの連歌に係わる資料を7点展示し、最上家の文化水準の高さや連歌師里村紹巴と最上家との係わりなどを紹介しています。
【展示資料一覧】
○「連歌新式」最上義光注/里村紹巴加筆(写本)
○「三部抄」里村紹巴筆(里村玄仍加筆)/伊藤芳夫コレクション
○「紹巴法眼自筆之発句」里村紹巴筆/光明寺所蔵
○「賦何船連歌」最上義光等連歌巻/慶長元年十二月二十五興行
○「何路連歌百韻」慶長二年八月七日興行
○「賦何墻連歌」最上義光等連歌巻/慶長三年卯月十九日興行
○「賦春何連謌」最上義光等連歌巻/慶長五年正月興行/光明寺寄託
【みどころ】
1.『三部抄』��
里村紹巴が最上家親に贈ったときに記した奥書には、家親を「義光の三男」と記しています!!通説では家親は義光の二男です!!
2.『三部抄』��
里村玄仍(紹巴の息子)が記したもう一つの奥書には、剣豪で有名な小野忠明(御子神典膳)が家親にお願いしてゆずってもらったことが記されています!!忠明は一刀流を引き継いだ剣の達人です!!徳川秀忠に剣を教えていた人物だから、秀忠に仕えていた家親も一刀流を習っていたかもしれません!!
3.『三部抄』��
本資料には「勝安芳」というハンコがおしてあります!!「勝安芳」って誰だろう!?そう!!勝海舟のことです!!ハンコは勝が自分のモノであることを示すためにおした蔵書印です!!この本は最上家親→小野忠明…そして勝海舟も持っていました!!
≪最上家とみやびの文化≫
最上義光は連歌が得意な武将です。連歌は、都の貴族や知識人たちが行っていた“みやびの文化”を象徴する文学的な遊びです。細かいルールと古典の知識、そして文学的な才能を必要とするため、戦を生業とする武士たちはあまり得意ではありませんでした。義光が残した連歌は現在33巻248句確認されています。戦国武将のなかではトップクラスです。また、当時一流の文化人ばかりが集まった連歌会にも参加しています。このことは義光も同レベルの文化人として認められていたことを証明しています。さらに驚くべきことは、難しい連歌のルールを自分で一冊の本にまとめてしまったことです。義光は連歌の知識と才能が豊かな文化人としての一面も持っていた武将だったことがわかります。
また、このたび新たに山形市が購入した「三部抄(さんぶしょう)」は、義光の連歌の師匠である里村紹巴が義光の二男(※「三部抄」では三男)家親の依頼によって書き記した和歌の参考書です。父義光だけでなくその子どもたちも一流の文化人たちと交流し、文学的な活動を積極的に行っていたことを証明しています。