最上義光歴史館

企画展「妖怪博覧会」 大手町会場 
〜 もののけ、その歴史と物語 〜

妖怪は「もののけ」ともいい、古来より様々な伝説がうまれ文学や美術の世界でも取り上げられました。いにしえの武士たちにも、もののけとゆかりの逸話が数多く残っています。最上家には重代の宝刀として平安時代の名工伯耆の安綱が鍛えた「鬼切」の太刀が伝来していました。「鬼切」の号の由来は、大江山の酒呑童子を退治したとか、牛鬼や茨木童子などの鬼退治に使用されたためといわれています。
このたびは山寺芭蕉記念館と共同で開催し、妖怪や異界が江戸時代から現代に至るまでどのように表現されているか、非日常の摩訶不思議な造形をご紹介します。

1鬼と武将
2妖怪繚乱 ― 妖怪の表現 ―
3地獄ってどんなところ? ― 地獄めぐり ―

▼1 主  催  
公益財団法人山形市文化振興事業団

▼2 共  催
山形市

▼3 会  期
令和7年7月2日(水)〜 10月13日(祝/月)

▼4 会  場
最上義光歴史館 (山形市大手町1-53) 第一展示室北側展示ケース

▼5 開館時間
午前9時から午後4時30分まで 

▼6 入 館 料
無 料
企画展示 「最上家とみやびの文化」




【会 期】
平成28年9月14日(水)〜平成29年1月22日(日)  

【内 容】
このたび新たに山形市が購入した「三部抄」(最上家親、剣豪小野忠明、勝海舟ゆかりの和歌の参考書)など収蔵資料を中心に最上義光連歌と最上家ゆかりの連歌に係わる資料を7点展示し、最上家の文化水準の高さや連歌師里村紹巴と最上家との係わりなどを紹介しています。
  
【展示資料一覧】
○「連歌新式」最上義光注/里村紹巴加筆(写本)
○「三部抄」里村紹巴筆(里村玄仍加筆)/伊藤芳夫コレクション
○「紹巴法眼自筆之発句」里村紹巴筆/光明寺所蔵
○「賦何船連歌」最上義光等連歌巻/慶長元年十二月二十五興行
○「何路連歌百韻」慶長二年八月七日興行
○「賦何墻連歌」最上義光等連歌巻/慶長三年卯月十九日興行
○「賦春何連謌」最上義光等連歌巻/慶長五年正月興行/光明寺寄託
   

【みどころ】
1.『三部抄』��
里村紹巴が最上家親に贈ったときに記した奥書には、家親を「義光の三男」と記しています!!通説では家親は義光の二男です!!



2.『三部抄』��
里村玄仍(紹巴の息子)が記したもう一つの奥書には、剣豪で有名な小野忠明(御子神典膳)が家親にお願いしてゆずってもらったことが記されています!!忠明は一刀流を引き継いだ剣の達人です!!徳川秀忠に剣を教えていた人物だから、秀忠に仕えていた家親も一刀流を習っていたかもしれません!!



3.『三部抄』��
本資料には「勝安芳」というハンコがおしてあります!!「勝安芳」って誰だろう!?そう!!勝海舟のことです!!ハンコは勝が自分のモノであることを示すためにおした蔵書印です!!この本は最上家親→小野忠明…そして勝海舟も持っていました!!





≪最上家とみやびの文化≫
最上義光は連歌が得意な武将です。連歌は、都の貴族や知識人たちが行っていた“みやびの文化”を象徴する文学的な遊びです。細かいルールと古典の知識、そして文学的な才能を必要とするため、戦を生業とする武士たちはあまり得意ではありませんでした。義光が残した連歌は現在33巻248句確認されています。戦国武将のなかではトップクラスです。また、当時一流の文化人ばかりが集まった連歌会にも参加しています。このことは義光も同レベルの文化人として認められていたことを証明しています。さらに驚くべきことは、難しい連歌のルールを自分で一冊の本にまとめてしまったことです。義光は連歌の知識と才能が豊かな文化人としての一面も持っていた武将だったことがわかります。
 また、このたび新たに山形市が購入した「三部抄(さんぶしょう)」は、義光の連歌の師匠である里村紹巴が義光の二男(※「三部抄」では三男)家親の依頼によって書き記した和歌の参考書です。父義光だけでなくその子どもたちも一流の文化人たちと交流し、文学的な活動を積極的に行っていたことを証明しています。
■名称 
企画展示「四季の彩り」

■会期 
会期/平成24年10月16日(火)〜平成25年1月14日(月)

■内容
当館の収蔵資料から、日本の四季の情景が表現されている屏風や杉板戸を展示しています。幸福のイナゴ伝説がある「すすき図」、山形城主秋元家伝来の狩野玄也作「四季花鳥図」、そして伏見城から移築された可能性が指摘される山形城の杉板戸を公開しています

■公開資料
山形城御殿の杉板戸「松図」
紙本著色「四季花鳥図屏風」 狩野玄也筆 (山形県指定有形文化財)
紙本金地著色「薄図屏風」 (山形市指定有形文化財)





金小札紫糸威最上胴丸


■名称 
企画展示「武士[mononofu]の晴れ姿」

■会期 
会期/平成24年7月17日(火)〜10月14日(日)

■内容
当館の収蔵資料から、合戦図を通じて武士の晴れ舞台である戦の様子を紹介し、武士の晴れ着と称される甲冑を展示して、武士の晴れ姿を演出します。
館だよりで話題の「大坂夏の陣図(通称:最上屏風)」の模写の模写!?も間近で見学できます!!

■公開資料
木曽義仲最期図・屋島合戦図屏風  六曲一双
那須与一射扇図屏風(未完) 青山永耕筆  六曲一隻 
大坂夏の陣図 一面
(参考)大坂夏の陣図  二曲一隻
金小札紫糸威最上胴丸  一領
六十二間筋兜鉢(伝氏家尾張守光棟着用)  一頭
紫糸威伊予札佩楯(伝氏家尾張守光棟着用)  一点
鉄錆地三枚筒臑当  一点
鏃(最上家伝来)  一本
弓矢  一式
箙と空穂  一式
火縄銃  二挺
馬印(纏)   一本
甲冑 黒糸威二枚胴具足  一領
甲冑 黒漆塗二枚胴具足  一領
甲冑 紺糸素懸威二枚胴具足  一領
企画展示 武将のみやび−山形の名作屏風−

会期 平成27年9月16日(水)から平成28年1月18日(月)まで

歴史館が収蔵している山形の名作屏風三点を展示しています。季節の草花、美しい鳥達など、山形の武将たちが愛でた、みやびの世界をどうぞご覧ください。

�� 四季花鳥図屏風
山形県指定有形文化財
桃山〜江戸時代
作者/狩野玄也

�� すすき図屏風
山形市指定有形文化財
江戸時代前期
作者/不明 

�� 葡萄棚図屏風
山形市指定有形文化財
桃山〜江戸時代
作者/不明 

この期間でしか見ることのできない山形自慢の名品屏風です。お見逃しなく!
■企画展示
「自然のかたち―所蔵名品障壁画―」
 
■会期 
2018年9月12日(水)〜2019年1月20日(日)

■ごあいさつ
 障壁画とは、襖・障子・杉戸・天井など、室内を飾る絵画の総称です。奈良時代に始まり、平安時代に寝殿造りの成立とともに発展し、特に桃山時代から江戸時代初期にかけて、装飾性に富む豪華な作品が多く生み出されました。描かれたモティーフは、多くの場合、四季や物語の場面を表す役割を担っています。
 本展示では、最上義光歴史館所蔵品のうち山形ゆかりの障壁画3点を展示しています。動物や草花などにみる自然の造形美をどうぞご覧ください。

■出品一覧
1 ≪薄図屏風≫江戸期/紙本金地著色/各149.7×352.0cm/山形市指定有形文化財(絵画)
2 ≪四季花鳥図屏風≫桃山〜江戸期/紙本著色/各153.0×357.8cm/狩野玄也筆/山形県指定文化財(絵画)
3 ≪山形城御殿杉戸絵(松図・鶴図)≫桃山時代/板画著色/画面 各161.5×120.0cm 全体 各175.8×131.5cm
※2018年9月12日(水)〜11月11日(日)までは松図、11月13日(火)〜2019年1月20日(日)までは鶴図を展示いたします。