村山ブロック活動報告 「ワールドカフェ~広がる社会福祉士ネットワーク~」&赤い羽根共同募金
・10月19日(土)、やまぎん県民ホール前にて赤い羽根共同募金活動を実施しました。また、山形市総合福祉センターでは「ワールドカフェ~社会福祉のネットワーク~」をテーマにしたイベントを開催し、参加者は日常の課題を振り返りながら、つながりについて深く考える充実した時間を過ごしました。
・イベントの中では、いくつか印象的な発言が飛び交いました。「社会福祉士はクライエントの権利を擁護するために戦う武器であり、その刀は常に研ぎ続けなければならない」「社会福祉士は家族や社会とのつながりを築き、修復する役割を持つ」「非専門職の人々とのつながりを育む必要があり、最終的には専門職の存在に頼らなくても、自然とつながりが生まれる社会が理想だ」など、ミクロ、メゾ、マクロの視点で社会福祉の役割を再確認する場となりました。
・社会福祉士会への入会する意義や社会福祉士をどう活用するかなど、今年度入会された方々からも積極的なご意見を頂き、大変充実した会となりました。
(最近では、孤立や地域のつながりが希薄化する中、社会福祉のネットワークはますます重要な課題となっています。特に高齢化や都市部の過疎化が進む中で、地域住民同士のつながりや共助の仕組みが再構築されなければ、支え合いが難しい状況が広がりつつあります。そうした背景を踏まえ、このワールドカフェは、私たちが地域社会の未来をどう築いていくかを再確認する絶好の機会となりました。)
・イベント終了後は、山形駅前にある「北野水産」で懇親会が開かれ、参加者たちは和やかな雰囲気の中、これからの課題やアイデアを自由に語り合いました。
「今後もこのような交流会を企画いたしますので、お気軽にいらしてみてください。
お待ちしております。」
庄内ブロック活動報告 「社会福祉士」を学ぶ研修会・交流会 赤い羽根共同募金
★秋晴れの10月5日土曜日午前中は酒田イオン南店にて赤い羽根の共同募金活動を実施
★午後からは酒田市社会福祉協議会を会場に、研修会・情報交換会(参加者17名)を実施しました。内容は非会員の方も含めて山形県社会福祉士会の概要(研修体系等)説明・活動紹介・独立型社会福祉士(菅原千佳さんの講話)のお仕事についてなどです。情報交換会では現役会員から非会員さんにむけて、社会福祉士会に入会する利点、意味、基礎研修から成年後見研修への道筋など様々な情報をお伝えする機会となりました。当会大江理事長からもご挨拶と当会の概要の動画を作成していただき、なかなか総会等に出席できない会員にとっても良い機会となりました。非会員さんも3名参加があり、興味を持ってもらったことは意義のあることだったと思います。是非入会をお待ちしております。
★夜は酒田市ミライニにあるル・ポット・フ―で懇親会を開催。記憶では5年ぶりくらいの懇親会でした。来年はぜひ鶴岡でも開催したいと思いながら楽しい時間を過ごしました。
令和6年度 市町村職員等高齢者虐待防止情報交換会「初任者研修」を開催いたしました。
山形市JA協同の杜を会場に、集合研修並びにZOOMでのオンラインによるハイブリッドにて開催いたしました。
はじめに山形県健康福祉部高齢者支援課の井澤様より、県内の高齢者虐待の状況報告いただきました。
その後の講義では「高齢者虐待対応の基礎知識」から「模擬事例を通して学ぶ~虐待対応のポイント~」として事例をもとに4~5人のグループワークで高齢者虐待対応の対応手順を確認しました。
①初動期段階・通報受理から ②事実確認(訪問)③対応段階(その後の支援)のワークからディスカッションに取り組み、他の市町村の対応や自分の現在対応している事例などを報告しあい、現在苦慮している対応について共有しました。
集合型研修では、サポーティブな雰囲気の中で発表者の方への称賛の拍手が印象的でした。オンライン研修でもスムーズで活発な意見交換がなされておりました。
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高齢者権利擁護部会は、ファシリテーション能力、プレゼンテーション能力の向上を目指し、情報収集から言語化、構造化に対し、自主研修や外部研修の積極的な参加をもとに、効果的な助言ができるよう研鑽しております。
※ 1月には「現任者研修」としてより実践に即した「事例検討会」を予定しております。
本日参加くださった皆様ありがとうございました。(講師、ファシリテーターの皆様、大変お疲れさまでした。)
高齢者権利擁護担当理事 菅 東洋