週間天気予報では心配だったH様邸の土台入れ。
以前から組んでいた予定でしたが、
狙ったかのような快晴(^^)
大工さんが各現場から集まったこの日、
一気にきれいな土台が組まれていきました♪
最後はしっかり養生をして、建て方に備えていきます。
週間天気予報では心配だったH様邸の土台入れ。
以前から組んでいた予定でしたが、
狙ったかのような快晴(^^)
大工さんが各現場から集まったこの日、
一気にきれいな土台が組まれていきました♪
最後はしっかり養生をして、建て方に備えていきます。
一般的な家の大きさを考えると、
多くの場合、最低30坪は必要と思われていますが、
個人的には、4人家族想定までは25坪あれば十分だと考えております。
実際にTarukenでは、25坪~27坪位の大きさの家を建てさせていただくケースが非常に多くあります。
25坪あれば、子供部屋もそれぞれ設けられますし、
LDKもゆったりつくる事も出来ます。
結果、不便のない満足した暮らしが出来るのですが、
とはいっても、
最初から全員が25坪前後の家を希望して
Tarukenにいらしているのではなく、
最初は30坪位のイメージから始まり、
話をしていく中で、25坪前後という広さに着地されていく方が多いイメージです。
そして、プランのご提案をさせていただく際には、
みなさん納得の間取りが完成していきます。
これは、生活の動線を楽にするだけではなく、
コスト面においても重要なポイントになります。
日常生活でも多く感じる部分だと思いますが、
食品・ガソリン・電気など、
生活で必要なさまざまなものが大きく値上がりしていますよね。
これは住宅でも同じことで、
現在家づくりに関わるものすべてが値上がりしていっております。
かといって、それに伴い私たちの所得も比例して上がっているかというと、
決してそうではないのが現状ではないでしょうか。
という事は、昔と同じ考えで家の大きさや間取りを考えてしまうと、
その分家づくりが生活の負担になってしまうという事になります。
という事で、今回はコストを抑えながら
カッコ良くて住み心地の良い家づくりをしていくために、
乗り越えるべき2つの壁についてお伝えしていきたいと思います。
言い換えるなら、この2つの壁をクリア出来れば、
人に自慢したくなる家を手に入れることが出来るので、
ぜひご参考にしていただければと思います。
■収納が少なくなるのではないか?
まず1つ目の心理的な壁がこれです。
家を小さくすれば、
必然的に収納も少なくなってしまうのではないか
と考えてしまうのが当たり前ですからね。
しかし、家を小さくする場合でも
実は収納を減らす必要は全くありません。
例えば35坪から25坪まで縮めるとなると、
10坪(=20帖)何かを削ることになるのですが、
まずは「平屋」で考える事が重要です。
そうすることによって真っ先に削ることができるのが「階段」です。
平屋にするなら階段はそもそも必要ないものですからね。
そうすると、実はこれだけで2坪(=4帖)も削ることが出来ます。
また、平屋にすればトイレも1つでいいし、
設計によって無駄な廊下もほとんど削ることが出来ます。
そして、これによってさらに2坪(=4帖)削ることが出来ます。
さらに、平屋になれば全ての部屋と収納が1階にあるため
2階建てのように余分な部屋を1階につくる必要がなくなります。
結果、部屋1室分、3坪(=6帖)を削ることが出来ます。
この他、寝室もただ寝るだけと考えるなら6帖もあれば充分だし、
子供部屋も部屋そのものは4.5帖ずつあれば充分なので、
おそらくこれらを削ることによって
3坪(=6帖)ほど小さく出来るのではないかと思います。
そして、これら全てを合わせると10坪(=20帖)削れるという事になります。
では、この中に「収納」は含まれていたでしょうか?
■住みにくいのではないか?
そしてもう1つの心理的な壁が、
家が小さくなれば住みにくくなるのではないかということです。
しかし、これに関しても全く心配はありません。
先程お伝えしたように
まず「収納」不足に困ることもなければ、
平屋にすることによって家事時間がグンと短縮されます。
洗濯に関しては1階2階を行ったり来たりする必要がないし、
掃除に関してもルンバを昼間動かしていたらそれで済むからです。
また、子供部屋が1階にあることによって
子供たちに自分の部屋を活用してもらいやすくなるため、
そもそもリビングが子供のモノでごった返す可能性がグンと低くなります。
お子様が小さい内は、リビングにおもちゃなども散乱しやすいですが、
子供部屋が1階にあれば、片付けも苦になりませんよね。
この他、Tarukenでは「中庭」をつくることが多いのですが、
これによって明るさや開放感も高まれば
プライバシーも担保されるため格段に居心地が良くなりますし、
なにより光や空を感じながら生活することが出来ます。
いかがでしょうか?
実際に家をコンパクトにしても、
収納スペースは変わらず確保できますし、
住み心地も逆に良くなりますよね。
という事で、
これからもますます不安定な生活環境の中で、
生活の負担になってしまうような家づくりではなく、
本来の目的である家族のための家づくりだという事を忘れず、
まず家の大きさについてから考えてみていただければと思います。
Tarukenでは、あっと驚くような間取りや外観のご提案をさせていただきますので、
ご興味ある方はぜひお問い合わせ下さい。
前回ご紹介させていただいたストーン調外観のY様邸。
今回は、外観からは想像できない開放的な室内の一部をご紹介させていただきます。
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『内観』
基礎工事と合わせて給排水内外部配管も順調に進んでいるH邸。
今日は、職人さん不在の静かな現場でしたが、
不在でもきれいな現場は気持ちがよいですね(^^)
私たちが置かれている生活環境において、今まで常識だったものから
時代の変化と共に、自然と変化をしているものが多くあります。
一つ例を挙げると、『貯金』です。
今では信じられませんが、
1955年~1973年あたりの高度経済成長期と呼ばれる時代には、
預金金利が5%や6%という高金利の時がありました。
仮に100万円を一年間貯金していた場合、
一年間で5万円以上利息がつくというという時代でした。
しかし今はゼロ金利時代ですので、
金利も0.001%や0.002%になっており、
同じく100万円を貯金していても10円や20円しか利息がつきません。
貯金をしていても、
資産が増える時代はもう終わってしまっているという事です。
そんな中で、今はつみたて投資をしながら税制優遇を受けられる
つみたてNISAやiDeCoが普及してきていますよね。
世の中の常識が、
貯金から積み立て投資へと変わってきているという事ですね。
では続いて、家づくりの常識について考えてみましょう。
■2階建てという常識
家づくりに関してさかのぼって考えてみると、
住宅ローンが一般的に利用できるようになった1950年代から、
1990年代のバブル崩壊までの間、国の政策の後押しもあり
着工棟数は急速に増えていきました。
そして、この時に普及していった住宅が
公団住宅であり、ハウスメーカーの商品住宅です。
コストと工期の圧縮を可能にした大量生産型の家が普及した時代ですね。
その中でも多かったのがよく見る総二階建ての戸建て住宅です。
こちらもコストと工期を抑えられる1つの家づくりの形になります。
家族間でのプライバシーを考慮した、
1階はリビングがある団らんスペース、
2階が寝室などのプライバシーなスペースというのも、
人気が出たその時代の新しい考え方だったのではないでしょうか。
ですが、今もなお多く建てられている高度成長期以降に急速に普及した商品住宅は
現在の私たちにとっても暮らしやすいものでしょうか?
■昔よりも長期的な視点で考える
昔と今を比較するとさまざまな事が変化してきています。
そういった観点から、
時代に合わせて家のカタチも見直すべきではないでしょうか。
例えば、家は2階建てが一般的な常識ですが、
長寿化しつつある現在、
そこに50~60年住む可能性が高いことから
ホントは平屋にすべきではないでしょうか。
子供たちはやがて家を出ていく事が多いですし、
歳をとれば足腰も弱ってきて2階に上るのが大変になる可能性が高く、
そうなれば2階につくった部屋は使わない無駄な部屋になってしまうからです。
また、子育て期間中のことを考えても
子供部屋が1階にあった方が確実に使い勝手が良いと思いませんか?
1階に子供部屋があれば、
わざわざ2階まで荷物を持ち運びしなくていいので、
自分の部屋に荷物を片付けてもらいやすくもなります。
また掃除や家事動線の面で考えても、
2階建てよりも平屋の方が圧倒的にスムーズに行う事ができるでしょう。
という事で、
これまでの時代に沿ったままの常識に従うのではなく、
これからの時代に合わせた考え方のもと
家づくりに取り組んでいただきたいと考えています。
そんな家づくりが出来れば、
本当に暮らしやすく、
普段の生活にちょっとした不満を感じない
充実した日々を送ることが出来ると思いますので。