長井おひさま発電所
長井第2おひさま発電所
いわき・おひさま発電所
南相馬おひさま発電所
野川3号幹線小水力発電所
いよいよ、飯豊に雪の季節がやってきました。
まだまだ、まとまった積雪はありませんが、
朝の作業は、気温がマイナスの中、始まります。
今年は、インフルエンザも例年より流行が早まっていますので、
作業員のみなさんは、体調管理や事故・ケガにくれぐれもお気を付けください。
それでは、工事の進捗状況です。
<2019年11月12日>
原料槽
第1発酵槽
第2発酵槽
貯留槽
<2019年11月16日>
原料槽
第1発酵槽
貯留槽
<2019年11月20日>
第1発酵槽
第2発酵槽
貯留槽
<2019年11月25日>
第1発酵槽
貯留槽
<2019年11月26日>
原料槽
第1発酵槽
第2発酵槽
<2019年12月4日>
原料槽
第1発酵槽
貯留槽
<2019年12月7日>
第1発酵槽
第2発酵槽
貯留槽
12月7日の写真では、とうとう現場に雪が…。
次回の進捗状況のお届け時には、
現場はすっぽりと雪に覆われているかもしれませんね。
長井おひさま発電所にて、太陽光パネルのドローン点検を実施しました。
今日は、やや肌寒いですが、お天気も良く、ほぼ無風で
ドローン撮影には好条件です。
ドローン点検は、今回が初めて。
株式会社CSD様(撮影は、株式会社CIA様)にお願いしました。
点検では、ドローンによるCCD可視光と赤外線による撮影を行い、
異常のあるパネルを抽出してくれます。
それぞれのカメラを搭載した2機で撮影開始です。
まずは、CCD可視光カメラ搭載のドローンから離陸。小型です。
ドローンは、10~15メートルくらいの高度で飛ばすそうです。
ドローン操縦とパネル確認の二人一組で点検していきます。
続いて、赤外線カメラ搭載のドローンが離陸。
先程のドローンより、若干大きめです。
通常、赤外線カメラは白黒で、異常部分が白く映るのですが、
こちらの赤外線カメラはカラーなので、温度分布がわかるのだそうです。
バッテリーは15分ほどしかもたないので、
撮影中は何度も交換&充電が必要です。
約2時間で、点検を終了しました。
およそ10日後に結果が届きます。
自分の健康診断のようにドキドキしますね。
CSDとCIAのみなさん、お疲れ様でした!
2019年11月5日から8日にかけて
ながめやまバイオガスプラント視察会を開催しました。
まだまだ建設途中ですが、降雪前に
原料・副原料提供業者様、県担当各署様、飯豊町様、銀行様、
地元関係者のみなさまに見ていただき、今後ますますのご協力をお願いしたい考えです。
11月5日の初日には、県農政企画課様、置賜総合支庁環境課様、
飯豊町議会様、荘内銀行様にお越しいただきました。
まずは、原料槽から。
ここは、原料提供業者の畜舎から、直接パイプラインで送られてきた牛ふんが
集まるところです。
現在、本体の約2/3が地中に埋まっていますが、直径11m、高さは4mあります。
今後更に埋められ、最終的に地上に出る部分は10~20センチのみになります。
次に、第2発酵槽。
第1発酵槽で、牛ふんと副原料(食品残渣)を混ぜ合わせながら
約40℃で発酵させたものを、第2発酵槽では約55℃で発酵させ、
減菌効果と有機物分解率の向上を図ります。発酵期間は、2槽あわせて約45日間です。
大きさは直径16m、高さ6m。あまりの高さに足がすくみます。
真ん中にある漏斗状のものは、屋根を支える柱です。
第1発酵槽は、工事の都合上、外観のみの視察でした。(写真は、第2発酵槽より撮影)
大きさは、直径26m、高さ6m。
この上にメタンガスを溜めるガスホルダーが設置されます。
続いて、貯留槽。
発酵した消化液を固液分離機で分離後、消化液を保管する槽です。
50mプール2つを重ねた大きさに匹敵する貯留槽は、
縦44m、横33m、高さ6mにもなります。
飯豊町が一望できる眺望と屋上の広さの活用については、
今後の検討課題の1つとなりそうです。
貯留槽の南側部分では、コンクリート打設の真っ最中でした。
最後に、原料提供業者の田中畜産様のご厚意で
田中畜産様の畜舎も見せていただきました。
畜舎は木造で、牛ふんを収集しやすいよう施された、素晴らしい造りでした。
それぞれの施設で、質問が次々に飛び交い、みなさんの期待の高さが感じられた
今回の視察会。
来年の稼働が待ち遠しい反面、バイオガス事業を軌道に乗せる重要さを
ひしと感じたひと時でした。