獅子宿

「只であげるから」と言われると、人によってその反応が違うと言う事を実感しました。一万五千円で制作していただいたこの看板。獅子舞が終ったら用済みと言う事で頂く事になりました。しかし長さ4メーター幅1メーターはあろうかと思われる看板。軽トラックでもあれば楽チンにゲットできるものの・・・私めは枠をはずして布の部分だけもって帰ろうと。しかしお母さんの発想はそうではなかったのです。甘い!完品で持って帰る!とばかりワンボックスの車に押し込みだしました。あらららはいっちゃった!しかし運転席まで看板が肩肘張って、どうだ!とばかりとえばってます。しかもお兄ちゃんも同乗し一時間の帰路であります。看板が邪魔で頭が上げられない状態。ところが、とあるお母さんは、あのまま涼しい顔で帰っていってしまったのであります。私の発想では到底真似のできない事でした。すばらしい! えくぼのすごいトコでもあります。不可能を可能にする女性の発想はすごい!
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新しいチェーンソーの歯はスパスパ切れて見てても気持がいいね!これから寒くなる季節は割れにくく乾燥も緩やかだからいいね。でももうすぐ雪が降ってきますよ。朝、西山の頂上に白いモノ発見しました。あの白いモノは何だろう?桜かツツジが地震でトチ狂って咲きだしたのかな?まさかあれは毎年冬になると空から落ちてくる冷たいものなのでしょうか!えーっ!

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先代のお獅子がすごく重くて大変で、やはり軽量化を依頼されました。そもそも10�繕瓩�あったでしょうか。このぐらい重いと獅子舞をするにも命がけですね。一昨年こちらのお祭りに招待され見に行った時、最後の見渡しをするようなところで獅子が突然ぶっ倒れたかのように崩れたのを覚えています。重さに耐え切れなかったのでしょうか。獅子の振り手が限界だったようです。日頃重たい物なんて頭より上に乗せたり、持つ事だってしない現代人ですから腕力も無くなったんでしょうね。見物人も「あーーぁ」なんていってがっかりして帰っていきました。
ということでこの獅子は絶対軽量化しなくてはね。でも、よーく考えるとこの獅子の重さは伊達に重くしているのではなく、ちゃんと「通過儀礼」のための試練として重くしているのではないだろうか。わざと重い獅子を振らせる事によって獅子舞を苦行と考え、村を回って厄払いをする。若者がそれを無事立派に成し遂げる事によって初めて一人前として認められたと考えればその重さも納得するすると思いませんか。それとも逆に若者があんまり暴れるから獅子を重くして抑制しているのかもしれませんね。今日は顎と耳を別に、頭だけ一キロも減らして4.6キロに減量しました。まだ重いかなー。顎が一枚板みたいになっていて、長井の獅子の顎のように腕を入れ込む空間がないのです。獅子が重いので右手を獅子頭についている取っ手を持ち、左手で顎を支えるように持って肩に顎の端を乗せるらしいんです。振り方によって頭に乗っける場合もあるらしいとか。重い獅子もこうすれば舞う事ができるんですね。長井の獅子もこういう振り方を応用できますね。天井が低い拝殿の中とかね。はかりにぶら下げられたお獅子はでっかいマグロの頭みたいですね。マグロの獅子頭なんてのも面白いかもねぇ。
買い物の後にココアソフトクリームを試食。ココアの味が希薄で何じゃコリャでありました。私が小さい頃は近くの「みよしの食堂」で真白いソフトクリームが何よりのデザートでした。メッキでぴかぴかのスタンドにのってやってくると大喜びで頂きました。ちびりちびりともったいなく舐めると舌の後が残って、左官やさんが壁塗りしているようで面白がって造形していた覚えがあります。夏なんか下のコーンの部分にアイスが融けだして底からしみ出して来て大騒ぎしたりしてね。パパイヤソフトとか牛乳ソフトとか抹茶ソフトとかあの手この手で我が親子を誘惑しています。
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耳がついて下あごもあわせてみました。耳も目も眉毛も鼻もぜーーんぶ大きい造作ですね。柳で制作してますがだんだん硬くなってきてます。チェーンソーが跳ね返ってきます。新しい獅子は古い獅子より軽量化しなくてはいけないのですが、難しいですね!形をそのままに再現して見えないところを薄くする訳です。眉毛の中は彫れないし鼻もいっぱい詰まっているし、ほっぺもパンパンなんですよ。・・・・
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警護掛かりは五回やるべと意気込んでいましたが、残念ながら時間切れで三回で入りました。最後は師匠の荒獅子が暴れました。警護の方が耐え切れず地震による家屋倒伏のようにぶっ倒れてしまいました。今回は男女二人の警護掛かりが並んでの新しい形でやってみました。どちらにかかるかもすごい緊張感があったんじゃないかな?観客の反応は獅子の中でも感じましたがすごく良かったようでしたよ。わーーって歓声が上がったりして。ちょっとは長井の獅子舞の面白さを紹介できたんじゃぁないかな。階段登りでも獅子が振り返ったときに合わせて拍手が出たりして、お客さんのリアクションも最高でしたよ。今シーズンはこれで最後かと思ったらなんかとある施設への慰問の獅子舞の話も出てきたよ。どうやら、えくぼのオフシーズンはまだまだのようですぞ。